
黒い部品を一度に塗装するためシート皮をはがしましたが、前方下部が盛大に裂けているので、修正を試みます。シート皮を裏返したところが下の写真で、赤で囲った部分が裂けているところです。見事に横一列に裂けていますね・・・
修理作戦としては、下の写真のようなガーゼ(包帯)にエポキシ接着剤をしみこませてFRPのようにして強度を持たせて補修しようという目論見です。ガーゼを当てた写真が下です。
エポキシ接着剤を使って、ガーゼを貼っていきます。最初は中心部を接着剤で止めて、それが固まってからFRPのようにガーゼに接着剤をしみ込ませていきました。まあまあ目論見通りに事が進みました。白い部分は含侵が足りない部分ですので、再度接着剤を塗って、白い部分をなるべくなくします。シート後ろのちょっと避けている部分も小さく切ったガーゼを裏打ち接着して強度を上げておきます。
2日間放置してしっかり固まってから裏返したシート皮を元に戻してみました。ありがちな例として、接着剤がしっかり固まっていないのに動かして取れてしまうという失敗をいつもやるので、今回はしっかり放置しました!間が空いている部分(白く見える)も少しありますが、まあいいでしょう。表から黒い接着剤で穴埋めをして目立たなくできますし。結構うまくいったと思いますが、実際にシート皮を装着してみないとわかりませんね。
今日は天気予報が外れていい天気になったので、前回ハジキで失敗したテールランプステーのサフェーサー塗りに再チャレンジです。今回はうまくいきました!
また、マフラーのテールパイプの錆がひどいので、ヤフオクで中古を格安ゲットしました。品物が届いてみると、まったくカーボンが付いていないので未使用品の置き古しのようです。ちょっと錆はあるものの、美品でラッキーしました!古いパイプが外れなさそうだなと思い、5-56ぶっかけ攻撃をしておきましたが、引っ張っても外れません。”引いてもだめなら押してみな”ということで、排気が入ってくる方にラチェットレンチのエクステンションを突っ込んで、金づちでコンコンたたくとあっけなく取れました。頭は生きているうちに使えってことですねー。
美品のテールパイプを装着すると、いい感じになりました。マフラーの錆がひどい部分は銀色の耐熱塗料を塗ってごまかします。あまり見えないところなので、私的にはこれで全く問題なしです!
エキパイも外して内部のカーボンなどを掃除しましたが、外側は意外に錆びてないんです。ひょっとしてステン製かも!と、ここまで来たところで遠雷が聞こえてきたので作業終了です。いい感じでレストア進行中です!
Posted at 2021/07/10 18:47:28 | |
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モンキーZ50Z | 日記