
昨日、エアコン不調の原因調べとこども関係の事務処理で区役所に行ってきました。
進入時に右折禁止を忘れてウッカリ逆から入ったので区役所の駐車場に入れませんでした。
仕方なくUターンをする場所をさがしていたら、ちょうど良い駐車場を発見!
ありがたくそのスペースを活用させていただくことにしました。
坂を上って駐車場に入るとパンダさんがたくさんいました。
あれれ?ここ、警察署だったの?
あちゃ~と思いながらもUターンさせていただき無事出口へ。
その出口で見つけたのがこの横断幕でした。
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これです。
用もないのに駐車場に使うなよ!という注意喚起でしょうか。
ふと、
○ 御用だ御用だ
などと言いながら被疑者を確保するのは警察の仕事だなあと思ってしまい、いまも昔も警察と言えば御用なんだなと感動してしまいました。
すると、御用にならない人は駐車場を使わないように!という意味かな?
ちなみに、江戸時代に「御用だ御用だ」を連呼しながら御用ちょうちんや六尺棒を持って被疑者を確保をしていたみなさんは、いまで言うなら駐車監視員の立場だったとか。
つまり、御用だ御用だのみなさんは、奉行所職員ではなく、奉行所の委託を受けた民間人…と記憶しています。(誤りだったらご指摘くださいね)
スミマセン
本案前に長話をしてしまいました。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
ここからエアコン(AC)のお話です。
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この件です。
全然冷えていません。
なにか悪いのは確かです。
早速、トラブルシュート開始です。
まず、OBDⅡ端子に診断機を接続してSUZUKI K-LINE1を読み出すと同時にエラーコードを拾いに行くのですが…
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こんな感じです。
AC関係の諸部品の動作に問題はないのです。
もちろんエラーコードもなし。
重複点検となりますが、やるべきだと思ったのが、サービスマニュアルに従ったセルフダイアグ機能を使った診断。
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これがサービスマニュアルのセルフダイアグ機能を使う際の操作を示したイラストです。
① 設定温度25℃にする。
② イグニッションキーをONにして5秒待つ。
③ AUTOとデフォッガースイッチを同時に押す。
するとパネルに表示されたことから問題か所がわかるはずです。
ところが、いずれも正常を示す点滅をしていました。
このとき、デフォッガースイッチの電球切れを再確認。
早く直さないとね。いつも気がついては次こそやろうと思うのですが、そのときには忘れています(笑)
念のため、再度OBDⅡ端子からデータを取ってみますが問題なし。
MRワゴンのACコンデンサの冷却は、エンジンと共用なので、エアコンファンがOFF表示なのは正常です。
リレーなどをサービスマニュアルに従いテスターで計測しますが、なにもおかしくありませんでした。
予防整備として、エアコンのコンプレッサと電動ファンの両リレーを交換した件は大DENSOさまのお話でした通りです。

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大DENSOさま
電気系はOK。
ここで、ガス量の推定を低圧側からします。
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参考写真。
黒マジックの線は私の目安として引いています。
これも問題なさそう。
↓あ~ 迷路に入りました~↓
家内・女房からは、
▼ 暑い なんとかしろ!▼
とのキョーレツな苦情が連日連夜出ています。
○ 整備、得意なんでしょ!
というイヤミも入ります。
ついには、家内が女房に、
「結婚前に初めておとうさん(私)の家に行ったら何台ものクルマやバイクがあって驚いた。とても個人で揃えたとは思えないたくさんの工具やエンジン、ミッション、タイヤとホイールの山なんかがあるのでてっきりこの人の本業は車屋さんなんだと思った…」
などという洗脳まがいの話を吹き込み始めました。
私は、
「競技車しか整備したことがないけんエアコンなんかわからん。競技車にはエアコンなんかついてない」
との趣旨を上申したのですが、家内・女房はスルーしました。
こうなれば行きつけのショップに行くしかありません。
ひとりで行きたかったのに…
家内が女房に「コロナでお金がしんどいのにろくでもない改造計画を練るかもわからない。エンジンやターボの話が出始めたら危険だからよく聞くように…」などと吹き込んでいました。
結局、家内の命令で女房が監視役で同行することに。
私 … そんなに信用ないんか。
朝イチでショップに到着。
「あ、スナップオンが来た。…ということは今日は木曜日ね♪」
なんだか楽しそうな女房。
→ 上写真は前回撮影のもの
女房は家内よりも芸術に理解があるので、スナップオン製品の美しさがステキなのだとか。
家内は保守的な性格。
なじみがあることからKTCしか見ないタイプです。
次男が職場で使っている工具がKTCというのもあるようです。
長男の工具も見事なまでにKTC。
そういう私もKTC中心です。
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STRAIGHT横浜店
この前、家内をSTRAIGHT横浜店に連れていきました。
そのとき、STRAIGHT製品のアイディアのおもしろさなどを、実物を見せながら説明しました。
STRAIGHTでは、家内のクルマに必要な消耗品の購入をしたのでレジは家内持ち。
レジで家内は、前払い会費が必要な会員登録をして会員カードをもらっていました。
今後、家内がSTRAIGHTを利用することもありそうですね。
しかし、帰り道に「なんで森本(~モータース、YouTubeチャンネル)さんは【みんな大好きSTRAIGHT】と言うんやろ?」と言っていました。
まだまだSTRAIGHT信者への道は遠そうです。
またまた話がずれたので戻します。
ショップで約1時間に渡って一通りのチェックを施行。
※ 私は計測・点検の実施は施行、整備の実施は施工と使い分けています。(←勝手な文字遣いのルールです)
今回の作業はトラブルシュートもあります。しかし、それは主たる目的ではありません。
主たる目的は、夏休み明けにするエアコンシステムのリフレッシュの前準備です。
注文が必要な部品のチェックや整備時間の措定等も含まれているので時間を要したわけです。
決してトラブルシュートのみに1時間かかったのではないことをショップの名誉のために申し上げておきます。
さて、次々チェックは進みます。
しかし、問題なしが続きます。さらに追及は続き、ついに見つかったのが…
○ 電動ファンに電気が来てない!
でした。
あれれ?
なんでやねん?
私のチェック時は、電動ファンは回っていました。この目で見ましたから。
…と言うことは、私がチェックした直後に電気が行かなくなったと言うことですね。
間が悪いと言うか?
よくあるファンモーターの焼き付きのような機械的なトラブルではなく、別の問題でした。
電動ファンのON・OFFは、エアコンコントロールユニットでしています。
今回のエアコントラブルの原因は、エアコンコントロールを含むECUにあったわけです。
主「ECUの予備持ってたっけ?」
私「持ってます」
という会話があり、夏休み後にエアコンリフレッシュを施工できる運びとなりました。
そこで!
よろしくはないのですが、応急処置として、電動ファンを常時回転にしました。
これで涼しい風が出ます。
応急処置ではありますが、めでたく涼しい車内となったので家内・女房の苦情は止まりました。
帰ってからエアコンシステムにちゃちゃっと追加のお手入れをしておきました。エアコンの効きがアップしましたよ。
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パーツカタログで見るリヤホイール関係。
これはMRワゴンスポーツだとMF21Sの車台番号531118までのクルマに当てはまるものです。
部品を購入するときは、必ず車検証を準備して適合確認をしてくださいね
リヤホイールOHの際に予防整備をするなら、10万㎞走行目前という事情を考え、
○ ブレーキシュー交換
○ ブレーキのシリンダ分解整備
○ ホイールベアリング交換
などを一緒にしておくと二度手間にならないと思います。
私はそういう考えなので、上の3点を次回整備に含みました。
リヤホイール関係をキチンと整備しておくと、当面の機械的信頼性が得られると思います。
そうなれば、他の部分のリフレッシュにお金が配分できると思いました。
以上、オススメのリヤホイール関係の予防整備でした。
電動ファンを常時回転にしているとどのようなエラーコードが出るのか調べたら
○ P0748
が出ていました。
電動ファン回路の短絡による問題を読んでいるようですが、このコードだと、まず疑うのはATやATFとなります。
正直なところ気持ち悪いエラーコードだなあと思っています。
なんだかとっても長い1日でした。
暑かったし。でも、クルマの中は天国になりました。
長く書いてしまいました。
どうもスミマセン。
