![TASのブースで聞いてきた「SUBARU Active Damper e-Tune」の細かな話 TASのブースで聞いてきた「SUBARU Active Damper e-Tune」の細かな話](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/685/568/46685568/p1m.jpg?ct=662d869f2ab3)
VNレヴォーグ STI Sport乗りのみなさんが大注目してるはずの、電子制御ダンパー制御プログラムのアップデートサービス「SUBARU Active Damper e-Tune」。
東京オートサロンのスバルブースで、私が気になったことをいくつか聞いてきました😺
長文になるので、興味ないかたは読み飛ばしてください。私の聞き間違いや今後の変更あったらごめんなさい。
聞いたこと概要。下で一つずつ説明します
1. 緻密にこなれた電子制御プログラム
2. 今後のアプライドでもオプション販売
3. 1.8Lと2.4Lでも制御内容の差は無し
4. 価格は未定だが3万円台で約4万円を目指す
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SUBARU Active Damper e-Tune(以下、e-Tune)については、ニュースリリースやYouTube SUBARU On-Tubeを見るのが1番です。基本的なことはそっちを見てください。
YouTube SUBARU On-Tube
https://youtu.be/a66uacSfsCo
スバル ニュースリリース
https://www.subaru.co.jp/news/2023_01_13_170047/
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このブログでは、東京オートサロンの会場の雰囲気とともに、聞けた内容を共有します。
上の写真は、ブースのステージ上で井口選手、プロジェクトゼネラルマネジャー(PGM:名前変わった。五島さんから変わってた)と、自動車評論家の河口まなぶ氏から直接話を聞けたよ。という自慢です。実際には、ブースの説明員の方にも話を聞いてます。
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◾️1. 緻密にこなれた電子制御プログラム
グラフを見てもらうと、e-TuneはドライブモードセレクトのSport+とコンフォートの幅をより広げたように見えます。なので、「電子制御の幅を広げたんですね」と聞いたら「単純にそれだけでは無いんです」と。
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このグラフは、4つの状態を示してますが、1番左のコンフォートのところち注目すると、上下前後の揺さぶられ感は減り、路面入力に対する当たりの丸さは高くと、基本的にゆったり快適な乗り心地ですが、コーナー旋回中のグリップ感は向上してロールも減るといいことずくめ。
これは、スバルにZF社の電子制御ダンパーの知見が貯まり、より緻密な制御ができるようになったからとのことです。この話は、YouTubeでも出てる内容ですが、直接聞いてなるほどと思ったのと、普段の95%はコンフォートで乗っている軟弱者なのでメモ。
あと、ハードとしてのダンパーは変わらず電子制御が変わるだけなので、超ガチガチとかふにゃふにゃの別物になるわけではないとも言ってました。まあ、当たり前ですね。
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◾️2. 今後のアプライドでもオプションサービス
今回のアップデートの位置付けも確認しました。VNのD型が出ても、e-tune はオプション販売です。
電子制御ダンパーの機能改善とではなく、より走りを楽しみたい人向けへの機能向上プログラムという位置付け。A型の私の愛車もぜひアップデートさせたい❗️
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◾️3. 1.8Lと2.4Lでも制御内容の差は無し
1.8LのVN5と、2.4LのVNHでは、電子制御ダンパーSport+の制御をVNHのほうがよりスポーティになっていたはず(S4 VBHよりはマイルド)。お値段高い分の付加価値と思ってましたが、正直うらやましかったです。
でも、今回のe-tuneはVNHよりもアグレッシブなキャラ変で、しかも「VN5でも基本的な制御は同じ」ということでした。"基本的"にちょっとひっかかりましたが、聞き直しても基本的に差がないと言うことなので、同じと捉えて問題なさそうでした。
トルクやパワーはVNHが全然上ですが、オプションで足元の制御を同じにできるのはVN5乗りとしてはありがたいです。
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◾️4. 価格は未定だが3万円台で約4万円を目指す
PGMから「サービス開始時期は春。価格は未定ですが、3万円台の約4万円を目指す」という説明でした。
高いと感じるかは人それぞれですが、私としては機能向上の整備としては妥当な金額だと感じます。自分の愛車も、e-tuneにしたいですね。
TASスバルブースで聞いた話はここまで。
ここからは、私の推測や意見になるので、話半分くらいで聞いてください。
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1つ目は、e-tuneの購入者向けに専用オーナメントが付いてそうですね。
ブースのe-tune説明ビデオのところにも、YouTubeの説明動画内の車でも、AWDエンブレムの下につけてます。
STIのリアドロースティフナーでもステッカーつけてましたが、これはマニア心をわかってると思います。
ブースの人に聞いてみればよかった。
私はe-tuneはアップデートしますが、このオーナメントが付いてきても貼らない可能性が高いです。
理由は、シルバーメッキが多すぎるから。リアのLEVORGとAWDのエンブレムをラスターブラックにしたのに、e-tuneが思いっきりシルバーだと統一感が損なわれそうで。実物見たら貼ってしまうかもしれませんけどね。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/064/159/372/ee9d86ed3d.jpg?ct=e4c7ec1ae71c)
2つ目は、単なる感想ですがe-tuneのようなアフターサービスとしての機能向上は大歓迎です。
アイサイト含めて、クルマはソフトウェア制御部分が増えてます。増えた分プログラムのアップデートで改良できる余地は当然増える。それにも関わらず、日本の多くのクルマは、純正部分は買ったときが最高の価値で、あとは経年劣化するだけで機能向上はありませんでした。ここが、テスラのような車と1番の違いで、IT業界にいる身としては日本メーカーに対しては不満でした。
リコール対応は、不具合のマイナス10点をゼロに戻す行為でありうれしいものではありませんが、e-tuneは10点のものを+2点の12点にするようなサービスです。とても良い考えと思います。
みんカラユーザのようなクルマ好きは、自分の愛車が好きだし、愛車をより魅力あるクルマにするためにパーツ交換してカスタムしたり、洗車をがんばってピカピカにしているんです。
機しくも同じく東京オートサロンでトヨタが発表したKINTOのサブスク車は、機能向上のアップデートをし続けるといってました。
スバルは、企業の体力的にあまり派手なことはできないと思いますが、購入後の機能向上の第1歩としてのe-tuneを高く評価します。
今後も現オーナー向けの機能向上の第2弾を継続してもらうためにも、e-tuneのサービスは成功してほしい😺
今年の東京オートサロン 2023で、私にとって1番の価値があったと思った部分なのでくどく語ってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました😊