V98Wのスイッチボックスのパネルの削りは部屋でできるのと、写真に撮っても変化が全く分からないので飛ばします。
今回の土日で助手席側のスライドドアを施工したいと思います。
表面は下の部分が錆びているだけのように見えますが裏側は凄いことになっています。
当初寝転んで作業して何とかならないかとやってみましたがそんなレベルではないので取り外します。
ドアを外して、レールも外して錆びている所、凹んでいる所を修正していきます。
一番下の角に嫌な凹み&錆があります・・。
運転席側のこの部分も同じような感じなのですが、そちらはまだ直してないので真相は分かりません。
それ以外の錆&凹みについては原因が分かりやすいので直してしまえば何とかなると思います。
廃車置き場の車でももう少しマシではないか?思えるくらい錆びております。
このパネルもボンネット同様一部ステンレスが貼られているため真面目に直しても数か月もすれば錆が上がったてくるはずですが一応できる限りのことはやってみます。
こんなドア中古で1万もしないで入手できると思うので何故わざわざ多大なる手間をかけて加工して、鉄と貼り合わせたら電位差で錆びてしまうステンレスを使用したのか謎な上、コーキングで隙間を埋めるという斜め上な修理なのか?
延命処置にもならないような状態ですが、ボンネット同様今更中古でドアを購入して交換するような車ではないので、この状態できる範囲程度で削ります。
塗装にひびが入るのでコーキングは全部取りたいのですが、ほぼ見えなくなるところですし、そもそも無駄な作業をしている自覚があるので錆びていると思われる部分のみ奇麗に削って、凹みを直し、錆転換剤を充填して適当に穴を塞いでおしまいです。
取りあえず塗装するとき用にサフくらいは吹いておきます。
1回目というか、捨て吹です。
乾かしている間にボディのほうもマスキングしてしまいます。
全体を塗装したいのですが、塗料の残量が少ないので今回は下地が必要な場所だけをピンポイントで塗装していきます。
3回目ですが、まだ地肌が透けて見えるのでもう一回塗ります。
4回目の塗装で地肌がほぼ見えなくなったので終了です。
1か所凹んでいるように見えるのはスポット溶接の跡なので平滑化はしませんでした。
ボディのほうも4回塗装したらほぼ地肌が見えなくなったので終了です。
ドア下部のステンレスのつなぎ目が5ミリくらい凹んでいます。
本来なら塗装する前に埋めないとならないのですが、完全に錆を取り除くことが出来ないので、錆転換剤を充填するように塗っているので、取りあえず密封の為下地塗装をしてから、FRPを使用したポリパテで埋めてしまいます。
FRPとタルクを1:1で混ぜてから、通常の4倍の硬化剤を入れて発熱させます。
(厚さによって煙が出るほど発熱するのでマネしないように・・・。)
マスキングしてコーキングヘラを使用してコーキングと同じ要領で奇麗に充填していきます。
余談ですが、シリコンなどのコーキングをするときにヘラで奇麗にならせず指を使って修正する人もいるかもしれませんが、大昔コーキング屋さんとお話ししたときに、災厄指を使って修正したいときは指に大量に唾液を付けてから撫ぜると奇麗に仕上がるよという裏技を教えてもらいました。
実際唾液を使用すると奇麗になるので代わりになるような物がないか一時期いろいろやってみましたが唾液に勝るものはいまだに発見できませんし、今はヘラで奇麗に仕上げられます。
この後800番のペーパーで塗装肌を調整してドアの取り付けです。
今回は手伝ってくれる人が居ないので、他のドア同様ウォッシャー液のポリタンクを台にして頑張って一人で取り付けましたが・・・
ドアの取り付け調整のために開閉テストをしていたらぶつけてしまいました・・・。
当初 一人で取付して開閉テストをしていましたが、助手席のドアと高さが合いません。
最初はドアの重みで下気味に取り付けてしまっため当たってしまったと思いいろいろ調整しましたがどうやらスライドドアを支えているステー自体が歪んでいる&
前のほうについている調整用?の黒い部品みたいなやつも位置が違うようでドア3か所ボディ2か所を細かく調整してやっとスムーズにドアが開閉できるようになったので、取りあえずパテを塗って修正しましたが、前は問題ないのですが、後ろは当たってしまいます。
後はステーを感覚的に3ミリ~5ミリ曲げるか、他の方法でそのくらい上がるように調整しないとならないみたいで本日中にできる内容ではないので本日は終了です。
塗装するときも一人でドアをひっくり返したりしていたので傷を入れてしまいました・・また修正が増えました。
今回ステップの部分も部分的にサフを塗りましたが、例の塗料を剥がす作業からですので手間が数倍です。
助手席側で残っている修正箇所は3つ
スライドドアのバイザの所に見える錆2か所
バイザーを取り外したら新しいテープを使用しないと元に戻せないので、塗装するギリギリまで作業しない予定です。
もう一か所が、屋根のつなぎ目の部分。
これは道具はそろっているのであとはやる気だけ・・・。
ドアバイザー用のテープや、ドア内の防水シートを全交換するためのプチルゴム、塗装用のフィルター2種類にタッククロス、磨き加工用の各種スポンジはすでに用意してあります。
あとは、いまだに取り外していないフロンドバンパー周辺と、運転席側スライドドアももう一度外してボディ側も直さないとならないし、リアバンパー内側もFRPが足りなくなって穴埋めしていない箇所があるし、運転席側の屋根の所もありますが、やらなければならない箇所がついに片手で数えられる程度まで減ってきました・・。
ばらしておいておける場所があれば、並行していろいろできるので2~3週間くらいでできるような内容ですが、場所がないというのはつらい所です。
塗装も場所があれば1日で終わると思いますが、現状ではドア1枚1週間で、5枚5週間+屋根 1週間、 側面1+フロント 1週間 側面2+リア1週間で 8週間・・・2か月もかかる計算です。
塗装自体は各部分1日で終わるはずですが、磨きが出来るだけ乾かすとしたら3日は必要です。
プラス削りに1日なので、結果的に1エリア1週間になってしまいます。
ドアも まとめて塗装できれば 5枚くらい1日もかからず裏表塗装できますが、そのためには 外したドアをすべて並べられるスペースと、尚且つ両面同時に塗装できる環境が必要になります。
塗装する前に最低でもドア1枚の両面を同時に塗装できる台を作らないとなりません・・・・。
塗装したら、硬化するまで最低3日はドアがない状態で車を放置しないとならないので、出来れば2枚同時にやりたいです・・・。
ドアについては今家にある材料や何かで何とかなる方法を見つけるまで塗装はできませんし、ボディについても車庫で塗装するとしたら一気に全面塗装するだけのスペースが無いので、ブロック単位で塗装するしかないのですが、屋根は多分野外で塗らないとならないでしょう・・・。
それならいっそすべて外で塗りたいのですが、流石に住宅街で車の全塗装は気が引けます。
何度も何度も同じところをマスキングしては剥がして・・・となるのも嫌ですし・・・。
なんか思い付きで初めて見たけど塗装できない状態になる気がしてきました(笑)