
カルマン君購入時のリアエンジン回りは左の写真のようでした。一見、バッテリーはちゃんとしているように見えますが、驚くことにまったく留められておらず、ただ置いてあるだけでした!また、カルマンギアに適合していないバッテリーなので、電極の位置が合っていません。まあ、例によって無理やり配線はしてありましたが・・・
最近このバッテリーが上がり気味なので、この機会にカルマンに適合するバッテリーを新調しました。とりあえずそれを付けてみると・・・
+極の配線がなぜか短いので、こんな感じになっちゃいました。バッテリーの本来あるべき位置に置けません。ヘナヘナ・・・
+極の配線2本のうち、1本だけが短いのでそれを延長しました。ラッキーなことに、オークションで15cmくらいのアースワイヤーが出ていたので、即ポチりました!それを繋いでみるといい感じです!下の写真の赤丸部分が延長コードです。
+のワイヤーなので、ビニールテープで絶縁しました。良い感じになりますね~
バッテリーが所定の位置に来るようになったので、買っておいたバッテリー固定金具を取り付けます。空冷VWはこんな金具までリプロ品が出ていて本当にありがたい限りです!本来はステーを車体に溶接するようですが、そんな技量は私にはないので、ボルトで止めることにしました。なるべく端っこに6mmの穴をあけます。下の写真は1個穴あけしたところです。もちろん反対側にも穴をあけます。
車体側を見ると2か所凹んだところがあり、元々ステーが溶接されていた箇所のようです。
ということで、ステーの穴に合わせて鉄板に穴をあけました。そこにブラインドナットという便利グッズを使ってナットを付けます。
ブラインドナットを9mmの穴に入れ、下写真のステーの下にある工具を使ってボルトをねじ込んでいくと、赤矢印のローレット部分が広がってナットが固定されるという代物です(写真の黄矢印の部分は固定後)。今回初めて使ってみましたが、便利ですね~!色んなところで活躍しそうです。
これでバッテリー固定用ステー片側が装着できました。まずはメデタシ!
もう片方のステーも付けなければなりませんが、それを付けるためのボルト穴がありません。なんと埋められているようです。裏を探るとそれらしい部分にM8ナットがくっつけてありました。恐らくこれだろうということで、裏から6mmドリルで穴をあけましたが、真鍮ロウのようなもので穴埋めされていたので、穴をあけるのに一苦労でした。6mmの穴をあけたのは、溶接されているM8ナットのネジ山を生かすようにしたいからです。
穴が開いてしまえば、下から8mmタップで元のネジ山に沿ってネジをさらえていきます。下の写真はタップが出て来てねじ山レスキュー成功!(赤矢印)の図です。
もう片方のバッテリーステーをあてがってみると、いい感じ~(©パフィー)です!
ウキウキしながらM8ボルトでステーを固定しました・・・が・・・ 例によって「そうは問屋が卸さねえ~」ということで、しっかり固定できず少しガタがあるのでした。ガクッ!おそらく奥のステーの固定位置がちょっと奥になってしまったんでしょうね。また位置調整するのも面倒なので、ゴムかなんかをかましてごまかすことにします~。あ~、私もついついやってしまうやっつけ仕事!まあ、バッテリーが固定できそうだから良しとします!
まだまだ修理は続く・・・
Posted at 2024/06/17 18:56:47 | |
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カルマンギア | 日記