2021年11月26日
GRヤリスRZのブレーキロータのインチダウンについて(続き)
昨日のブログに書いたことをお世話になっているディーラに聞いてみた.
結論から言うと可能とのこと.
おぉぉ!同一車種の純正部品流用でディーラで正攻法で作業してもらえるのは強い!
チューン?デチューン?
ロータを小径化するのは必ずしもデチューンとは言えないと思う.
公道メインなら356mmブレーキロータはオーバースペックだと思うし,冬山や夏でも山道を走るならインチダウンして扁平率を適切に上げたタイヤの方が走行性能が向上する.
ロータサイズ的にもブレーキの前後バランスもよくなるし,ロータもホイールも大幅に軽くなる.
むしろ状況に合わせた正しい調律という意味で「チューン」と言えるであろう.
ブレーキのききについては,そりゃRCで純正採用されているんだから少なくともハードウェアとして問題ないだろう.
ECUやABSの制御については多少違いがあるのかもしれないことには注意する.
費用
・RC用ロータ交換:工賃込みで9万円台(工賃は片側6000円強)
・キャリパーブラケットも片側3千円程度
・パッド代は聞くの忘れていた(交換工賃は片側3000円程度)
問題はブラケット交換が簡単かどうか.
これは資料のみでは判断できなかったようで,ホース切って作業必要かで工賃変わってくるとのこと.
単なる交換なら工賃は片側3000円しないらしい.
もし,ブレーキホースを外す必要あるならエア抜きも必要だし,キャリパの分解整備と言うことになるから片側+6000円程度とのこと.
初期費用として部品代は,ロータ左右で8万円ぐらい,ブラケットが左右で6千円ぐらい,パッド代は聞いてないが高くても3万円ぐらいか.
工賃は,ロータ交換が片側6000円強,パッド交換が片側3000円強,ブラケット交換が片側3000円~要分解なら8000円ぐらい.
つまり両側で14千~25千円ぐらいとなる.
年2回,ホイールとともにロータも交換すると,工賃が毎年3~5万円かかることになる.
16インチ化したらホイール代は10万程度安くなるし,スタッドレスタイヤ代も4本で5万円は安くなるだろうから,その分を工賃に回すことは可能である.
ずっとRCロータ運用のメリット・デメリット
公道スペシャルとしてずっとRCのロータで運用することもできる.
その場合は工賃がかからないのでコスト削減になり,その分別に回せるというメリットも.
ただ,RCのカタログを見ると,RCのロータでは純正の18インチホイールは履けないようだ.
キャリパの位置が変わった分,ホイルと干渉してしまうんだろう.
夏は見映えを取って純正18インチホイールに戻せればと思ったけど,なかなか全部はうまくいかないな.
結論
先立つもの的になかなか私がすぐにできるような気がしないが,こういう選択肢があることは非常に喜ばしい.
流石走るための車だなぁと思わせてくれる嬉しさがある.
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Posted at
2021/11/26 19:58:55
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