DIXCEL製 ブレーキローター&パッド交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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車検が近くなったので、DIYメンテナンスを実施。今回は前後のブレーキローター&パッド交換です。
交換する部品は全てDIXCEL製を購入しました。
ローター:PDタイプ
パッド:Pタイプ
【ブレーキ交換必要工具memo】
・13mmレンチ&ソケット
・17mm薄口スパナ
・18mmレンチ
・7mmHEXビット
・T30トルクスビット
・ブレーキピストンツール
・ラバーグリース
・ハンマー
・ブレーキフルード用スポイト
・キャリパーを吊るすフック
・大型のマイナスドライバーorバール
まずはジャッキアップし、タイヤを外します。
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まずはフロント側を作業していきます。
T30トルクスビットを使用し、ローター固定ボルトを取り外します。
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キャリパーを取り外します。
13mmのレンチと17mmのレンチを使用します。
17mmのレンチは、薄口タイプじゃないと入らない可能性があります。
上下の2か所を外せばキャリパーが外れます。
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キャリパーが外れました。
ブレーキホースに負荷が掛からないように、フックを使用してサスペンションのスプリング部などに引っ掛けます。
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続いて、キャリパーブラケットを取り外します。写真では、18mmのソケット&スピンナーハンドルを使用していますが、リヤのブレーキ交換では隙間が狭く、ソケットが入りませんでした。
( ;∀;)
急いで工具屋に走り、コンビネーションレンチを追加で購入しました。
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キャリパーブラケットが外れた様子です。
18mmのボルトで固定されているブラケットは、かなりの高トルクで固定されています。
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続いて、ローターを取り外します。
ハンマーでハブ部分をコンコン叩いてあげると外れます。
ローターが外れたら、ハブ部分をワイヤーブラシで清掃し、綺麗にしてあげました。
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ローターの新旧比較
DIXCEL製のローターはドリルドの穴数が多くてカッコイイですね。
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ローターを取り付け、T30トルクスボルトを取り付けます。
ホイール固定ボルトを軽く取り付け、位置決めしてあげると作業しやすいかと思います。
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清掃したキャリパーブラケットを取り付け、ブレーキパッドを装着します。
摺動部にはグリースを塗布します。
DIXCEL製ブレーキパッドには専用のグリースが付属していました。
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パッドを取り付けるとこんな感じです。
パッドセンサーは今回再利用しました。
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清掃したキャリパーを元に戻します。
キャリパーのピストンは、専用のピストンツールで戻す必要があります。
私は手持ちがなかったのでKNIPEX製のウォーターポンププライヤーでピストンを戻しましたが、オススメはしません。ピストンを戻すとブレーキフルードの液面が上昇するので、必要に応じてブレーキフルードを抜き取ります。
13mm&13mmのレンチで固定するボルトは摺動部ですので、こちらにもグリースを塗布してあげました。
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これにてフロント側ブレーキローター&パッド交換完了です。
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引き続き、リヤ側の作業に移ります。
タイヤを外すとこんな感じです。
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T30トルクスボルトを取り外します。
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キャリパーに取りついている金具を取り外します。
ラジオペンチやマイナスドライバーで外れます。
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キャリパーのピストンを戻します。
マイナスドライバーを使うと簡単に戻せます。
ブレーキフルードの液面上昇に注意してください。
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キャリパーを取り外します。
7mmのHEXビットが必要です。
なかなか売ってないので注意です。
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キャリパーが外れました。
内側のパッドはキャリパーに付いて外れます。
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続いて、キャリパーブラケットを取り外します。
前述しましたが、18mmのソケットレンチではスペースが無くて作業できません。
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18mmのコンビネーションレンチを急遽調達して作業再開。
近所の工具屋さんに売ってて助かった、、、。
輸入車は工具サイズが特殊なので困りますね(;'∀')
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ブラケットが外れたら、ハンマーでハブ部をゴンゴン叩いてローターを外します。
外れたら、ハブ部を清掃し、ドラムブレーキにも異常がないか目視で点検&清掃。
※当然ですが、サイドブレーキは解除していないとローターは外れません。
W204はインナードラムブレーキです。
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後は、新しいローターを取り付けて、新しいパッドを取り付けて作業完了ですね。
※全てのブレーキ交換作業が終わったら、何度かブレーキを踏んでピストンをパッドに密着させます。ブレーキフルードの量を確認し、試走後に再度ブレーキフルードの液量を確認します。
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リヤもDIXCEL製のローター&パッドにしました。
見た目的にはスリットローターにすれば良かったかな。
※定価で10,000円くらいの差です。
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パッドの残量を見ると、きっとあと1万キロくらいは余裕で走れたんだと思いますが、車検到来なのでDIYしてみました。
ジャッキアップでの作業だと結構大変でした。
レンタルガレージとかがあれば4輪リフトアップした状態で作業した方が絶対良いです。
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