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カミゴウまで行きが100kmペースで15km/L、帰りが80kmペースで12km/Lでちか？
ちょっとおかしいよね？
その後メモリ一個消えるのにペッタンの通り１８５ｋｍもはしってるじょ。

よーするに給油量がマチマチなんだよね。
しかも問題は入るときは公称３５Ｌタンクに４０Ｌ以上かる〜く入っちまうことなんだな。
おそらく実測タンク容量は４５Ｌくらいだと推測されます。
んで、ココロある方達はこの公称値と実測値の差を「サブタンク」と呼ぶようになりました。
しかもしかも、このサブタンクは出現したり消えたりするんだな。
んで、サブタンクバルブなるものの存在が明らかになったのであります。

カミゴウ行く前に給油したときはサブタンクバルブが閉じていて、帰ってきたときにサブタンクバルブが開いたのでしょう。

さて、アイのサブタンク（バルブ付）でありますが標準装備車両とそうでないものがあり圧倒的に標準装備車両が少ないのが現実です。
しかしながら少数とは言えサブタンク付車両が存在するのは明らかなので今回その謎の調査を毛利小五郎先生にオネガイしてみました。

以下、毛利先生の調査レポートとなります。

さて、諸君！
今回の問題だがまず注目すべきはだな、サブタンクバルブが開いたときと閉じたときの違いにあるとにらんだのだ。
つまりだ、給油口キャップをゆるめた時の音がキーポイントなのだ。
フツウはプシュと言うはずが、サブタンクが開いたときは無音だと言う証言に着目したのだよ。

ガソリンが燃料タンクに全部入ると思ったらオオマチガイで図のＡラインが満タンラインなのだ。
ではその上の空間は何なのだと言うことになるが、その前にガソリンってのは温度によって体積が大きく変わるのをご存じかな。
つまりだな、ガソリンタンクをフルに使ってしまうと温度膨張によってガソリンがあふれ出す危険性があるのだ。

まぁ、そういうワケで通常はＡラインで給油はストップされる。
でわ、なぜＡラインで給油がストップされるのか説明してみようか。
図をもう一度良く見て欲しい。
給油口にある「エア抜き」はキャップを閉めると完全にふさがってしまい、他にエア抜きがないとガソリンを電磁ポンプでくみ上げるから負圧でガソリンタンクがつぶれてしまうだろ。
そのためにクエスチョンマークとしたがタンク自体の「エア抜き」が存在するのだ。
ところが、このエア抜きは大気開放（大気と同圧）というワケではない。
ガソリンのにおいが漂うからと言う理由もあるかも知れんが、もっと大きなガソリンをＡラインでストップさせるという使命をになっておるのだ。
つまりＡラインまでの容量が公称の３５Ｌなのだ。

詳しくは省略するが、Ｂはスポンジとか綿のようなモノで圧力が徐々に逃げるようになっておるのだ。
ようするにだ、圧力が徐々に抜けるようになんらかのシカケがほどこされておるんだな、そうなんだぞ。
そのため、ガソリンがＡラインより上に入らなくなるのだ。
だってさ、Ａから上はＢのエア抜き次第だよね。
つまりＢがフタをしておるのだよ。
この見事なまでのシカケによりガソリンは首尾良くＡラインでストップできるのだ。
ガソリン補給時にフタの役目をしたＢは圧力を徐々に逃がすので、猛暑の恩恵でガソリンが膨張してもガソリンタンクの余裕エリア（サブタンク）にとどまることがデキ、タンクがふくれたりガソリンが漏れたりと言うことを防いでいるのだ。
しかもガソリンを電磁ポンプでくみ上げる時に発生する負圧をも徐々に逃がしておるのだ。
走行後ガソリンスタンドに着いた時にはわずかに負圧となっているのでキャップをゆるめるとプシュというのさ。

さて、そろそろサブタンクバルブの正体も見えてきたかな。
でわでわ、ワタシなりにサブタンクバルブのナゾの推理をひろうしてみよう。

通常はＢの働きによりガソリンはＡラインでストップするが、なんらかの事情でバイパスが出来てしまい圧が逃げて大気圧と同等になってしまうのがサブタンクバルブの正体というワケなのだ。

この何らかの事情だが、推理するにパワーアップしたオカルトアイの強烈な加速力と常識を遙かに超えたコーナリング性能による圧倒的な横ＧによりＢのスポンジとか綿のような圧力バルブ？がかたよってスキ間が出来たモノと推察される。
そして、ゆっくり走ったりするとスポンジや綿の自己復元力により元に戻りバイパスが小さく（あるいは無くなる）と言うのがサブタンクバルブのナゾなのだよ。

どうだね、これで諸君のぼんくらアタマでも理解できたかな！ワッハッハッハッハ！！！



コナン
「ふっ、やっとわかったようだなオッサン。」
「おそらくリヤミッドシップエンジンにするためガソリンタンクをセンターに配置したせいで一部の車両におこる現象なのだろう。
はなのりさんみたく給油はオートストップでやめておいた方が無難だろうぜ。」