
ハイブリッド車や電気自動車が、バッテリー上がりの車を救援できず驚いた話。
先日電装品を弄っていたら、バッテリー上がりを起こしてしまいました。恥ずかしい...

エンジンをかけてもアクセサリーモードには入るものの、エンジンだけはかからない状態です。警告灯が沢山で一瞬ビックリしましたが、落ち着いて、それから対処していきます。
まず黄色は警告(注意が必要)なので一旦無視して、赤色(即時対応すべき)に注目してみると。

赤色のマークは電気関係とわかりました。そもそも走る曲がる止まるの基本的な部分は弄っていないですし、カーナビをつけっぱなしで何時間も作業していたので、おそらくバッテリー上がりだろうと、なんとなく原因に心当たりが。黄色のステアリング制御やエンジン制御の警告灯は、バッテリーが上がったために、電動パワステや点火系に影響が波及しているのでしょう。
原因にあたりを付けたところで、バッテリーを覗いてみると、インジケーターが白くなっていました。ほぼバッテリー上がりで確定です。

充電不足ではバッテリー液が薄くなってしまい、重い青い玉が下がってしまいます。
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRfO0hjjsJVrlzHvbYPy9sDYA-cb_DkRD6H5A&usqp=CAU
原因が分かったところで、あとはジャンプスターターやブースターケーブルでエンジンを始動させてあげればいいのですが、すぐ使える別のクルマはノート e-powerでHV車。そのままブースターケーブルを繋げられるかどうか、嫌な予感がしたのでノートの説明書を開いてみると、やはりHV車は救援車として使えないとのこと。仕方ないのでご近所を当たりましたが、このご時世HV車ばかり。ロードサービスを呼ぶのも時間がかかって面倒なので、カーシェアのガソリン車を借りてきてブースターケーブルで再始動させました。
最終的には無事にエンジンを始動できましたが、まさかハイブリッド車や電気自動車が身近なバッテリー上がりに使えないなんて...
ガソリン車が希少になりつつある中で、むしろ、純ガソリン車乗りの私たちはバッテリー上がりの救援車として重宝されていいのでは!?と少し淡い期待をこの一件で持ちました。笑
ちなみにHV車が救援車として使えないのは、ブースターケーブルで繋いでエンジンをかけると、電流が流れすぎて、HV車の方を壊してしまうから、らしいです。
https://www.webcartop.jp/2017/12/188569/
たしかにHV車の駆動系メインバッテリーの電圧と、始動用の補機バッテリーの電圧差は大きいですし、小学校の時の理科のイラストで、電圧は滝の高さであるなどの解説があったように、どっと流れてしまうのでしょう。身近なところに小さな弱点があったのですね。
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2021/01/05 19:49:21