リックちんのブログ一覧

ホンダが2026年4月1日から開始する新たなサービス『Honda Heritage Works（ホンダ ヘリテージ ワークス）について、このみんカラでも多数の諸先輩方が記事にしておられましたので、ワタクシもホンダのHPを拝読させていただきました。

ワタクシが特に素晴らしいなと思ったのが、レストアサービスを開始するだけでなく、併せてパーツの供給に向けたリクエストを受け付けるという点であります。



まず供給が難しくなってきた古い車のパーツについては
①当時と同様の材料・製法で再生産する『純正復刻部品』を供給
②新たな材料や製法により、販売終了となっていた部品をあらたに『純正互換部品』として再開発



という形で供給、取扱い部品の一覧表が公式ウェブサイトに掲載されるほか、なんと『部品復刻リクエスト』のページから1回5種類の部品をリクエスト出来るということなのであります。



そしてワタクシが最も感銘を受けたのが、このサービスに携わる方々へのインタビュー記事であります。

この記事の中で、加藤さんという方が話しておられるのですが、プロジェクトの目標が
『ホンダスポーツカーオーナーの皆さまに、1日でも、1キロでも長く乗っていただくこと』
だということ。ワタクシ、もうそこを読んだだけで嬉しくて泣きそうになりました。



そして、『まずは初代NSXから開始する』ということであり、NSXが選ばれたのは約70%という高い残存率が大きな理由らしいです。



なので、この先、残存率の高いビートも対象車種になる可能性は十分にあると思います😆

そして、このプロジェクトを成功させるためには、歴代のホンダスポーツカーオーナーの皆様が、このプロジェクトの趣旨を理解し、しっかりと利用して愛車を維持管理していくことが非常に重要だと感じました。



日本はまだまだ旧車に対する重課税制度をはじめ、旧車に優しいとは到底言い難い国です。1台でも多くの車を後世に残し、素晴らしさを次世代に伝えていくためにも、このプロジェクトの成功を祈りたいと思います😆