シートベンチレーションの比較
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今年初めてシートベンチレーションなるモノを装着しました。
本革シートの車に乗る事はこのW205が初めてで、本革シートは見た目は豪華ですが夏はこんなにも蒸れる事を知りました。
35度を超える炎天下ではエアコンで車内の温度を下げても、お尻や太もも、背中の部分はシートに接っしているのでどうしても蒸れますね。
そんな事で今年は2種類のシートベンチレーションを購入して使用しました。
写真は最初に使用していたモデルです。
シートベンチレーションは送風(排気)のモデルが大多数を占めますが、純正と同じ吸気のモデルはなかなか見当たらず唯一このモデルが吸気対応とのことで試してました。
ファンはふくらはぎ辺りに2ファン一体となって1基付いています。背もたれ部分にはファンは無く一か所のファンで座面と背もたれ部分を兼用しています。
2
この写真は2回目に購入したモデルです。
レッドステッチの採用で見た目はこちらが良いかと・・・。
しかも着座でファンが自動起動し、シートから立ち上がると自動停止します。
この機能は案外便利で助かります。
ファンは座面部分と背もたれ部分とは別々にありセパレートタイプです。
何故2台目を購入したかと言うと、W205を運転した妻がこのシートベンチレーションを偉く気に入り、半ば強引に妻の車に移管する羽目になったからです。
3
で、私し的にどちらが良かったかと言うと最初に購入した方が良かったかと・・・。
まずその大きな要因として挙げるのはファンの騒音です。
静かさでは最初に購入した方が圧倒的に優れています。
マックス風量にしても気になる音量ではないです。
ファンが一ヵ所のみなので当然ですね・・・。
ファン自体も静音設計とファンの回転振動がシートに伝わらない様に工夫されています。
4
後から購入した方はファンの音は強さが中でも最初のシートベンチレーションのマックス音量よりも更に大きいので気になってしまいます。
風量最大の強にすると騒音は更に際立ちます。
特にファンの振動が大きくシートに伝わり振動音も気になるレベル。
私は車内は静音性を最優先するのでこのシートベンチレーションの音は騒がし過ぎてダメでした。
5
次に最初に購入した方が良かったのは吸気の採用です。
シートに座り蒸れ始める前に起動するとすぐに「おおぉ~」と思うほど体感出来ます。
尻と太ももが直ぐにスースーします。しかも結構ヒンヤリします。
これは凄くクセになりそうです。
それからちょうどズボンのベルト部分の腰の辺りも結構吸気してくれるので涼しさ満点です。
純正シートベンチションが吸気を採用してる理由が分かります。
但し、背もたれの中ほどから上部にかけては「吸っているの?」と思うほど体感無いです。
1基だけのファンのパワーでは背もたれ部分も吸気することは限界なのかもしれませんね。
とは言っても不思議と背中も蒸れたりはしません。シートベンチレーションがあると無いのとでは雲泥の差ですが、背もたれ部分の吸気は弱弱しくても確かに効いているのでしょうね。座面の部分と腰の部分が結構効くので背中部分と比較すると物足りないのかもしれません。
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反対に後から購入したシートベンチレーションは背もたれにも専用のファンが付いていますので背もたれ部分についてはこちらのシートベンチレーションの方が涼しいです。しかも背もたれ部分は座面と反対に吸気となっています。唯一ここが良いです。
但し、背中を背もたれに密着していれば音はそうでも無いですが、少しでも前かがみになるとファンの音が耳に入ります。背もたれに密着させている必要があります。
ファン自体が耳の部分に近い位置にあるので仕方ないカモですね。
また、座面の風量も後から購入したシートベンチレーションの方が強いのでこの部分が排気ではなく吸気になれば最高なんですがね・・・。
吸気が可能にするためにファンを逆さまに設置しようとしたり、ファンへ接続しているケーブルのプラスとマイナスを反対にしたら吸気になるのではないかと画策してみましたが、ファン自体が取り外しが出来ない構造っぽいです。
無理にファンとシートを分離して後で元に戻せなくなったらと思うと勇気が出ません。
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気象庁の予報では30度手前の気温があと数日続くので、暫くはこのシートベンチレーションを付けているかと思いますが、必要となくなる気温になったら取り外します。今度は標準装備のヒートシーターの出番なので・・・。
シートから取り外した頃以降に座面が吸気になる様にトライしてみます。
元に戻せなくなったら来年には吸気タイプのシートベンチレーションを再度買い直す予定です。
一度、シートベンチレーションの良さを知ってしまうと猛暑日は使わずにはいられなくなります。
アマゾンの口コミなどを見ていますが吸気より送風(排気)を好まれる方のほうが大勢います。特に後から購入した方のシートクーラーでは座面に手を当てただけで空気が出ているのがすごい分かります。
「空気が出ている、空気が当たっている」という実感があるので好まれる要因かと思います。
騒音には目を瞑ってでもパワー派が好みの方は、座面と背もたれの両方が送風になっているタイプ、且つファンもそれぞれセパレートのタイプを選択すれば鬼に金棒かと・・・。好みは人それぞれですね。
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最期にマッサージ機能ですがどちらのシートベンチレーションにも標準で付いています。
機能もほとんど同じで5パターンの揉み方と強弱でメリハリを付けています。
15分経過するとマッサージ機能部分は自動停止します。
このマッサージ機能の方が目新しくて長時間の運転中や疲労感を感じた時、眠気を感じた際はマッサージ機能を活用しております。
あと、シートベンチレーションを本革シートに敷くことでズボンとシートのヘリとの擦れ防止にも一役買っているかと思います。
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