KURE 三種の神器

クレ製品はみんな知ってると思うけど、55-6が有名だよネ。
でも、55-6はプラスチック素材に使っちゃダメって知ってた？
実は使い分けが必要なのよ。
左から紹介するね。


クリーナーキャブはその名の通り、キャブレターや金属パーツを洗浄するのに使うクリーナーなの。
ブレーキパーツクリーナーとなにが違うかって？
洗浄力が違うのよ。特にカーボンの汚れを良く落としてくれるの。だから中身もブレーキパーツクリーナーよりちょっと違うのが入ってる。匂いも結構する。ついでに脱脂もできる。ブーストパーツクリーナーの上位互換みたいだけど、ブレーキ部品に使うのはダメだし、量の割に高いからバシュバシュ使えないのよね。ちなみにiscv清掃の時はコレを使った。

シリコンスプレーはその名の通り、シリコンオイルで潤滑させるスプレー。
金属にも行けるんだけど、用途としては主にプラスチックなどの樹脂やゴムに使用するのがいい。
石油系の溶剤が入ってないから、劣化しにくいってことね。
55-6で代用！とかやってる人いるけど、公式サイトで使うなって言われてるからね。

スーパーグリースメイトは、金属用のグリススプレー。
金属潤滑油として使うものなんだけど、55-6となにが違うんだ？って思った人は多いはず。
実は55-6はサビたビスやらに使用して、金属に浸透させた上で動きをスムーズにするような使い方をするのが一般的な使い方なのよ。つまり一時的処置。万能潤滑剤みたいな扱いだけど、実はあれはグリススプレーと比べて潤滑性能の持続力は少ないの。
最近は55-6の高いやつとかで持続性アップ！みたいなの売ってるけど、市場じゃ主流じゃないよね。いま話してるのは普通の安いやつね。

高温、高圧な場面で、しかも長く持続させたい場合はグリースメイトを使うわけです。

コレが使い分け。もちろん55-6も頻繁に使うから持っておこうね。

おまけ

ブレーキパーツクリーナーもKUREから発売されてるんだけど、ブーストパーツクリーナーはなんでもいいよ。
中身は変わらないし、洗浄力がっていうよりは、あれの主目的は脱脂の方だから、気にしなくても大丈夫。
ただあんまり安すぎるやつとかはわかんないよ？
フツーに売ってるやつなら変わんないって話ね。