
左の写真のようにカルマン君のドア内側掃除~錆止め処理~ビニール張りまで来ていましたが、ようやく内張を張りました!
ドアの内張は、元々カルマン君に鉄板ビスで固定(!)されていたものを再使用しようと考えていました。鉄板ビスの穴は黒いコーキングでごまかし、朽ち果てそうなべニア板は3mm厚のSPF板を切り出せばいいと思っていたんです。しかし、某海外オークションで格安リプロ内張を見つけ、思わずポチってしまったのでした。それをただ装着すればいいだけですので、これは楽勝ですね!(←最初はそう思っていましたが・・・)
リプロのドア内張はドアハンドルとウインドウクランクの穴の処理がされていないので、内張に切込みを入れて穴をあけ、接着剤で折り返しを接着処理しました(下写真)。
その後、取付クリップ用の穴にクリップを入れていきます。地道な作業です・・・ クリップの向きはドアの穴に合わせて変えますが、基本的に穴に入る部分が外側に来るようにセットします(下写真は方向が逆になっているものが多いですね)。
このクリップをドアの穴に押し込んで固定すればいいわけですが、そうは簡単にはいきませんでした。地雷をことごとく踏んで、何回も内張のクリップを外す羽目になりました。
✓ 地雷1:内張を取り付ける時に、最初にアームレスト裏の金具をドアのフックにかける必要あり→忘れて取り付けて後で思い出して途中まではめたクリップを全部外してやり直し!
✓ 地雷2:ウインドウクランクのシャフトにスプリングを入れてから内張を付ける→これも忘れて組み込み、一部のクリップを再度外してスプリングを入れた。
✓ 地雷3:内張の真ん中付近のクリップ2個は、最初に入れておく→最後に押し込めば入るだろうと思ったが、入らないのでクリップを半分外して真ん中のクリップを入れてから再度周りのクリップを入れた。下の写真をよく見ると、ウインドウクランク下のモールが盛り上がっていますが、真ん中の2個のクリップが入っていないとこうなります・・・
✓ 地雷4:これは「あるある」ですが、最後のクリップがずれて穴に入らない!→クリップを曲げて力業で装着(当て金を当ててハンマーで叩く!)
ヒーヒー言いながら何とか装着できたのが下の写真です。良い感じにドアの金具が付きました!これで運転席側終了。ふ~~~~
助手席側は、ちょっとコツがわかったので比較的スムースに装着できましたが、相変わらず最後のクリップは力業で入れる羽目になりました。リプロパーツの精度のせいにしておきましょう!
出来上がりを見ると、ちょっと高くても純正内張のリプロ品を買って正解だったと思います。前から付いていたやつは純正と違うデザインでモールも付いていませんでしたし、裏板をSPF板から切り出すにしても、クリップ用の穴あけをしたりしなくてはならないので結構手間がかかりそうですからね。
これで内装もだんだんクルマらしくなってきました~!今回は見た目がかなり良くなったのでなんか達成感がありますねえ~
しかし、修理はまだまだ続く・・・
Posted at 2024/06/05 00:17:10 | |
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カルマンギア | 日記