
読み切ったぁ~!
この小説はヤバい(笑)
マジでヤバいですね。
本作品を主たる功績としてノーベル文学賞を受賞したガブリエル・ガルシア=マルケス(コロンビア)の代表作。
「文庫化したら世界が滅びる」
そんな都市伝説も生み出した作品は、1977年刊行後、実に半世紀近い47年間文庫化は成されず。
そして2024 年に禁忌が破られての文庫化!
「世界は本当に滅びるのか?」
とかなり世間的にも話題にもなりましたね!
※下画像は2024年の朝日新聞記事
まあ、文庫化されなかったのはペーパーバック的コモディティ化をせずとも売れてたからなんですけどね。
全世界累計部数は驚愕の5,000万部以上。
1冊だけの、しかも小説でこの部数ですからね。
コミック「ワンピース」の一巻あたりの部数の十倍以上はありますから。
とは言えお手軽価格でないと手が出しづらいのも事実。
て事で、文庫発刊と共に買いました。
まあ、とにかくジェットコースターの様な物語進行。
手を休める箇所が無いと言いますか、3ページ程進めば新しい展開に変わっていて、更には淀み無い流れと相まっての現実と幻想がシームレスに織りなす100年にも及ぶ物語。
怒涛の展開は、読み手に対して「ついてこれるか?」的挑発にも受け取れたです(笑)
あらすじを言ってしまえば、架空の村での一家族、、、と言うかその一族が織りなす物語。
ただそれだけ(笑)
とは言え、これ程までに評価が物凄いのは、矢張り「底無しで、奇想天外なエピソードの数々」と「湯水の様に溢れ出す描写の数々」ではなかろうか?と。
特に衝撃的で、同様のご意見の方も多くいらっしゃると思えるのが、一族内でも「絶世美人」と評されたレメディオス・ラ・ベージャが絶命するシーン。
ネタバレになるので書きませんが、これ程までに美しく想像を遥かに越えた死に様というのは、物語の中だとしてもお目にかかった事がなく、読み終わった今でも余韻が残っています。
作品手法は所謂「魔術的リアリズム」と称される、まあ、芸術的文学作品と呼ばれるものでは割とポピュラーな手法で、それによって読み易さを多少なりとも助長しているものの、にしてもその「力技」と「物量」は破格で桁違い。
例えるならコミック「フリーレン」の「フェルン」の戦い方にそっくりです(笑)
現実と幻想の境目の無いエピソードたちが、ポピュラーでベタな手法ながらも常軌を逸した物量で読み手を攻めてきます(笑)
なので、この壮大が故、読後達成感は気持ち良いです。
てか、読み終わったのが三菱アイの怒涛の整備の完了→20周年オフ会無事閉会のタイミングでもあったので、違う達成感が上乗せされてるかもですが(笑)
気持ち良いと言えば、本作品の流れの中で、特に深い意味が無いと思っていたエピソードが、実は本作品を支配していた伏線であり、且つ最後の最後でキッチリ回収されていくあたりは「そういう事?!」的な驚きと言うか楽しみと言うか満足感が得られます。
ノーベル文学作品だからと、哲学的な問いかけを警戒する事は無用です。
いっそ開き直って、長編ファンタジーと思って向き合えば、かなり楽しめる物語でもありますかね。
Posted at 2026/06/23 22:34:27 | |
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