新天地に引っ越しして2ヵ月半。
早速、一台完成しましたのでご紹介させて頂きたいと思います。
因みに、以前やっていたSNSであるAOGでは、このようなタイトルを付けて製作したモデルが完成した時に写真をアップロードしていましたので、継続してこのタイトルを使いまわしさせて頂きます。
今回製作したのは三菱ふそうトラックバス製造のエアロスター(東急バス)です。所謂、自分の地元で走っていた都市型のノンステップバスですね。
このモデルを選んだ理由はサイズが手頃(1/80サイズ)なので、新しい生活拠点でも製作し易いだろう…という事と、新しい秘密兵器を多数導入したので試験的な意味合いで先ずは小さいサイズから製作しよう…と考えました。
先ずは完成写真から…
1/80なのでHOゲージサイズなのですが、内装も細かく再現されており細かいデカールも用意されており、なかなか良い感じに仕上がりました。
新天地での生活が始まって1か月半が経過し、ふとした時に寂しさを感じるのですが、これを見ていると地元を思い出します…ナンバーも川崎ナンバーを選びました。

フレアさんも川崎ナンバーから滋賀ナンバーに変更しないといけないのですが、なかなか踏ん切りがつかず、そのままになってしまってます(本当はいけないのですが…)
キットは分割部品が多い割には、各パーツはピチパタと気持ち良く嵌まりますし、パーツ同士の合いが悪かったり嵌め合いがキツイ所も無く、ストレス無く組める良キットだと思います。
タイヤが固定式の代わりに後部ドアやサスペンションが稼働するギミックがありますが、塗装が剥がれるのでオミットしてます。
また、タイヤもゴム製では無く2分割されたプラパーツなのですが、要領書通りにに組むとタイヤがはみ出してしまうので、片側の半分だけ取り付けてます。
アオシマのキットは細かい所まで良く再現されており、設計者の志の高さを感じさせられますが、どうしても取り付けに無理がある所もあったりするので、その点、タミヤのキットはリアルさとデフォルメを上手く組み合わせて良く出来ているな…と思わせられますね。
ココからダラダラと長いです…
UVカット窓ガラスの再現は実車用の紫外線カットフィルムを採用しました。塗装だとムラになりやすいですし、乾燥させると透明感が無くなりそうだと思いフィルムにしました。

ただ、実車用だけに密着があまり良くなく、フィルム自体の厚みも大きいので、このような小さなパーツに貼るフィルムとしては少し不向きのようです。
1/24や1/32サイズくらいだったら密着できる面積も多いのでシッカリ貼れると思います。
今回は「新天地でも満足できる模型ライフが実現できるか?」という事で、色々と考えた結果、設備投資と使用する塗料を変更しました。
設備投資についてですが、今までは塗装作業する際はタミヤプラモデルファクトリーに行ったり、レンタルアトリエに行って製作していました。
しかし、新しい生活拠点の近くにはプラモデルが製作できるレンタルアトリエは無いので、どうしようか…と2週間ほど検討しました。
考えた末に出た答えは「水性塗料をエアブラシで吹き付けだったら、養生さえしっかりしておけば、そこまで心配する必要も無いのでは?」という事になりました。
色々と調べた結果、充電式エアブラシと塗装ブース、Mrホビーの水性塗料「アクリジョン」で、とりあえず様子を見てみようと思いました。
先ずは充電式エアブラシ。SOUL POWER USB充電式エアブラシModel-03をアマゾンで購入。¥6999でした。

充電式エアブラシなんて圧は弱いだろうし、値段相応かも…と思っていたら、結構シッカリした物で全く問題無く使用できました。少なくとも、自分くらいのレベルだったら充分ですし、金属製なのでお手入れが非常に楽です(以前使っていたタミヤの入門用エアブラシはハンドピースがプラ製だったので爪が割れたり塗料が頻繁に詰まったりする事が多くて、使い難かったです)

また、これも調べている中で初めて知ったのですが、エアブラシの手入れにはマジックリンが最適!という事で、騙されたと思ってマジックリンで手入れをすると、ビックリするくらい綺麗になります。これは目から鱗でした…
水性塗料限定みたいですが、マジックリンの成分が水性塗料を落とすのに最適なんだそうです。
続いて塗装ブース。
GSIクレオス Mr.スーパーブース コンパクト ホビー用塗装用具 FT03を導入。これもアマゾンで¥14000で購入。
以前から気になっていましたが遂に手を出してしまいました。サイズはコンパクトサイズで机の上に置いて作業する事も可能です。

折り畳んだり分解する事が出来ない(やろうと思えば出来ない事も無い…)ので収納する際に嵩張ってしまいますが、なんとか収納場所を確保しました。
作動音は比較的大きめですが、これが有るのと無いのでは全く違いますね。塗装ミストを吸引してくれます。

ダクトの出口は100均で購入した衣装ケース内に排気するように加工しました。
最後に塗料。冒頭でも触れましたが、Mrホビーの水性塗料である「アクリジョン」を採用しました。

今まではボディ塗装にタミヤのラッカースプレーを愛用していましたが、臭いとミストの飛び散り、缶スプレーの後処理の事を考えて、今後は使用しない方法で…と考えた時に何か良いのが無いかな…と思った時に見つけました。
塗料が乾く前であれば水道水で洗い流すことが出来ますし、とにかく水性塗料特有のシンナー臭がほぼ無いです。エアブラシでミスト状に吹き付け塗装しても臭いが殆ど気にならない&部屋に設置した空気清浄機の効果で臭いは全く問題無しです。
水性塗料と言えば、今まではタミヤのアクリル塗料を使ってましたが、これはエアブラシで吹き付ける事を考えると凄く使い易いです。お手入れも非常に楽です。
塗料の食い付きも良いですし、極端に薄めなければ2日もあれば完全乾燥しますし、隠蔽力も高く使い易いです。
今回はシルバーにクリアを一回吹きし、磨き出しはやっていないですが、それなりに艶が出ました。一回目のクリア吹き→中研ぎ→二回目のクリア吹き→磨き出しすれば結構イイ艶が出ると思われますので、早速次のキットで試してみようと思います(実は次のキットも早速用意しています…)
そんなこんなで、新しい生活拠点で色々と新たな工法を取り入れたりして、以前よりも充実した模型ライフを楽しみたいと思います。今回のモデルはあくまでも参考モデルとして見て頂けると幸いです。
Posted at 2022/04/14 21:42:11 | |
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