今は、12音階でほとんどの音楽が表わされていますが民族音楽と呼ばれる分野では必ずしも12音階で表せない音階が存在しますね。何故なんでしょう?世界中の人が喜怒哀楽の場面場面で接する音楽という、一つのコミュニケーション手段で感情を一つにする行為がそれぞれの民族独自の感性を表すと考えれば理解できますねまた、民族の住んでいる環境によって変化していくものだという事も理解できます。アフリカ人の音感が同じかどうかは判らないんですがアフリカ系アメリカ人の音感が違うという話は有名です、Bの音がB♭になる(この音の事がブルーノートと呼ばれています)ブルースのブルースたる所以です。長い間の奴隷生活の中で、生まれた時から過酷な人生を歩んできた民族の悲しみがB♭に集約されているように思えます。新年早々に、ちょっと暗い話題だったかも知れませんね^^