NANKANG CR-S 245/40R17  

　BRZ ZC6でサーキット走行用に導入、ホイールも新調してTWSの9J。サーキット走行を再開してから、AD08R(235幅@8.5J)→Z3(225幅@8.5J)→AD09(225幅@8.5J)と来たので、最もハイグリップ＆ワイドなタイア。
　225のAD09に比べてtc2000で1.3秒速くなった(タイアライフ序盤で比較)。袖ヶ浦でも1.3秒くらいの差(AD09は6-7分山、CR-Sは新品)。ブレーキの縦が強いというのが第一印象ですが、GPSログを見ると縦横共にAD09やZ3より一回り上でした。応答性は特に不満ナシ。ただ、横剛性が弱いとコメントした方を二人知っています。RE71RSよりは弱いかと推測。
　滑り出しの穏やか←→急は、コメントが難しい。。グリップのピーク付近で神経質とは思わないのですが、ワタシとしては珍しくオツリをもらい気味だったり、スピンしたりしてしまった。グリップのピークを大きく超えてスライドした状態での発生Gが低いのかもしれない。Neova、Z3ではスピンしなかったのにな。あ、冷えている時は無理できないです、特に横Gは出ずにスッパリと流れます。そして暖まりも速くない、tc2000や袖ヶ浦の計測一周目でアタックとかあり得ない感じ。
　A052やRE71RSに迫るグリップという評判がある一方で、減りが心配でしたが、目が飛び出たりはしませんでした。：）
　袖ヶ浦13minx2(全開時間)
　tc2000 15minx2
　袖ヶ浦13minx2
　tc2000 15minx2
　tc2000 15minx2
　袖ヶ浦 13minx2
　tc2000 15minx2
だいたい全開走行200minだから、tc2000の会員走行1枠20minが全開18minとして、11枠くらいに相当するはず。
　その結果が写真の通り、メインの縦溝が3.8-4.2mmくらい、新品時は5mm。てことは8分山になるが、最内の縦溝はスリップサインに近い。なので何分山かわからん、5-7分山あたりかしら。tc2000 20min×20枠は行けそうかな、であれば耐磨耗性に不満無いです。ワタシの走り方が猿走りから間欠全開に変化したこともあって(∵E枠の他車に合わせて&ブレーキや触媒etcをいたわって)、タイアにかかる負荷が軽くなっているとは思いますが。CR-SよりRE71RSの方がほんの少しライフが長いと知り合いが言っているので、RE71RSのライフも許容できるかもね、ワタシ。
　一方で、燃費はイマイチ、tc2000の行き帰りで13.7km/L@燃費計くらいかなあ。AD09(225/45r17)は外径大きいので燃費計だと不利なはずなのに、15km/Lくらい出ていた。Z3(225/45r17)は14.5km/Lとかだったかな。
　空気圧は温間2.4kgfから始めて1.9くらいまで試したけどよくわからず(汗)　XL規格と言うことで高めの2.4から始めたんだけど、16℃の袖ヶ浦で1'18.4が何回も出ていたので、少なくとも激遅ではないはず。冷間1.4>温間1.8で岡国アタックしていた例をyoutubeで見つけたけど(255/40r17)、そこまで落とす勇気はなかった。
　タイアのピックアップの拾いやすさは、まあまあ少ないが世評だと思うが、ワタシ的にはZ3やAD09より多く拾う印象。