K&Nのエアクリです。1万kmは走りましたが、まだ全然詰まってる感じはしません。フィルタが見える内は清掃しなくて良いとも聞きます。
しかしなんだか色が薄くなっているような、かすんでいるような気がするので清掃してみることに

↑清掃前の色
↓購入した時の色

うーん…こうして見ると赤色が薄くなって、ちょっと黒ずんでますね。
清掃するならK&Nのメンテナンスキットを買えばいいんですが、「高いなあ…」といつもの貧乏性が発動。こういうのは灯油に漬けるのが確実で安いですが…後処理が面倒です。臭いもキツい。純正のように水洗で流せるクリーナーが望ましい。

というわけでこちらを買いました。灯油が入っているので臭いはしますが、水をかけると乳化して流れるので処理が楽ちんです。1L入りでまあまあ安いですし。
でも結局臭いには勝てずやっぱ灯油じゃんこれ!くっさ!ってなりました。なら、もう灯油でいいかな。水洗出来るのは本当に素晴らしい手軽さなんですがね。
洗う時は液を入れたビニール袋にエアクリを漬けて浸透、取り出して水で流す、水を切る、漬けて…の繰り返しでみるみる綺麗になります。

オイルはこれを買いました。1Lで2,394円(Amazon)。オイルは青色です。アレ?意外と高く付くぞ?気づいたときには掃除し始めてます。
容量単価では安いですが払った金額は純正キットを買うより高い。

効果はバッチリです、多分。粘性もよく保ちます。
でもこれはエンジンオイルでもよかったのではと思います。3L缶を買って余ったエンジンオイルを塗ればいいので余剰が減らせます。
それに昔は、湿式クリーナーにはエンジンオイルを塗るように言われてた気がします。
どうに自作出来ないかと成分を見てみます。
ヤマルーブは炭化水素系ポリマーというのが主成分。
K&Nオイルの主成分はDistillates, petroleum, hydrotreated heavy paraffinic、石油留分、重質パラフィン系水素化分解物…とかいうよく分からん物です。
原油を蒸留精製して残る重質残油を水素化分解して得られるパラフィン系の合成油か何かです。多分。知らんけど。
揮発性が低く、ある程度粘度があり、エンジンに入っても燃え、影響が無いオイル…やはりエンジンオイルでしょうか。
この普通のエンジンオイルは色が付いていないので、染める場合は油溶性染料が必要です。
K&NフィルターオイルはC.I. ソルベントレッド 164という油溶性の染料で、0.1%以下の量で着色されています。
ヤマルーブは染料非公開ですが1%未満です。(SDSより)
油溶性染料なんてなかなか手に入りませんね。
買うなら25gで4400円のスーダンレッドあたりでしょうか。これ買っても一生使い切らないと思いますが。
PT試験用の第一液を混ぜて出来んか?とか安く大量に作れる方法を考えています。そしてあーだこーだと試作してる段階で本家の値段を超えてます。アレ?
で、このヤマルーブは青いです。結構青くなります。やっぱり赤のが好きです。というかこれ2ストエンジンオイルなんじゃ?と思いました。バイクは乗らないので詳しくありませんが、赤いオイルもあったと思うので価格次第ではそれを買うと幸せになれそう。

とにかく掃除完了です。吸気音がすごく鳴り響くようになりました。
Posted at 2022/10/18 23:40:40 | |
トラックバック(0)