
月末のECJオフ会用にライセンスプレートカバーを作成しようと考えています。Amazonあたりを見ると、無地のもの、変な(!)意匠のもの、プラスチックらしきもの、紙をパウチしたもの、仕様も素材も色々ありそうです。
どうせならデザインが入ったオリジナルのものがいいかなと思うので、今回はデザインデータを入稿して印刷してくれるタイプにしようと思います。そこで今日は自作のデザインのお話。
ディーラーの展示車みたいに?メーカーや車名のロゴをシンプルに入れてもいいのですが、今回のテーマは「本物のライセンスプレートっぽい感じ」にすることにしました。子供の頃から、本物を真似して「それっぽいもの」を作るのが好きだったので、その延長線上のお遊びという感じでしょうか。
と、いう訳でまず作ってみたのは、今付けている日本のライセンスプレート風。デザインの作成はIllustratorで行います。日本のプレートで使用されているフォントは、ネット上にもあまり良いものが落ちていないので、macに入っているフォントから近いものを探して字形を整えます。
各要素の配置はネット上に資料が落ちていたので、位置とサイズは正確に落とし込んでいきます。ライセンスプレートって、適当に作ってもそれっぽくはなるんですが、フォントと位置関係が適当だとどうしても「なんか違う」感が出てしまうんですよね。という訳で、多少の妥協はありますが、結構それっぽいものができました。
せっかくなので、マカンの語源である虎くん(これは伊藤若冲画)も配置してみます。ちなみに江戸時代の絵画は著作権が切れているので、割と気兼ねなく使用できます。
うん、なかなかいいですね。でも日本のライセンスプレートってださいなあ…笑
海外ではJDMマニアの方々が日本風のライセンスプレートを喜んで付けているそうですが、欧州車乗りの日本人がユーロプレートをありがたがるのと同じなんでしょうね。ちなみにオーストラリアでは行政が正式に日本風プレートをラインナップしてるらしいですね。柔軟で羨ましい。

↑豪州のJDMプレート(画像はNewsweekの記事「
オーストラリアは空前の日本ブーム?人気上昇中の意外なものとは... 」から引用)
これで発注しようかと思ったのですが、ヨーロッパのライセンスプレートってかっこいいよねと思って、EUっぽいのも作ってみることにしました。形状までEUタイプにするのは色々大変なので、日本のライセンスプレートの形状を維持したままで欧州っぽいデザインにしたらどうなるか、って感じです。
欧州ナンバープレートのフォントはFE-Schriftというらしいのですが、ネットで検索したらほぼ再現したフリーフォントを見つけました。なので、デザイン作業は楽ちん。字を打ち込んでいい感じに配置するだけです笑
本来、国名の記号が入る青いブロックのところは、「J」と入れてみてもあんまり締まらなかったので、ポルシェのクレストを拝借して、ブロックの色も渋い感じに変えてみました。ポルシェクレストは変な使い方すると怒られそうですが、個人のお楽しみの範疇ということで許して頂きます。黒い縁取りはちょっと扁平にして、少しでも横長に見えるように。よくイタフラ車のオーナーがあしらうようにトリコロール(ドイツ語だとなんて言うんだろ?)を入れてみました。
おお、断然日本バージョンよりカッコいい…
という訳で、発注はこれからですが、今のところ欧州バージョンになりそうな感じです。作りものは楽しいですね!

Posted at 2025/10/05 00:01:47 | |
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