V98W Naoevo 7インチ 240Wフォグランプ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
Amazonでも多分同じものが販売されているが、海外サイトでもAmazonでも防水にも関わらが水が入ったというレビューが時々ある。
全てではないという事は、本人の問題か、作業手順の問題か、製品そのものにばらつきがあるのか?
取り合えず点灯テストと消費電力は測定したので分解してみることにした。
ちなみに 3wのLEDが40個ついているので120Wというのは間違いないのだが、実際には回路で1個当たり何ワット・・とするので3wLEDを3wでそのまま使うことは殆どありません。
測定すると大体2.8Aなので 実測では約33.6Wでした。
それでも比較的明るかったので、見た目装備としては十分かと。
2
早速分解です。
成形その他は問題なくキチンと作られています。
特に台座となる部品はよくできています。
3
画像で見ると熱伝導グリースがとってもいい加減でほとんど役に立っていませんw
なぜ溝に入るようにしてしまったのかw
せめて上下に分けてあればまだ良かったのに。
4
幸いシリコングリスは売るほどあるので追加で塗布します。
CPUならう〇こ付けですが、これは 長う〇こ付けです。
せっかくアルミ基板にLEDが取り付けられているのでこの位の気は使って欲しいです。
本体はいい形状に作られているのでここだけちゃんとすればかなり有効に放熱できるはず。
5
この部分の防水処理は本体とアクリル板との間に、3mmのシリコーンゴム紐を使用して、上部からアクリル板にネジで圧着させて防水させるという考え方の様です。
6
引き抜くと、ゴム紐の長さが合いません。
おそらく製造時には長いゴムを引っ張りながらアクリル板を挿入し切断しているのでしょう。
そのためゴムには戻ろうとする力が働くので、製品によって末端部分の気密性が失われるのでしょう。
これは3mmのゴム紐を購入して伸ばさないように再挿入するのが賢明でしょう・・。
念を入れるなら両端面にコーキングを入れるか、ワセリン等を塗るのもいいかもしれません。
7
左右の蓋の部分ですが、こちらのパッキンは一応ちゃんとしていますが、バリゴミが多いで、未着性を考えると綺麗に掃除して装着か、更に0.1mmくらいのシートか、ビニールテープでもいいかなぁ? 押された跡を見ると結構ギリギリなので補強したほうがいいかもしれないし、綺麗にするだけでもいいかもしれないという微妙なところです。
配線の付け根は問題なさそうですが、念のために裏をコーキングで埋めたほうがいいかもしれません。
現実的な問題は多分 ゴム紐の長さ位だと思います。
8
分解すると基盤は取り外せるので、基盤を取り外し、配線を抜いてその部分に蓋をして、満足な防水処理をしたのちに、数日間水につけておくという事もできるので、念を入れるのならそのような手段も取れそうです。
安いものなので値段相応なのでハズレなら買いなおすか、直せば多分長く使えそうな構造なのでちょっと手間をかけるかは各自の判断だと思います。
いずれの場合も手間はかけたくないというならお勧めはできない製品かもしれません。
(分解したらゴム紐の交換がほぼ必須ですので注意した下さい。)
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク