バッテリー排気チューブの延長（前編）

　GRヤリスのバッテリーは後部の室内に搭載されている．室内搭載でもあるので排気チューブがついていて，室外に放出するようになっている．

　FacebookのGRヤリスの情報交換の場で激しい横Gが掛かった場合にここから希硫酸が外に漏れるケースがあるとの書き込みが写真付であった．

　競技に使っていなければ起こらないようなケースであるようなので，特に私のような使い方では心配はないと思われるが，一応念のために対策を．

※バッテリ液が偏って溢れるぐらいの横Gが掛からないと起こらないことなので，普通の使い方をする人には全く杞憂であると考えられる．
オーナーの不安を煽る目的ではない．
整備手帳に書くネタを探して書いたという感じである．

チューブはこんな感じで室外につながっている．チューブの先は硬いプラスチックの棒でグロメットに刺さって，室外につながっている．

　ちなみにこの出口はリアメンバの真上なので，水蒸気や気体が出るのであれば全く問題ない．
万が一，希硫酸がこのチューブで漏れてしまった場合にはメンバの金属を思いっきり錆びさせてしまうことになる．

ということで，内径6mmのシリコンチューブを近所のホームセンターで購入．150円であった．

　ちなみにシリコンチューブは希硫酸に耐性がないため，そのうち交換する予定．10%希硫酸だと問題ないみたいだが，鉛バッテリーの希硫酸は最大濃度37%になるし，漏れたチューブ内で乾燥するともっと濃度が上がってしまうため．

20cmぐらいで十分なのであるが，50cmぐらい付けてグロメットを戻す．

垂れてきたものをマフラーに触れないようにメンバにインシュロックで緩く留めておく．

ちょうどいい長さに切って完成．
すこし安心した（する必要のない心配であったのだけども）．

後半に続く．

https://minkara.carview.co.jp/userid/3360006/car/3112141/6642176/note.aspx