Android AutoにOBD2を使った車両データ導入

備忘録です。
初めにこういう時にやる前の文言を。

これは大前提として自己責任です。もしこれによって不具合や最悪の場合車両に影響が出たとしても責任は取れません。全て自己責任でお願いします。

導入したばっかで不具合やバグは確認できてないので詳しい説明は追々やってこう?と思います

導入の経緯として、サーキットを走るために車両情報を出したいと思いやってみました。
HDMI経由でスマホの画面出す方法もあるかもしれないですが、TVキャンセラーをつけてないのでこのやり方を見つけたので実践してみました。

導入にあたっていくつか用意したものがあります

・ELM327のBluetooth経由で通信できるOBD2モジュール
・Android Auto対応のAndroid端末
・Torque Pro(今度無料版でも出来るか試してみます)
・AA Torque Settings←これが今回1番大事になってくるアプリです。野良アプリです
https://kblognext.com/archives/43581.html
と
https://github.com/agronick/aa-torque
を参考にしました

導入前の準備1

https://developer.android.com/training/cars/testing?hl=ja

準備として、上記のAndroid公式ページを参考にAndroid Autoの開発者モードを呼び起こします。
①Androidの「設定」を開く

②Android Autoの設定を開く

③一番下の「バージョン」をタップしまくるとAndroid Autoの開発者モードになります
(開発者向けオプションを出す時と同じ設定ですね)

④「開発者向けオプション」から、「提供不明のアプリ」にチェックを入れます

導入前の準備2

①Torque Proをインストールします

②Torque Proは普通にスマホで使えるようにBluetoothの設定や車両プロフィールの設定を済ませておきます
これでTorque Pro側の設定はOKです。

導入前の準備3

①AA Torque Settingsをインストール

②アプリを開く

③右上のメニューから「Force Update」を選択します。するとアプリの再インストールが始まります。
この工程によって、マツコネ上にアプリとして表示させるために、Play Storeからインストールしたものと無理やり認識させています。

④Torque Proをバックグラウンドで動かしておきます

ここまでの手順がうまくいくとマツコネ上にこんなアイコンが表示されます

AA Torque Settingsから表示させたい項目やメーターデザインを変更出来ますが、何でかしらないですが背景がかけとる曲のジャケットになります。

~追記 2025年1月17日~
Android Auto接続前にAA TORQUE SETTINGSアプリ内の設定”Media Background”をオフにしてから車両に接続すると他で設定した背景にすることができます。

経時変化のグラフも表示できます。

ちなみにこの画面はスマホ上にも表示出来ます。

シビックを乗っていたとき、日本仕様以外の10th gen civicはビルドインのディスプレイオーディオ搭載でもちろんAndroid Autoが使えました。(日本はナビメーカーの利権や圧力に負けて既存の2DINナビになったそうです)
なので海外ニキはHonda Hackなどを使ってナビに車両情報を出していました。それと似たようなことことがやっとできました。やっぱりAndroid Autoは汎用性高いです。