
本年7月28日をもって無事に25周年を迎えることが出来たリックちん号ですが、過去、もうこの車はダメかも?と本気で乗り換えを考えたことがありました😅
時は平成25年12月、社宅の駐車場で、ミニのタイヤをスタッドレスに交換するため、標準ジャッキで車体左側を持ち上げた際、バキバキッと異様な音がしてサイドステップ及び助手席床面がグニャッと「くの字」に折れ曲がったのであります😱
👇これがその時のタイヤ交換時の写真です。この後、左側を持ち上げた際、悲惨な事態となります。超慌てていたので「くの字」の写真はありません。
平成12年に全塗装してから13年半が経過し、ボディの至る所がボコボコと膨らんで一部には穴が空き、これは多分、塗装の内側はかなり腐蝕して錆が膨れ上がっているなと思っていましたが、まさかサイドステップが折れ曲がるとは⁉︎😰
すぐにショップに相談、そのショップがいつも板金塗装をお願いしている板金屋さんにも一通り見て貰いましたが、回答は
・車体は全体的に腐蝕が進行
(様々な部位が錆びて腐っている)
・車体内側は部品を剥がさないと分からない
・腐蝕している場所によっては部品がない
・修復には相当の費用と時間が必要
ということでした。
👇錆の様子です。一見大したことないように見えますが、内部は深刻な状態でした😅
私はどうにかして治したいと思いましたが、ショップとしては、あまりにも程度が悪く、費用と所要時間を考えると、治すよりも買い換えた方が安く上がるのでは?とのことでした。
私はショップに「もし買い換えたら、このミニはどうするのか」を尋ねました。
ショップの答えは「部品取り車」😭
それを聞いて、私は治すことに決めました。
何故なら、買い換えた場合、私がメンテナンスでこのショップに行くたびに、隅っこに置かれ日々朽ちていく元の愛車を目にしなければならないのです。20年近く共に走って来た愛車が朽ち果てていく姿、それは私にとって到底耐えられることではありませんでした。
治す!いくら費用と時間がかかっても治す!
部品が出なくて補修できないのなら、ホワイトボディ1台丸ごと買ってでも治す❗️
結論は出ました。幸いなことに相談した板金屋さんには、地元でも有名なご高齢の職人さんがおられ、「ない部品はワシが鉄板叩いて全部作っちゃるわい」と言ってくれました。
ボディ補修と塗装の見積もりは最低ラインが約130万円、所要期間は・・・未定⁉︎ 未定というのは、各部を引き剥がしてみないと分からないということです。当然、最悪の場合、レストアではなくボディの総取っ替えです😭
地元の銀行にも、ボディレストアの費用として融資を相談。最初は「最近そんな理由で融資した例はない」と乗り気ではありませんでしたが、何回か通ううちに当方の熱意が伝わったのか、なんとか5年払いで融資を受けられることになりました。
かくして平成26年3月、リックちん号のボディレストアがスタートします。
しかし、車体の各部をバラしてみると、内部の錆による腐蝕は、予想を大きく越える状態でありました。(ぎゃ〜〜〜😱)
👇板金屋さんに入庫したばかりのミニです😅
一見、結構大丈夫そうに見えるんですけどね。
長くなりましたので、②へと続きます😭
次回は、フェンダーとかの内側の悲惨な様子を中心にご報告致します。
Posted at 2021/07/30 22:09:11 | |
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