タンクの穴補修

燃料コックからの漏れがなくなったのに、翌日には車体の下にガソリンが乾いたあと。よく見ると小さな穴が。
写真一番右の穴が見つかって、それから塗装を剥がすと穴がいっぱい見つかりました。。。予算もないのでここから一ヶ月のDIY。

タンク内を高圧洗浄機で洗い流したら、サビのカタマリが結構出てきました。それにしてもこのタンクの形状どうにかならないんですかね。ちょうど穴が空いたあたりに溜まった液体を出そうとすると、シリンジか何かを使って出さないと全然出せない。ガソリンに混入した水もここにたまるんですね。頑張って大体サビのカタマリを出しましたが全部は出しきれませんでした。
タンクが空っぽになったところで板金ハンダ。素人には難しいができないこともないレベル。見た目は気にしません！
水を入れて穴チェック。穴埋め。の繰り返しを３度ほど。一晩おいても水漏れなしになりました。

マイクロスコープで見てみたら錆やらドロドロがそこかしこに。。。中性洗剤で流して、お湯と中性洗剤でつけ置きしてまた流して。錆取り準備が整いました。
錆取りは花咲Gで４日ほど。これでまたサビのカタマリが出てきて排出して。

タンク内塗装用に準備していたドライヤーと段ボール箱に入れて入念に乾燥。水が残ってたので３０分で乾かず。シリンジで水を抜いて再度乾燥。１時間ほどほどできれいに乾燥できました。
タンクの温度が下がったところでワコーズのタンクライナーを投入。
主剤の底に沈んだ塊をスプーンで混ぜて溶かして、副剤と混ぜる。タンクに投入。
タンクを回転させる。特に穴の部分は入念に。何回転かしたらシリンジで余分な塗料の排出。段ボール箱に入れてドライヤーで乾燥。70〜75℃で30分ほど。これをあと一回やって重ね塗り。錆びて盛り上がった部分、ハンダで出っ張った部分も綺麗にカバーできてます。

ガソリンを入れて一日放置しても漏れはありませんでした。
タンク外側はパテをあてて塗装。表面はきれいにしないので、パテは漏れ防止目的。
脱脂してサンドペーパーで軽く磨いて、プラサフ3回塗り、耐ガソリンの塗料で3回塗り。
写真を取り忘れましたが、タンクの色と違うのでテープを貼ったような見た目。流石にもう少し色を揃えたほうが良かったか。安全第一、情報が多い材料と方法第一。ということで。