
11月3日
午後から娘の部活の試合でさぬき市まで送って行く事になり、その足で徳島県の霊場を詣ってきました。
東かがわ市から318号線を通り、吉野川市へ。
ナビでは石井町から大きく回り込むようなルートを推奨され、なんで??と思い無視して県道43号線よりアプローチ。
道はすぐに細くなり、車一台分の道幅に💦
一山越えるごとに民家が現れ、対向車も容赦なく来ます😅
連続するヘアピンに腰が悲鳴をあげそうになりながら進んで行くと、山中でかわいい3頭の子鹿に遭遇しました。
車を降りてゆっくり近づくと、慌てて逃げて行きましたが1頭だけ📸💕
選んだルートに後悔してましたが、少し元気を頂きました😅
なんとか焼山寺駐車場に到着。
後で知ったのですが、焼山寺は徳島の霊場では1、2の難所で、急坂・急カーブの続く狭い道は「遍路ころがし」と呼ばれているそうです。
遍路ころがしとは、お遍路さんをころげ落とすような道の意味で難所とのこと・・・
山道1時間、家から2時間半もかかりました💧
焼山寺は四国霊場で2番目に高い山岳霊場で、空気は澄み景色もなかなかです。
今日は緊急事態宣言解除後の祭日とあって、県外ナンバーの車が多く来られてました。
私もですが😉
駐車場から本堂まで500mほど歩くのですが、参道には十三仏の石像やカタツムリや鳥、ウサギなど動物のオブジェがあり見つけながら歩くのも楽しかったです。
ゆっくり散策しながら進み、山門に到着。
焼山寺山(938m)の標高800mに建つ焼山寺は少し肌寒く、門をくぐると身が引き締まります。
杉の大木が並ぶ境内を進み、本堂へ。
四国霊場十二番札所『焼山寺』
宗派 高野山真言宗
本尊 虚空蔵菩薩
創建年 (伝)弘仁6年(815年)
本尊真言 のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おんあり きゃまり ぼり そわか
大師堂も詣り納経所へ向かいます。
ちなみに詣り方は本堂→大師堂→納経所で御朱印です。
力強い御朱印を頂き
娘のお迎えまでまだ時間があるので、もう一寺
「藤井寺」に寄りたいと思います。
地図では来た道を帰れば近そうですが、もう通りません😅
焼山寺を南下し438号線から21号線に入り、石井町経由で向かいます。
距離は走りましたが、山道が短くスムーズに到着。
やはりナビの言う事は聞いた方が良いですね😑
寺号に由来したと言われる藤棚の横を通り、歴史を感じさせるとても古い山門へ。
春には藤の花を見に多くの方が来られるそうです。
四国霊場十一番札所『藤井寺』
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 薬師如来
創建年 (伝)弘仁6年(815年)
本尊真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ちなみに、「藤井寺」は「ふじいでら」と読み、88ヵ所霊場で唯一「寺」を「てら」と読みます。
他のお寺は「じ」ですね。
本堂を詣り、ふと横を見ると山奥へと続く古そうな山道が。
近づいてみると、なんと‼︎焼山寺へ続く昔のお遍路道でした😳
焼山寺まで約13㌔、およそ6時間はかかる険しい道のりみたいです💦
入口からすでに大変さが伝わってきました😅
大師堂を詣り、御朱印も頂き娘を迎えに
さぬき市の高校へ向かいます。
自宅に帰ると、どっと疲れが・・・
先日もですが県外のお寺、午後から詣るのはとても疲れます(;´д`)
特に酷道を走るのは対向車の少ない朝の早い時間帯がBestですね。
今回訪れたお寺もとても神秘的で、歴史を感じる事のできる楽しいお遍路旅でした。
可能な限り続けたいと思います。
ありがとうございました🙋♂️
Posted at 2021/11/05 17:58:38 | |
トラックバック(0)