納車から一年、最近「なにか変えたい」欲が出てきてしまいました。とはいえ外装、内装定番パーツはどれもメーカーのこだわりがある「作品」。安易に変えたくありません。
(シート、ステアリングについては操作性を第一に考えて必要最低限の変更を予定しています。せっかくの走りのクルマなので。)
そこで比較的低価格で違いを出せる&実用性も兼ねたものとしてバックランプのLED化を検討しました。
素モデルのFL型シビックはわかりませんがタイプRはフロント灯火(ヘッドライト、デイライト、ウインカー)は純正でLED、リア灯火(ウインカー、バックライト)は昔ながらの豆球です。
「なんでLEDじゃないんだ」という声もありますがコストや放熱性、パーツの取り回し、制御等への影響など色々あってのことと思います。
また、ウソかホントか不明ですが「後続車が眩しくないための配慮」というのもどこかで見た気がします。リア灯火が最初からLEDな車種もありますが。
ということでついでの品も含め下記の商品購入を検討しました。
・バックランプ(PIAAの450lm、T16)
・トランク車内灯スイッチ付きタイプ(他車種流用純正品)
・LED車内灯(メジャーだけど「メーカー」とは言えないショップ販売のT10)
どれもSNSでの取付実績があり定番とも言えるものです。
駄菓子菓子
結局やめときました。
理由は上にもちょこっと書いてるんですが
①適切な光量を選ぶのが難しい
バックランプについてはPIAAであれば450lm、1200lmのラインナップ、その他の格安ショップであれば3000lmや6000lmなどいわゆる爆光タイプまで多くの種類が存在します。
明るければ明るいほどいいってものでもなく周囲の人への影響や発熱による筐体への影響を考え、まともなメーカー製それも安全策を取って当初安牌な450lmをと考えました。
しかし、レビューを見る限りでは純正+α程度の光量&色味が白くなるだけと言った感じで手間とお金をかけてまで変える必要性がなさそうでした。
②寿命、安全性
LED化の謳い文句によく「LEDは長寿命」というのがあります。
これは豆球との仕組みの違いからくるもので、確かなメーカー製&テストで使用された環境であれば確かにそうだと思います。
しかし放熱性の検証がどこまでされているかわからない製品だと小さな本体に無数の発光部が貼り付けられていてとても長持ちするとは思えません。
また、汎用品である以上たとえメジャーメーカー製だとしても自分の車のランプ筐体がそのLEDにとってシビアなつくりなのか否かはわかりません。
おうちのDIYだと「電気工事士の資格がいるか否か」という線引が一般的な認識として定着していますが、クルマについては野放し状態。ネットでやり方や製品レビュー見て「簡単じゃん!」と手を出すべきではないのかなと考えました。
③自動車メーカーのスタンス(安全性)
メリットばかり見るので一応デメリット(危険性)はどんなもんがあるんじゃろと検索していたところ三菱の記事が出てきました。
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/support/recall/others/tenken/detail_027.html
単に点かないとかのレベルだけではなく先進装備への影響も出る可能性があるようです。
ということで
・コスト(お金、時間、労力)に見合う効果があるか?
・安全性(ショートによる不灯、車両火災、先進装備の誤作動等)
を考えて結局何もしませんでしたというお話でした。
Posted at 2024/07/16 13:34:45 | |
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