
カルマンギアのテールライトレンズは、左右ともに上のネジ穴が破損していました。壊れやすいところなんでしょう、きっと。
ということで、外して補修してみます。右のレンズを外してみると、内部に取れた部分が入っていました。しめた~!これは修理が簡単になります。で、左も外しにかかりましたが、こちらは何も入っていませんでした。柳の下に・・・ってやつですね。写真を見るとわかるように、止めていたねじはまたしても鉄板ビスです・・・どんだけ鉄板ビス好きなのか・・・
右側のレンズは、取れた破片をプラリペアで接着して欠損部を埋めれば完成です。簡単ですね。プラリペアは、プラスチックの接着ではエポキシより強力で強度が出ます。お勧めです。
簡単にできたので、気を良くしてメッキ部分を”レストアの友”ラビングコンパウンドで磨きました。結構きれいになって大満足!
次は左側ですが、破片がないため4mmの穴が開いたプラチューブを見つけて来てプラリペアで穴埋め接着します。チューブにネジを入れてチューブを仮接着して位置決めし、そのあとで隙間を埋めていく作戦でうまくいきました。プラリペアは金属にはくっつかないので、ネジの頭が良いガイドになりました。
表側もプラリペアを肉盛りし、硬化後にカッターとドリルで形を整えました。かなり満足の出来です!プラリペア恐るべし!
プラリペア部をプラカラーの赤色で塗ったのですが、レンズの色は暗い赤なので色が合わず、黒を混ぜてみたら茶色になりましたが、構わずに塗ってみました。ちょっと離れればわからないので、私的にはこれでOKです!
これで中古のテールレンズをヤフオクでポチっとな!としなくて済みました。プラリペア様様ですね~♪早く取り付けてみたいです!
あ、今回チャレンジして判明したプラリペア裏技を紹介しておきます。プラリペアの溶剤(メチルメタクリレート)を、経年劣化で生じた細かいひび割れに塗ると、ひび割れに溶剤が浸透してひび割れが見えなくなります!ただし、ヒビに液が入ったら表面に残った液はすぐに拭きとることが肝心です。効果がどのくらい続くかは不明ですが、チャレンジする際には”ダメ元”でやってみてください~!
Posted at 2023/10/23 00:09:08 | |
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カルマンギア | 日記