初の新車の四輪車,お気に入りの愛車,長く乗りたいとなれば,カーケアには気を使いたいものです.
とはいえ,青空駐車,ものぐさな性格という障害を乗り越えなければ.
前の車も20年乗ったし,この車も20年以上元気な状態を保ちたいと思います.
そのため最初によく考えておきます.
車のケアというと大きく分けて「機関」「外装」「内装」の3つでしょうか.
●機関のケア
これは,「乱暴な運転はしない」「油脂類の交換をまめに」そして「適度に乗ってやる」ということに尽きそうです.これはまぁ守れそうかなぁ.
[整備手帳] 油脂・フルード交換予定に関するメモ
https://minkara.carview.co.jp/userid/3360006/car/3112141/6371240/note.aspx
●外装のケア
これは「紫外線に当てない」「錆びさせない」「汚れたらすぐにきれいにする」「ぶつけない」ということでしょうか.
「紫外線に当てない」ことは重要だと思うけど,自宅が青空駐車場ではそうもいかず.よく乗るなら結局出先は屋根なし駐車場に駐めることがほとんどになるし.
最強はフィルムラッピングなんでしょうけど,フルラッピングで相場はだいたい60万円ぐらい.そして耐久性は5年ぐらい.流石に手は出ないなぁ.
外装を紫外線に当てないのはまぁ不可能なので,できるだけ影になるような駐車場所を選ぶことを心がけていきたいと思います.
「錆びさせない」については,潮風に当たったり,融雪剤の道を通った後にはすぐに洗車することを心がけたいと思います.できる範囲で.
新車時に防錆塗装をしました.リーズナブルでしたし,気持ち的にも安心です.お勧めです.
[整備手帳] 下回り防錆塗装(ODO 983km)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3360006/car/3112141/6369469/note.aspx
「汚れたらすぐにきれいにする」については,ものぐさなので洗車をする気がおきるまで時間がかかるとか,逆に洗車するとすみずみまでしたくなるとか,いろいろ面倒くさい性格なので,ガラスコーティングと時短洗車で乗り切ることにしました.
ただ,ガラスコーティングは曲者で,ちゃんと普段からケアできないと逆効果になると分かったのが収穫でした.純水で洗わないとイオンデポジット入りやすいとか.
それに結局気をつけて洗わないと洗車傷が入るのはガラスコーティングの有無に限らず一緒.まぁクリア層に比べたら厚みなんてないようなものですしね.
個人的には,ガラスコーティングは「汚れを着きにくくし,汚れを落としやすくする」ためのもので,新車以上にピカピカになるのは副産物と考えています.
なのでガラスコーティングを掛けた結果,今まで以上に気を遣わないといけないのなら本末転倒じゃないかと.
と,あまりガラスコーティング要らないんじゃないかと思いつつ,流れで施工しましたが,施工後はお願いした業者さんの磨きの技術に感動したのでありました.
個人的には純水が近所のスーパーで無料で手に入ることが分かったので,なんとかガラスコーティングをケアしながら維持できそうです.
純水なんて手に入らないけどピカピカにしたいという人は,ガラスコーティング掛けずに磨きだけしたもらうという選択肢もありかもと思います.
技術のあるプロに磨いてもらったボディは一見の価値あり.
これで100点のボディの綺麗さになります.割と感動もの.これぞザ・新車.今までの新車状態とは何だったんだろう状態です.
技術ないとクリア層削りすぎるらしいので,磨きすぎにはご注意.
長く乗るならクリア層は厚く維持したいものです.
あと,純水入れたスプレーを常備しておいて,塗装を傷めやすい鳥の糞や木の脂などを見つけたら,すぐにシュシュシュと流すことに.
[整備手帳] プレミアム親水シルキーコース(親水タイプガラスコーティング)(ODO 1163km)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3360006/car/3112141/6379745/note.aspx
[ブログ] 洗車考
https://minkara.carview.co.jp/userid/3360006/blog/45127924/
●内装のケア
個人的に長期維持で外装よりも重要じゃないかと思っているのが,内装の保護です.
これも「紫外線に当てない」「丁寧に扱う」ということでしょうか.個人的にはこれに「車内を暑熱環境にしない」を入れたいと思います.
最近,純正ウィンドウガラスが紫外線カットになってきています.
GRヤリスでもフロントガラスは99%カット,ドアガラスは90%カットです.
これって結構内装保護にいい時代になってきたのではないかと思います.
約20年前に実家で同じ時期に国産車とドイツ車を購入したのですが,10年後の内装劣化はドイツ車が酷かったです.プラスチックはガビガビ,ネチャネチャになって,天井の布張りは落ちてくるという感じ.
これおそらく,欧州と日本の日差しや温度・湿度の影響が大きいと思います.
ドイツ車も多分欧州で使えば,ここまで酷い状態にならなかったんじゃないかな.
対して日本車は,多少のヤレ感はあれ質感は十分でした.
20年前の車なのでいずれもUVカットガラスではなかったと思います.
ということで,車種専用サンシェードと遮熱フィルム施工を行いました.
ちなみに今回施工してもらった遮熱フィルムは性能がすごいです.全く暑くないというわけではないですが,全然車内で暑さが気になりません.
これで紫外線だけではなく暑熱環境も回避して内装の状態を良いままで保ちたいものです.
(色つきフィルムを選んだりすると車検通らなくなったりディーラー出入禁止になることもあるので,ディーラーで相談することをお勧めします.)
[パーツ] Second Stage サンシェード
https://minkara.carview.co.jp/userid/3360006/car/3112141/11204284/parts.aspx
[整備手帳] 全ウィンドウに遮熱・紫外線カットフィルム(LFTダブルバリアフィルム)施工(ODO 1545km)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3360006/car/3112141/6398591/note.aspx
●私の独断と偏見によるお勧め度合い
※基本的に全部やって良かったと思っている上で値段も考慮しての他人へのお勧め度合い
・下回り防錆塗装 28,600円 ★★★★
(寒冷地や海沿いならさらにお勧め)
・ガラスコーティング 88,000円 ★★★★
(ケアができるならお勧め.磨きだけも視野に.必ず専門業者で)
・サンシェード 9,405円 ★★★★★
(サンシェードは必須,ただ1000円ぐらいのでもいいと思う)
・紫外線遮断・遮熱ウィンドウフィルム施工 127,500円 ★★★★☆
(フィルムを選べばもっと安くできる.前3面だけだと5万円からでも.UVカットは最近純正ガラスにも入ってきているので必ず良い遮熱フィルムを選択しましょう)
(7/24追記)
・「ガラスコーティング」は★3→★4に変更
大雨毎に汚れがだいたい落ちてくれているのは本当に助かります.2ヶ月経ってこれはガラスコーティング様々であると気付きました.また洗車時も高圧洗浄機で水をかければほぼほぼ綺麗になってくれます.
・「紫外線遮断・遮熱ウィンドウフィルム施工」については,★5→★4.5に変更.
元々の車がすでにUVカット,IRカットガラスであれば★4です.
単なるUVカットガラスなら★5です.
私自身が遮熱フィルムなしの同型車と比べたわけではないので正確な比較は難しいのですが,本当に真夏にサンシェードと併用すると威力がよく分かります.