
この前、EMPIのクイックシフター(ノーマルシフターに付けるやつ。左写真)を装着してみたところシフトが硬くなり装着を断念しましたが、機構をよく見ると原因がわかったような気がしました。
中古で入手したノーマルシフターは支点部分の摩耗が進んでおり、レバー自体が少し上に上がってしまうため、バックに入らないためのプレートの壁の上にストッパーが入り込んでしまい、動きが硬くなるようです。あまりうまく説明できませんけど・・・
ということで、理論的には摩耗した分のスペーサーを嚙ませればいいわけです♪早速シャフト径を測り、14mmΦのオイルドレンワッシャーを買ってきました。銅ワッシャーで柔らかいので、ガスコンロで赤く熱して焼き入れし、ちょっと固くしています。
それを2枚付けたのが下の写真です。2枚で2mm変化します。青矢印がストッパーの上に入ってしまっているであろう部分です。
組み込んでみると、クイックシフターが目論見通りにちゃんと作動しました!メデタシ!しっかりクイックシフトになり、3速があまり遠くなくなりました(下写真は3速の位置)。
明日、江戸崎のイベントまで片道120kmを走るので、シフターの調子を見るために試運転しました。試運転では問題なさそうです。まあ、明日途中でおかしくなったらノーマルに戻せばいいだけですので大丈夫でしょう!
元々付いていたEMPIのハーストもどきシフターも、よく見るとちょっと摩耗しているようです(下写真の赤矢印部分)。これが原因で1,2速に引っかかりが出たのかも!
ということで、この円盤がこすれる部分の金属板を裏から打ち出してみることにしました。ポンチと金槌でガンガンやったのが以下の写真です。
摩耗した分は打ち出せたんじゃないかなと思いますが、それでシフトの引っ掛かりが無くなったのかは装着してみないとわかりません。まあ、現状のシフトが問題なければ出番なしですけどね~♪
あとはスロージェットを60番から55番に戻したり、オイルを1L足してみたり(1.5Lのオイルで走ってた!)、電磁チョークの位置を修正したりと、明日の長距離ドライブに向けて小整備しました。この小整備が吉と出るか凶と出るかは明日にならないとわかりません。無事にイベント会場にたどり着きますように!
まだまだ修理は続く~~~~
Posted at 2025/11/15 23:52:43 | |
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カルマンギア | 日記