
今日は雨なので、ブログを書いてみます。晴耕雨読ならぬ「晴修雨書」ですね。「修」はもちろん修理です!
以前、リアバンパーステーの車体への取付穴を発掘しましたが(左写真)、右側は発掘できていませんでした。右側の裏を探るとボルトが残っており、ボルトが折れ残っているのでした。裏からボルトを押し出そうとしましたがうまくいかず、表から発掘アプローチです。リアバンパーの小修整のため、バンパーを再度外したのでこの機会にやっつけてしまいます。
左側とだいたい対称な場所から発掘スタートしました。時計ドライバーでパテを掘り進めるとパテが2~3mmも盛られています。下の鉄板はあまり錆びていないようなのになぜ???折れたボルトらしきものが見えてこないので、勘で(!)発掘を続けると、ついに折れたボルトを発掘!下の写真の青矢印がボルトで、黄色矢印が発掘を開始した点です。いかにも勘が悪いですねえ・・・
この突き出たボルトを隠すためにパテを厚塗りしたんですね~。サンダーで突き出たボルトを削ってからパテ塗りした方がパテ研磨の手間を考えると楽だと思うんですけどねえ・・・
発掘したボルトの中心に2mmドリルで穴をあけ、次に4.5mmのドリルでそれを拡大しました。私の作業としては珍しくほぼ真ん中に穴をあけることができました。
この時点で薄くなったボルトの残りがスルスルと取れることを期待していましたが、そうはならなかったので6mmのタップを立てました。
あとは発掘跡をパテで埋めなおしてタッチアップしておけばいいでしょう。結果オーライです!
次にドアのステップ部分の修理に取り掛かりました。アルミのスカッフプレートが鉄板ビスで無造作に留められています。鉄板ビスはすぐに取れて、プレートを外すと、元々のビスが折れ残っている個所が数か所ありましたが、鉄板は錆びてはおらずラッキーです。
ここにも謎のパテ盛りがありました。
パテを取ると、折れ残ったネジがありました。このためにパテ盛り???
このくらいネジが出ていれば、ネジザウルスを使って楽勝で取れました。そのほかの場所にも以下の写真のようにほぼ埋まっているネジが複数ありました。
しかし、ネジザウルスは優秀で、これでもなんとかネジを取ることができました。ネジザウルス様様です!すばらしい!
2、3か所はドリルで折れ残ったネジを穴あけしないといけませんが、ドアヒンジ付近のやりづらいところは全部とれたのでラッキーでした。ドリル刃がなまくらしかなかったので、穴あけは後日にしてスカッフプレートをちょっと金づちでコンコンと修正したのち、磨いてみました。レストアの友、ボンスターソープパッドの出番です!すると・・・(Before/After)
う~ん、写真だとすごく綺麗に見えますねえ!まあ、遠目には満足の仕上がりです。
昨日はここまで!結構問題点が解決して満足でございます!しかし修理はまだまだ続く・・・
Posted at 2024/06/10 12:16:02 | |
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