
2026年、新潮文庫50周年記念のアンソロジー短編集です。
発刊と同時に品切れ店続出!
重版待ちを喰らった読者も多かったと聞きます。
自分がそれです(笑)
購入前は「プレゼント」と言うタイトルにチープさを覚えましたが、読後にはタイトルの意味合いを理解しました。
少し意味合いが違いますが、楽曲で言ったら「丸サ進行」縛りで人気作家さん達に書き下ろさせたみたいなアンソロジー集。
※「丸サ進行」については後述
一つ間違えれば安っぽい駄作揃いとなるところを、流石は稀代のストーリーテラー達ですね。
ページ数縛りに対して、テクニカルに仕上げてくれてます。
ただ、寄稿されている作者さん達を初めて読む方の場合、若干の違和感もあるかもです。
どの作品もテクニカル且つ力技が少々目につくので。
とはいえ、慣れ親しんだ読者からすると、まさにお気に入り作家さんたちからの「プレゼント」に他なりません。
ま、個人の感想ですけどね(笑)
発刊前から活字好きをかなりざわつかせた恩田陸氏の長編「六番目の小夜子」のスピンオフ掲載は別格(ズルい)なので、横に置いたとして、個人的にかなり面白かったのは、、、、
米澤穂信氏の「無明」
と、
梨木香歩氏の「見越しのマツ」
この両作とも個人的には傑作だと思います。
全ての短編を湯船に浸かりながら読んだですが気持ちよかった〜(笑)
お勧めですよ!
※※※
丸サ進行とは?
名前の由来は椎名林檎さんの楽曲「丸の内サディスティク」です。
短縮して「丸サ」。
そのコード進行の事なんですが、実は椎名林檎さんの曲が発端ではなく、グローヴァー・ワシントン・ジュニア氏の「Just the Two of Us」が大元と言われてます、、、
「丸サ進行」と言われているのは、単に言いやすいのと、丸の内サディスティクがメッチャ有名で共通語として認識しやすいからです。
実はAORのスーパーヒットメーカーであるボビー・コールドウェルが生みの親的にも言われてもいます。
何れにしても「発明」とまで言われるぐらい世界中がざわついたメッチャお洒落でかっこいいコード進行で、今だにヒット曲を紐解くと、この「丸サ進行」を使ったものが後を絶ちません。
ヒット曲に繋がるコード進行であるが故、乗せるメロディーなりリズムなりを間違えると、チープさが際立つので寧ろ取り扱い注意的なコード進行でもあります。
何処かで椎名林檎さんも「気安く扱えないコード進行」とか言ってた記憶あります。
↓以外、有名丸サ進行楽曲
• 丸ノ内サディスティック / 椎名林檎
• 夜に駆ける / YOASOBI
• 愛を伝えたいだとか / あいみょん
• 東京フラッシュ / Vaundy
• 秒針を噛む / ずっと真夜中でいいのに。
• うっせぇわ / Ado
• パプリカ / 米津玄師
• キラーボール / ゲスの極み乙女
• 今夜はブギー・バック / オザケン
• 接吻 / オリジナル・ラブ
• ライラック / Mrs. GREEN APPLE
• つつみ込むように / MISIA
• Just the Two of Us
/ グローヴァー・ワシントン・ジュニア
• Virtual Insanity / ジャミロクワイ
• What You Won't Do for Love
/ ボビー・コールドウェル
• Englishman in New York /スティング
などなど
Posted at 2026/10/13 20:16:29 | |
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