
2月5日
この日は朝から天気が良く急遽徳島へドライブ‼︎
もちろんいつものお寺巡りです⛩
318号線から徳島へ入り、まずは第6番札所「安楽寺」を目指します。
道路を挟み少し離れた駐車場、弘法大師さまの近くに駐めてお寺へ向かいます。
竜宮城のような門は鐘楼門で、2階には鐘があります。
さらにその左右の建物に仁王像が安置されているちょっと変わった造りでした。
ちなみに、この鐘楼門の上は「通夜堂」となっていて、歩きのお遍路さんが無料で宿泊できるようになっています。
鐘楼門の左右には勇ましい表情の金剛力士像。
鎌倉時代から続く運慶・快慶の流派を継承した有名な仏師の作品です。
鐘楼門をくぐり右手には四国霊場には珍しい温泉宿があります。
安楽寺は「温泉山」という山号のとおり、温泉が湧くことで有名です。
広い境内を進み立派な本堂に手を合わせます🙏
四国霊場第六番札所『安楽寺』
宗派 高野山真言宗
本尊 薬師如来、胎内仏・薬師如来
創建年 弘仁6年(815年)
本尊真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
拝殿の屋根には金ぴかの鳳凰がいて、彫刻も凝ったものでした。
大師堂各所も詣り、次のお寺へ向かいます。
車で5分「十楽寺」に到着。
安楽寺に引き続き、十楽寺でも竜宮城のようなデザインの鐘楼門があります。
この門はイメージそのままに「竜宮門」と呼ばれています。
鐘楼門をくぐると、続いて遍照殿というシンプルな中門があります。
中門があるのは四国霊場のお寺では初めて見ました。
十楽寺は愛染明王をお祀りしていることから、縁結びや家庭円満の御利益でも有名。
しかし境内にはそれらしきお堂が見当たらず、探していると遍照殿の中にありました。
遍照殿では御本尊の愛染明王を間近で拝顔できます。
本堂、大師堂を詣ります。
四国霊場第七番札所『十楽寺』
宗派 高野山真言宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)大同年間(806年 - 810年)
本尊真言 おん あみりた ていぜい からうん
納経所はビジネスホテルのような大きな宿坊の中にあり、御朱印を頂き30年ぶりくらいにおみくじを購入してみました。
偶然目に入った「花開く傘みくじ」傘の形になった珍しいおみくじで、開くと運勢などが書かれています。
家に帰って開いてみると末吉😅
あまり良い事書いていませんでした💦
そしてお次は『熊谷寺』へ
こちらのお寺の見どころの一つ、仁王門。
駐車場から南へ200mほど離れた場所にあるので、車で熊谷寺行くと見落しがちですが四国霊場で最大・最古というとても貴重なものでした。
駐車場へ戻り、まず目に入るのが「多宝塔」
高さ18メートルの大きな多宝塔も熊谷寺の見どころのひとつでこちらも四国最古のもの。
安永3年(1774年)に建立された歴史あるもので、この多宝塔も徳島県の指定有形文化財です。
内部に入ることはできませんが、色彩が鮮やかでとても美しい塔でした。
さらに進み二天門をくぐると本堂🙏
四国霊場第八番札所『熊谷寺』
宗派 高野山真言宗
本尊 千手観世音菩薩
創建年 伝・弘仁6年(815年)
本尊真言 おん ばさら たらま きりく
昭和の始めの火災で焼失し、再建されたため本堂はまだ新しい感じがしました。
左手にある42段の厄除け階段を上がると大師堂があります。
大師堂は火災での焼失は免れていて、宝永4年(1707年)建立のものが現存しています。
ちょっと変わった象の彫刻も発見しました😳ナゼ?
田畑の間を縫うように走り『法輪寺』に到着。
正午もかなり過ぎお腹も減ったので、このお寺で最後にしたいと思います😋
歴史を感じる法輪寺の山門も鐘楼門で、2階には鐘があります。
1階には金剛力士像が隠れていました。
四国霊場第九番札所『法輪寺』
宗派 高野山真言宗
本尊 釈迦如来(涅槃像)
創建年 伝・弘仁6年(815年)
本尊真言 のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
綺麗に清掃・管理された境内が印象的。
法輪寺は健脚祈願のお寺として有名で、本堂には大量のわらじが奉納されていて圧巻‼︎
すべて足腰が不自由な方や歩いてお遍路をする方などが奉納したものだそうです。
本堂の柱では鯉が滝登りをしていました😄
最後に各所で御朱印も頂きました。
気温は低くとても風の強い一日でしたが、天気が良く清々しいお詣り、ドライブができました😊
最後までありがとうございました♪
Posted at 2022/02/08 17:18:28 | |
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