ステアリングホイール交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ウッドハンドル計画のために、とりあえずデータで1番近いサイズのボスを購入しました。
HKB製、日産用の ON-05 です。
で、すいません。
勢いで加工を進めたため、ここから一切、画像がありません笑笑
スプライン径
ワズ→18mm
ON-05→17.88mm
というわけで、ゴリ押せば入るんじゃないかとも思っていたのですが、まぁ、そんな訳もなく、加工です。スプライン数は36でどちらも同じですので、0.12mm削りこんでやればいいわけです。
と言っても切削機械などありませんし、もちろん手仕事で。
まずは、ステアリングボスの最下端からスプラインまでの距離をノギスではかり、純正ステアリングと同じになるまでボスの山を削り取ります。ここは電動リーマーで行っちゃいます。径も純正と同じになるまで削ります。最後は油塗って圧入しながら当たりを調整すればいいので削りすぎないようにします。
ここからが問題のスプライン加工です。
山の頭は潰さずに、ダイヤモンドヤスリで谷を削ります。谷を削ると結果、山も削れちゃうのでちょっとずつケズケズします。
ちなみに社外ボスは圧入部分もアルミ製なので割とサクサク進みます。直径で0.12mmなので1箇所0.06mmですね。まぁ、適当です笑
いい感じになった所で油を塗って仮組みします。入るけどきつくて手じゃハマらないくらいでOK。ワズのステアリングナットが弱そうなので私はここからボスにいらないソケットを当ててショックレスハンマーで叩いて行きました。心配なので、2~3mm進んだらプーラーで外して掃除と注油、またはめて叩き込む。で、また外すというのを何回か繰り返しました。
ある程度、ステアリングシャフトの頭が出てきたら、ナットをつけて締め込みます。ここでも時々外して、バリを取りながら進みます。
私の場合、ステアリングシャフトのネジ山が全て露出して、スプラインが貫通した所でピッタリになったので特にそれ以上の加工は不要でした。
2
さて、ステアリングボスの取り付けができるようになったところで今度はホーンボタンの配線を適合させていきます。
コラムカバーをドライバーでサクッと外すと(ちなみにここも安定の1本ネジ山舐めてました笑)、配線が2本来ています(先日のブログ参照)。
テスターを当ててみるとインナー側がアース、アウター側がホーンからの12vでした。
購入したボスは他の多くの車種がそうであるようにホーンボタンのアースはステアリングシャフトから取るので1極のみです。ちょっと心配でテスターをシャフトに当ててみましたが、まぁ、当たり前ですがアース取れているのでこのアース配線は殺して良さそうです。
3
純正ステアリングのアウター側の電極はかなり外側に付いており購入したボスでは電極の回転半径に届かないので、アース線が入っていた方のインナー側電極にホーンの線をさします。使わなくなったアウター側の電極は凹ました位置でインシュロックにて固定です。画像の状態がこれです。
これで普通の車と同じ状態になりました。
ウインカーキャンセルのピンも奇跡的に回転半径が同じだったのでボスに付属のモノでOK。
ただ、日産はピンが1番上に来るのに対して、ワズは47分位の位置に来ちゃうんですね。なので、ボスの取り付けも10分(ステアリングのネジ穴ひとつ分)左に回して取り付けます。
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画像なしで来ちゃいましたが、こんな感じで取り付け出来ました。ナルディ欲しかったのですが、値段が値段なので今回は中華な偽物です^^;
そのうち、大人になったら本物を買おうと思います笑
今回のカスタムの問題点は、
ワズと日産で、トップに来るのが山か谷かの違いで5度ほどハンドルがズレちゃうことです。そのうち気が向いたらステアリングロッドで調整しますが、遊びがでかい車なのでそんなには気になりません。
それと、純正ステアリングの位置がかなり高いせいでボス+社外ステアリングだとかなり高さが上がります。同様のボス加工にて挑戦する方があれば、ステアリングは深さ0~30位が良いかと思います。ショートボスは値段が高すぎてワンオフで専用品作った方がましですしね〜。
なんの意味もありませんが、やってみたかった改造なので今回も単なる自己満足でした笑
5
追加画像。
スプライン部分はヤスリで溝を削り込むだけですが、画像に指示している範囲がテーパーになっているので何度かつけたり外したりしながら削りました。
まぁ、激しい走りはしないのでこんな感じの加工でも大丈夫でしょう
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