はそ@GDBC白煙１号のブログ一覧

昨日届きました。
ぱらぱら見たところ・・・難しい。

噂に聞いていたとおり眠くなります(^^)





その中で・・・
「リヤに対してフロントのロール剛性配分を大きくすると・・・フロントの
トータルコーナリングフォースの低下はリヤに比べて大きくなる。
フロントのコーナリングフォース・・・アンダーステアの傾向が強まることになる。」
だそうで・・・。

この文章を理解するために何度読み直しただろうか・・・。

要は、フロントのロール剛性を大きくするとアンダーステアになりますよ
みたいな内容だと思います。

つまり・・・私の車、リアのグリップが高いのでリアのロール剛性を上げるのが
私の好みに近づきそう。

Ｆ型辺りにはトランクにリアまわりの補強が入っているので、
その辺りをまねてみようかな・・・。

あとは、リアのタワーバーも復活かな？

「自動車のサスペンション」（山海堂）より・・・

「コーナリングフォースは接地面の摩擦力であるからその大きさはタイヤに
加わる・・・横滑り角に応じてタイヤ接地部分の変形が大きくなるためである。
接地部分でのタイヤの変形が一定値以上になると、コーナリングフォースは
飽和してくる。」

・・・つまり、タイヤが横滑り（タイヤの転がる方向と車の進行方向のなす角を
横滑り角というらしい）をしないとコーナリングフォースが生まれず、
そのコーナリングフォースは横滑り角１０度程度までどんどん増加している
グラフが書いてあります。

ということは・・・１年くらい前からフロントタイヤをあまり横滑りしないように
していたのですが、それ以前のばりばり横滑りしていたときと現在の控えめな
横滑りの中間ぐらいがよいかも・・・。

私の車をプロが運転している車載映像を見る限り、１年前の私と同じか
それ以上滑らしているように見えます。

(映像を見るためにはアドビのフラッシュプレーヤーが必要です。)

（しかし・・・プロは運転に慣れてる・・・。）

横滑りは高いコーナリングフォースを生むらしい・・・。
先日２月２８日のTC1000を走行した車載映像
この車載映像の走りは何となく横滑りして容赦なくＳタイヤを痛めつけたのですが、
この雰囲気が良いようですね・・・。

ただ・・・横滑りさせるとコーナリングフォースは増えるのかもしれませんが、
タイヤの減り方も増えるんですよね・・・。

ここ一発の時の秘密兵器かな？

タイヤがたれてきたら横滑りはさせない方が良さそうですね・・・。

ちなみに・・・先日no。さんに紹介していただいた｢サスチューニングの理論と実際｣ですが・・・
amazonで発注してお金を払ってしまった･･･。

中身も見ていないのにね(^^)

no。さんの持っている本ならきっと良い本でしょう(^^)

くるのが楽しみです。

図書館に行ったときに何か良い本がないか探していると・・・
山海堂出版の自動車のサスペンション（カヤバ工業株式会社編）という本を
見つけました。

ぱらぱらっとみてみると・・難しい･･･。

その中で、おもしろい記事が・・・。
ロール剛性ですが、
「前後輪のロール剛性を変化させることでステアリング特性に味付けをすることができる。前輪の荷重変化を大きくする、すなわち前輪のロール剛性を高めると、相対的には後輪の荷重移動は小さくなるので、アンダステアが強くなる。逆に後輪のロール剛性を高めると、アンダステアを弱めることになる。」とのこと。

前輪のロール剛性を高めるとは・・・（アンダステア）
フロントのスタビを固くする
フロントのボディ周りを固くする
ロールセンターアジャスタをいれてロールセンターを上げる
フロントのスプリングを固くする
フロントの車高を下げる？（ロールセンターを重心から離す）
トレッドを広くする？

後輪のロール剛性を高めるには・・・（オーバーステア）
リアのスタビを固くする
リアのボディ周りを固くする
リアのスプリングを固くする
リアの車高を上げる？（ロールセンターを重心に近づける）
トレッドを広くする？

というふうになるような気がするんですよね・・・？

うーーーむ。ますますよくわからなくなったような、ならないような・・・・？

あとは、実験あるのみですね・・・・。

もっとも・・・いままでオーバーステアにしようと思いながらも上記とは
逆のこともやっていた気がする・・・。

７月２日の走行会の時に気がついたのですが、かなり大きな勘違いをしていました。

いままで、グリップがほしい部分のバネを固くするものだと思っていたんですが、逆でした・・・たぶん・・・
（そりゃ、車が思った通りに動きませんよね・・・・）

私の車の車高調は
ショックを固くする・・・のび側が固くなる
プリロードを固くする・・・バネレートが高くなるような変化をする
となります。

いままで、リアを流したいというのと、フロントのフェンダーにタイヤを当てたくないというのがありました。
そこで、フロントのプリロードを固くして、リアのプリロードを柔らかくして少しでもフェンダーにタイヤが当たらないように、フロントのグリップが出るように（本人は思っていた）していました。

が・・・よくよく考えてみると、バネが固くなるとバネが縮みにくくなり荷重が前に移りにくいんですよね・・・。

今回リアのプリロードを固くして（車高は同じ高さに調整しました）走ったら立ち上がりのフロントのグリップが若干ましになりました。


まとめると・・・

フロントのプリロードを固くする・・・
　　進入でフロントに荷重が乗りにくくなる・・・
　　　　リアのグリップが強め

リアのプリロードを固くする・・・
　　立ち上がりでリアに荷重が乗りにくくなる・・・
　　　　フロントのグリップが強め

フロントショックを固くする・・・
　　進入で作った前傾姿勢が戻りにくくなる・・・
　　　　コーナリング中フロントグリップが強い

リアショックを固くする・・・
　　進入でフロントに荷重が移りにくくなる・・・
　　　　進入でリアが安定する

と思うのですが、いかがでしょ？

早速実験してみました。

車高調のメーカーによってまちまちだと思います。
私はカヤバのリアルスポーツダンパースペックＴＲをつけてます。
バネはＦ１２ｋｇ、Ｒ１０ｋｇです。

まず、プリロードの変更量と車高の関係です。

フロント
プリロード基準　車高５６９ｍｍ
プリロード１２ｍｍ縮め　車高５８０ｍｍ　＋１１ｍｍ
プリロード１０ｍｍ緩め　車高５６２ｍｍ　－７ｍｍ

リア
プリロード基準　車高５６５ｍｍ
プリロード１２ｍｍ縮め　車高５７７ｍｍ　＋１２ｍｍ
プリロード１０ｍｍ緩め　車高５５８ｍｍ　－７ｍｍ

この結果から、プリロードを変えたのと同じだけ車高が変わるわけではないのかな？と思いました。
プリロード変えたら車高もチェックしたほうがよさそうです。


次に、せっかく変えるんならそれで走ってみようということで、前後とも基準値よりも１０ｍｍプリロード緩めで街中を普通に走ってみました。
車高はいじってないので、－７ｍｍの状態です。

はっきり言ってものすごく乗り心地が良くなり、ステアリングの応答がものすごくダルになりました。
ここまで変わるとは・・・・。

今までの足回りとはまったく別物です。

そこで、この違いはショックの変化に似ているのかを確認をしたかったので、その状態からショックの減衰力を変えてみました。

４段階調整（１が柔らか、４が硬い）できるのですが、３段（３）まで硬くしてみたところ、徐々に路面追従性は上がりました。
（ボディが路面に沿って上下動するかんじ）
また、ロードノイズはかなり多くなりました。一番柔らかいときは後ろの人と会話できたのですが、３番目（３）に柔らかいやつでは会話が大変になりました。
減衰力を硬くしても、プリロードが基準値の時ののり味とはまったく違います。
プリロードが基準値のときのほうが突き上げ感がかなりありました。

プリロード基準値で減衰力が一番柔らかい（１）時に、後ろで妻に抱っこされた４ヶ月の子供の頭が危険なほど揺れていました。
プリロード１０ｍｍ緩めて減衰力固め（３）の時では、子供の頭はそれほど危険な状態になりませんでした。
（かわった比較表現ですが・・・(^^)）

以上より、プリロードの設定変更はバネレートを変えたような（実際、ノーマルサスと今のサスしか乗ったことないので、ばねレート変更で車の動きがどう変わるかはよくわかりませんが・・・）のり味の違いのようです。

減衰力はバネに味付をするかんじ？でしょうか。
路面の凹凸が激しければショックは柔らかめで平らなら固めでしょうか？

減衰力は、ＴＣ１０００で後ろの減衰力を固め（３）にするとはねてぜんぜんトラクションがかからないのですが、少し柔らかく（２）すると結構大丈夫なんですよね～。

車高に関しては、フロントはタイヤが車に干渉しない範囲で目一杯低いのが良いと思うし･･･。

フロントのプリロードは、タイヤのグリップ力やフロントの沈み込み具合の調整に使うのかな・・・？。
プリロードを締めてフロントタイヤが食いつかなくなったら少し緩めてやるみたいなかんじでしょうか・・・？

この辺は今度いろいろと実験してみようかと思います。

まずは、フロントが最大のグリップを発揮できるようにしてあげたいと思います。

そのあと、ＴＣ１０００、ＴＣ２０００では、オーバー気味のセッティングが良いと思うので、リアのグリップを減らしてやると良いと思います。
リアのグリップを減らすためには、足回りをいじるよりタイヤの空気圧で何とかするのが正解かな？

どなたか詳しい方アドバイスをお願いします～。