素人がATFを交換してみた②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
初のATF交換から3日目。その間の走行距離約22km。そろそろ2回目の上抜きとATFのチェックをしたいところです。
写真赤丸がATFレベルゲージ口です。写真は、MonotaROの電動チェンジャーの吸入パイプを差し込んだ状態です。
【参考】
廃ATFの比較はなんとも表現しにくいのです。
そこで、前回と2回目の廃ATFの比較は、YouTubeにアップしました。
https://youtu.be/7afWnG2GsF0 2
レベルゲージでATF量の点検をします。
量は過不足なし。OK。
ゲージの見方です。
写真一番上の切り欠きと次の切り欠きの間は温間用のゲージです。この切り欠きの間にATFがあれば適量です。
下の切り欠きは冷間用のゲージです。同様に冷間はこの間にATFがあれば適量です。
エンジンオイルのレベルゲージとATFのレベルゲージの見方の違いは、ATFでは、温間と冷間で見方を変える必要があるということです。
その理由は、エンジンオイルに比較して、ATFは、冷間と温間の体積差が大だからです。
3
このように、温間のゲージ間には H の刻字があります。見たことがない人は一度確認しておきましょう。
4
冷間には C の刻字があります。これも一度見ておきましょう。
5
MonotaROの電動オイルチェンジャーを使うときは本体の落下に注意しましょう。
私は左手でモーターを保持して右手で吸入パイプを動かしながら抜いています。
6
今回抜いたATFで冷間の比重を実測してみます。940mlの重さが777.5gでした。
すると、
777.5(g)÷940(ml)
≒0.82
となりました。
同じく冷間でエンジンオイル:銘柄日産純正 エンジンオイル ストロングセーブX Eスペシャル SN 5W-30 化学合成油を実測したことがあります。比重は0.87ぐらいでした。
ガソリンの実測が比重0.73~0.76。何度か実測したのですが、都度結果がばらつくので困りました。
私のいい加減な実測値を用いているので、以降はどうかと思う内容になります。
アイシンのATF+の新油を実測したところ、比重は0.85でした。この0.03の差をどう考えるかですが…
「まだ、古いATFの性質がAT内を支配しているのではないか?との疑いがある」というのがいまの結論です。
7
背景に写っているのはライバルです。
写真右が11日~12日の日付変更ラインに抜いたATF、同左が14日に抜いたATFです。
レベルゲージを抜いてペーパーでふくと、やや赤みを感じたので、今回は期待していました。
しかし、抜いてみたら写真の通りの結果でした。
今回の方がやや赤みがさしています。
前回と同じく背後から作業灯で照らしていますが、光がまったく透過しません。
前回と今回の2回に分けて抜いたATFは、前回1.8l、今回1.28lの合計3.08lです。
まだまだAT内の総ATF量に足りないような状況なので、これから何度も抜いては足してを繰り返さないといけないようです。
こうなれば、アイシンのATFをペール缶で買って何度も交換するしかないですね。
いま、AFW+の値段を調べるとAmazonで1万200円ですね。
買うかぁ~
置き場は枕元?、いや、キッチンに置いてイスがわりにするか~
なんて置き場問題は解決しそうにありませんが、AT内の正常化のためには買うしかないですね。
8
最後に電動オイルチェンジャーのバッテリーとのつなぎかたの復習です。
1 使う前
① +端子に赤い+のワニ口クリップをかみつかせる。
② -端子に黒い-のワニ口クリップをかみつかせる。
2 使ったあと
① -端子の黒いワニ口クリップをはずす。
② +端子の赤いワニ口クリップをはずす。
この順番を再確認しておきましょう。
ブースターケーブルを使うときも同じ。
まず+端子と+端子をつなぎ、次に-端子と-端子をつなぐ(-端子とボディへのGNDでも可)という順番です。はずすときは、-端子から外します。
事故防止のため、この基本動作は覚えておかないといけません。
特に私のような素人は、体が覚えていないので、指差し確認をしながら作業を進めています。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク