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k.sugiのブログ一覧

2024年08月26日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その58 ミキシングパイプ(?)修理

カルマンギア レストア開始 その58 ミキシングパイプ(?)修理カルマン君のミキシングパイプ(要はフレッシュエアー導入口)の修理が完了しました!

ボンネットの左右にミキシングパイプというものがあり、カルマン君の鼻の孔(フロントの穴です)から入った空気がそのパイプを通ってデフロスターにつながっています。パーツリストだと、こんな感じで左右の奥まったところに入っています(Y字形のパーツ)。パイプの開け閉めもできるようになっており、ダッシュボードの左下にレバーが2個付いています。


ミキシングパイプの接続にはゴムチューブが使われており、カルマン君では当然のごとく朽ち果てて影も形もありません(1個だけかろうじてありましたが・・・)。接続用のゴムチューブは入手できましたが、奥まっているので一筋縄では装着できません。う~ん、どうしてくれよう!とりあえずY字形のパイプを取り出して・・・


きっちゃないので洗うと、そこそこマシになりました!


いろいろ考えて、まずはゴムチューブの一方を接着剤でパイプにくっつけました。ゴムチューブの半分だけくっつけた感じです。接着剤は、お気に入りになった「もっとくっつけ太郎」を使いました。


チューブの半分が接着出来たら、ミキシングパイプ装着前に残り半分を折り返しておきます。パイプを定位置に付けたら、この折り返しを元に戻すとゴムチューブが装着できるという算段です。


その結果・・・、うまく出来ました!参考に装着順序を書いておきます(参考にする人はいないとは思いますけど・・・)。

最初にダクトの弁を開け閉めする針金をホルダーに通しておきます(←これ大事!後から入れようとすると大変だと思います)。次に下の写真の1番の部分のパイプを胴体側のパイプに入れます。このパイプだけは胴体側のパイプにスライドして入るようになっています。残りの2つのパイプはゴムチューブだけで胴体側と接続されます。1番の部分のゴムチューブ折り返しを元に戻して装着します。その後、位置を微調整しつつ2番と3番のゴムチューブ折り返しを元に戻して接続完了です!


奥まったところにあるので、ゴムチューブが完璧に戻り切らないところもありますが、そこは目をつぶっていいことにしました。要はデフロスターに風が来ればいいわけですからね~。ダクトを開け閉めする針金と、ダッシュボードのレバー付近には5-56をしこたまかけておきました!

これに気を良くして、リアシート下のシフトカプラーの状態を見てみました。リアシートを取ると、裏側はボロボロでした!とりあえず、接着剤で剥がれかけたべニアをくっつけておきました。


肝心のシフトカプラーは意外に問題なさそうです。よかった、よかった!
ちょっとギアオイルのにじみがありますが、今のところは見なかったことにします!


以前にみん友のひろさんにカルマン君のシフトの具合を確かめてもらい、「こんなもんだと思いますよ」というコメントをもらっていたこともあり、とりあえずは平気そうです。それよりも、リアシート下のヒーターシステムがなんとも怪しく、サイドブレーキ横のヒーターレバーを動かしても、ヒーターダクトの弁は反応していない風です。片方はワイヤーが切れてますし・・・ まあ、最悪寒ければ厚着すればいいわけです!冬のバイクよりは100倍マシです(←冬はバイクに乗らないくせに・・・)。

とりあえず今日の修理はうまくいきました!まずはメデタシ!でもまだまだ修理は続く・・・


Posted at 2024/08/26 18:22:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年08月21日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その57 ちょっとお化粧直し

カルマンギア レストア開始 その57 ちょっとお化粧直しカルマン君の右前方の塗装面に何かをたらしたような跡が付いていて、気になっていました。シンナーか何かで塗面がしわしわになっているんです。例によってBefore写真を撮っていない(←ちっとも学習しません)ので、以前に撮った写真を拡大してみたのが左写真です。青で囲った部分に液が垂れたような跡が見えるでしょうか?

気にしなければ問題ないのですが、やっぱり気になるので、ダメ元で研磨してみることにしました。まずは800番の耐水ペーパーで恐る恐る擦ります。とりあえず下地が出てくる前に平らになってきたような気がします。ここまで来たら後には引けませんね~(怖)


次に2000番の耐水ペーパーで研ぎ、その後でコンパウンド細目を布にとって手磨きをしました。最終研磨はレストアの友、ソフト99ハンネリで磨きこみました(もちろん手磨き)。すると、なんということでしょう!液が垂れた跡はほぼ消えました!珍しく大成功です!


写真だと綺麗ですが、実際はもうちょっとソフト99での磨きこみが必要な感じですが、私にしては上出来でしょう!下写真の矢印部分は少し荒れた塗装が残っていますが、これ以上やると下地が出て失敗しそうなので「今日はこの辺で勘弁したる!」ってところです。


今日も暑かったので、車を木陰に移動して作業しましたが、それでも汗だくでした・・・ まあ、この結果なら汗だくで作業した苦労が報われたってもんですね。

しかし、まだまだ修理は続く・・・
Posted at 2024/08/21 17:40:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | カルマンギア | 日記
2024年08月18日 イイね!

台風にしてやられた神戸旅行 珍道中記!

神戸在住時代の友人の娘さんの結婚式に出席するため、神戸に行ってきました。お盆の中盤なので羽田空港もそれほど混んでなく、問題なく神戸着。帰りの日(16日)に東京に台風が来るということでしたが、JALのHPでは帰りの便は「予定通り」とのこと。

14日は元同僚の皆さんと飲み会で盛り上がり、次の日は結婚式出席とその後の飲み会で友人と昔話や現状報告。帰りの便は夕方なので、16日は朝から神戸をプラプラしました。ホテル出発前にJALのHPをチェックすると、帰りのフライトは「予定通り」とのこと。ちょっと疑いを持ちながらも、まずはホテルの近くで何回も行ったことのある北野の異人館に行ってみます。朝早いのでまだ開館していませんけど!

ベンの家


ラインの館


風見鶏の館


萌黄の館


趣があって素敵ですねえ~。当時のお金持ち外国人が贅を尽くした館なので、素敵で当然です。

以前に見た洋館をこれ以上見ても面白くないので、今まで行ったことにない小道に入ってみました。急坂が多いのでジジイには辛いですけどね。すると、数十年に1回しか咲かないリュウゼツランが咲いていました!


はー珍しいものが見られたなあと思ってふと見ると、小さな標識が!見晴らし台と書いてあるので行ってみることにします。


ほとんど人が通ってないような趣・・・木がうっそうとしています。木の枝が下がっていて頭を下げないと通れない部分も多々ありました。


ちょっと行くと、見晴らし台っぽいところが・・・


ちょっと狭いですけど、見晴らし台です。


「見晴らした」結果はこんな感じ↓


とりあえずこの小道から戻って、別の小道探索をします。すると、北野天満宮あたりで崩れかけた洋館がありました。


看板によると、ワンルームマンションになるようです。歴史ある洋館が壊されてしまうのはもったいないですね。どこかのお金持ちが酔狂でレストアしたりすればいいのになあ。もしサマージャンボが当たったとしても、とても買い取ることはできない金額でしょうからねえ。

他にも使われなくなったような洋館がありました。ここはメンテはされていそうな感じ。


洋館の中には、レストランなどとして活用されているものもありました。まあ、私なんかは入れない高級レストランですけど・・・


探検した小道はこんな感じのところでした!人一人通れるだけの幅のところです。




一通り歩き疲れたので、三宮に戻ってシティーループでカワサキミュージアムに行きました(2回目)。エアコンの効いたところで涼もうという算段です。展示にはH2もありました。中期型H2Bですね。


H2Rも!


ヘッドのフィンは短く切られています。市販車とは別物っぽい感じ。キャブもでかい。


シリンダーは左右を入れ替えてチャンバーを中央に集めてバンク角を稼いでいます。よく見るとフレームは市販車用を強化ではなく、まったく別物みたいですね~


フロントブレーキは市販用キャリパーのWディスクですが、ディスクはアルミ製っぽい!特殊ジュラルミンだとしてもアルミで熱に対応できるのでしょうか???


リアサスはWのスイングアームになってます。剛性は市販車とは比べ物にならないですねえ!


・・・ここまでは良かったんです!

H2をしげしげと見てから休憩スペースで念のためスマホでJALのHPを見ると、なんと!「欠航」の表示が!朝は「計画通り」だったのに何で間際になって!JALあほか~!ということで、急遽三宮に戻って、喫茶店で代替便の予約を試みますが、最短で8/20日(!)ですとのこと。は~~~~~(怒)

・・・ということで、この日は友人宅に泊めてもらうことにして、またまた飲み会で盛り上がり、カラオケで喉がガラガラになりました。次の日の朝早く新幹線を予約すると、グリーン車ならかろうじて空いてるとのことで、8/17に新幹線で帰宅できました!メデタシ!なぜか旅行がいつも珍道中になる私・・・なんでしょうねえ・・・日頃の行いを神様が見ている?

で、今日アストンに乗ろうとしたら完全にバッテリーが上がっておりました!とほほ・・・前回交換から2年10か月なので、もう充電してもだめかなあ・・・


Posted at 2024/08/18 19:06:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | カワサキ750SS H2 | 日記
2024年08月07日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その56 シートベルトが付きました!

カルマンギア レストア開始 その56 シートベルトが付きました!前回は助手席側のシートベルトが取りつかず、途方に暮れておりました。どうしてくれようかいろいろ悩みましたが、Flat Fourのシートベルト取り付けステーがそれほど高くないので、それを注文してみることにしました。社外ベルト用のようなので、一抹の不安はありましたが・・・


届いたステーをみると、不安的中でした!以下の写真のように、巻取り部をステーに取り付けるのは位置決めのボッチもありドンピシャでできるのですが、ステーの取り付けが垂直方向になってしまうので、ステーが付けられません。ステーを垂直にとりつけるような穴も空いていませんし・・・


ということで、位置決めのボッチは無視して以下のように巻取り部を取り付けてみました。これならステー取付が水平になるので、オリジナルのベルト取り付け穴が使えます!


運転席側は以下のようにいい感じに付きました!


問題の助手席側もOK!ステーは4mm厚なので強度も問題なさそうです。結果的にうまく取り付けられました~♪


このステーとともにシフターのゴムブーツも注文しておいたので、これも交換しました。交換は簡単で、シフトノブを外してブーツの穴を慎重に伸ばしつつトリガー部を通して入れればOK!(ゴムがちぎれないかドキドキします)


これを機に、シフターのメッキ部の錆をボンスターで落としておきます。良い感じにピカピカになりました。シフター基部のボール部分にもグリスを塗っておきました。


プラスチックカバーをかぶせて終了!破れたブーツとはおさらばで、綺麗になりました。


調子に乗って、以前入手していたエンジンのファイアウォールの防音シートを付けてみます。ウオールに所々ある爪を起こしておき、シートに刺しながら固定していきます。いつものようにテキトーにやっていますが、とりあえず止められました。この爪を戻すとポッキリ折れてしまうというのが「旧車あるある」ですが、今回は爪折れはありませんでした。ラッキ~♪最初にファイアウォール部を貼ったのが以下の写真です。


タイヤハウスや左右のテール部にも防音シートが付くようになっています。下の写真は右サイド用の物です。サイドは防音シートの固定方法が不明なのですが・・・


よく見ると、爪ではなく固定板のようなものがあります(青矢印)。恐らくこれで付けるのでしょう。右端の爪のように爪を起こしておきます。


とりあえず爪で固定して、何とか取り付けられました。所々爪がなくなっているような部分も見受けられたのですが、とりあえずくっついていそうです。右サイドはこのように↓


左もこのように↓


肝心の防音効果はというと・・・よくわかりません!まあ、エンジンルームがすっきりして見えるので良しとしましょう!

今日は結構いろいろ進んだなあ!と自己満足していると、思わぬ事態が発覚!バックライトがずっとつきっぱなしになっているではありませんか!今まではギアをバックに入れた時しかつかなかったのに(←それが普通です)。恐らく防音シートを貼る際に、下になった配線になにか不具合が発生したのでしょう。一部の防音シートをはがしてチェックする羽目になりそうです。とほほ・・・ こういうときは再度爪を曲げると折れるという「旧車あるある」が発生しそうです・・・あちらを立てればこちらが立たず・・・

言うまでもなく修理はまだまだ続く・・・
Posted at 2024/08/07 14:33:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | カルマンギア | 日記
2024年08月02日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その55 シートベルトショック!

カルマンギア レストア開始 その55 シートベルトショック!カルマン君の車検取得に向けて、シートベルトを純正品(中古)に交換するべく作業を進めています。まあ、69年式以前はシートベルト無しでも車検OKのようですけど、万が一の事故のことを考えるとね。

ポン付けを期待して入手したカルマンギア高年式用の3点シートベルト(巻取り式)がポン付けできなかったため、ステーを制作しました。シートベルト取り付け部には左写真のように凸部があり、ステーに凹部を作らなくてはなりません。写真はドリルで凹部をつくったものです。フライス盤で削れば一発なんでしょうけどねえ・・・

これ以上の凹部の加工が難しいので、シートベルト側の凸部を少し削って合うように棒やすりで(!)加工しました(下写真赤矢印部分)。良い感じはまるようになってきました~


このステーを運転席側に取り付けるとこうなります↓ 取付ボルトは10mmでも12mmでもなく、インチサイズ(7/16)でした。しかも細目ボルト。


このステーにベルトの巻取り部を付けるとこうなります。この取り付けには7/16インチの細目ナットが必要ですが、モノタロウで調達できました。レアな部品も手に入るいい時代になったものです!


運転席側の装着が終わり、ベルトを締めてみるとこんな感じになります。ここまではメデタシ!でした・・・


次は助手席側を取り付ければ完了!なのですが、ショックな事実が発覚・・・

助手席側のシートベルト固定部は、床の構造が運転席側と違っていて、下の写真のようにシートベルト取り付け面がしばらく平面になったままです!運転席側はすぐに(青矢印のあたり)床が下がっているので、ステー下面に巻取り部固定用のナットが入ります。しかし、助手席側は平面が続くのでナットがステーの下に入りません。凹みがあるのは赤矢印のところからです。


は~~~~、左右対称と思っていたのが甘かったですねえ!どうしてくれよう・・・ Flat Fourで取り付けステーを売っていますが、社外品用のようなのでそれで取り付けられるかどうかは不明です。う~ん・・・

そもそも50年以上前の中古シートベルトを付けること自体、安全上どうなのかな?って思ってきました。社外品の新品ベルトがポン付けできるならその方がいいのかもしれません・・・う~ん、ちょっとどうするか頭を冷やして考えることにします。

当然のごとく、まだまだレストアは続く・・・
Posted at 2024/08/02 15:09:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | カルマンギア | 日記

プロフィール

「カルマンギア レストア開始 その113 エンジンリッドオープナー修理 http://cvw.jp/b/3312603/48555916/
何シテル?   07/21 18:24
車、バイクいじりが趣味です。バイクはリトルホンダ、ラビットハイスーパー、ヤマハHX90、カワサキ750SSを所有(すべて自分で修理)。時計修理・収集もしてます(...
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