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少しショッキングなニュースが入ってきたのでご紹介致します。
ニュースの原題は「事故を起こしても車が直らない日本未来の危機」というものです。

クルマは購入して終わりというものではありません。故障することなく使い続けるには、動力機関がガソリンであれ、電気であれ、必ずメンテナンスしなければなりません。

その大切なクルマのメンテナンスを担当してくれるのが、自動車整備士さんなんですが、2021年度のデータを見ると、整備士数は33万4319人で前年比5274人（1.6%）減、平均年齢は46.4歳で0.7歳の上昇となっています。

この数字だけなら、減少も僅か、高齢化も大したことないのでは？と思ってしまいがちですが、国交省が出している資料によりますと、現実はかなり深刻です。
自動車整備学校への入学者数が
　2003年度　1万2300人
　　　　👇
　2020年度　　　6300人
と約半分になっているのです。

「少子化だから仕方がない」という声もありますが、この期間の高校卒業者数は17.3%の減少に止まっていますから、いかに自動車整備士を目指す若者が減少しているかがよく分かります。

その背景には、整備士の給料が安いこと、過重労働があり、加えてクルマが若者にとって憧れの存在ではなくなってきていることなどが上げられていました。



整備士がこのまま減少し続けていくと、事故を起こしても、整備士不足のためクルマが直せない、そんな時代が近い将来、本当にやってくるかもしれません。

参考ですが整備士への道のりです👇

私の勤務する自動車学校に高齢者の方から相談の電話があり、
「実は昨年夏に運転免許証を自主返納したのですが、車がないと不便で仕方がないので、返納を取り消して免許証を再発行してもらいたい。どこへ行って、どのような手続きをしたら再交付してもらえますか？」
という内容でした。

切実な問題だなと思いつつ、言葉を選びながら
「お気の毒ですが、一度自主返納した免許証については、返納取り消しは出来ません。うっかり失効等の場合のような、一定期間内における試験の一部免除もありません。通常の適性試験や学科試験、技能試験に合格する必要があります」
旨をご説明致しました。

電話のお相手は、
「そんなはずはない。警察に訊くからもういい」
と電話を切断されました。
（警察のHPに同様の説明がありますので、警察に問い合わせても同じ説明を受けたのではないかな？と思います）




高齢者による悲惨な交通事故や逆走等の危険な行為は、社会問題の様相を呈して来ています。返納が可能なら、交通事故を起こしてしまう前に返納した方が良いというご意見はごもっともだと思います。

ただ、現実には、私が住む山口県のように、電車やバス等の公共交通機関が十分ではない場合、運転免許証を返納した後に、
「やはり車がないと不便だ」
「田舎なので、バスは少なく、タクシーもなかなか来てくれない」
など、困っているという声をよく聞くのです。

少なくとも、高齢になってから運転免許証をもう一度取得し直すというのは、金銭の面でも、また必要な時間という面でも非常に大変なことだと思います。
運転免許証を返納する際には、その辺りもしっかりと家族等と相談をしてから決定した方が良いのではないかと思います。

　※ 安易に自主返納をするなとか、そういうことを言っている訳ではありませんので、誤解されませぬように。現実に高齢者の方々から切実なる相談を直接受けている人間として感じた正直な感想です😅

自動車学校には、毎日のように様々な問い合わせの電話や来訪しての相談があります。

皆さん、穏やかにお尋ねになる方が殆どですが、中には理不尽な要求をしたり、激昂して怒鳴ったりされる方も少なからずおられます。

殆どの場合、窓口の女性職員では対応し兼ねますので、そういう時は、すべて速やかに私と交代するように、あらかじめ女性職員には伝えてあります。

ここ最近、私が対応した相談（苦情）事例をご紹介致しましょう😅




事例1 「私はサポートカーに乗っているので、そちらで高齢者講習を受ける際、優遇して下さい」との高齢女性からの電話でのご相談
　→ 「大変申し訳ありませんが、そうした優遇制度はございません」とお伝えしたところ、「アンタみたいな冷たい奴とはもう話したくない」と受話器を叩きつけられました（耳がキーン😭）

事例2 「今日、仮免許練習中の表示を付けた教習車が交差点でトロくて腹が立った。そういう時はクラクションを鳴らせば良いか、それとも窓を開けて怒鳴れば良いのか⁉️」との高齢男性からの電話での苦情
　→ 「教習生には必要な指導は致しますが、まだ仮免許練習中であり、もう少し暖かい目で見てやって頂きたい。威嚇したり煽ったりすると、交通違反になりますよ」と回答したところ、「またモタモタしている教習車がいたら、その度にお前に文句を言ってやる」とブツブツ言いながら電話を切られました。
以降、同じ方からの苦情はありません😅

事例3 「かなり前に高齢者講習を受けたが、その時、何も書類をくれなかった。あの時、貰えなかった書類を今すぐ発行しろ」という高齢男性の来訪者（明らかに紛失と思われるが、「貰っていない、ワシが嘘を言っていると言うのか❗️」と対応した女性職員に激昂）
　→ 免許証を持っておられたので、「その免許証と関係書類一式を一緒にお渡ししています。免許証がそこにあるということは、書類は貴方にお渡ししているということですよ」と説明しましたが、「出るところへ出るか、勝負してやるぞ」と言い出す始末。
　　そこで「構いませんよ、出るとこ出ましょう。では今日のところはお帰り下さい」と告げたところ、急に態度が軟化し「いや、時間がないので今日何とか発行してほしい」ということになりまして、通常の再発行手数料を頂いた上で、改めて書類を再発行致しました😊




私は高齢者の方を悪く言うつもりは毛頭ありません。しかしながら、こうして振り返ってみると、やはり高齢者の方からの苦情、相談が多いのは事実なんですね😅

当校と致しましては、今後とも出来る限り、丁寧に、かつ分かりやすくをモットーに対応して参る所存であります。免許や講習で分からないことがあるのは当たり前です。どうぞお気軽にお尋ね下さい😊
（なお、法律や規定が悪い、難しいというような内容の苦情は、自動車学校ではお受け致しかねますので、政府もしくは警察等へお問い合わせ下さい）

私のクルマ仲間であり、プラモデルの師匠であるS本くん、長年探していたクルマをついに見つけ、購入に踏み切りました😆

スカイラインRS-TURBOの前期型（鉄仮面でない方）、長い間車検は切れていたとのことですが、走行距離はわずかに6万kmでエンジンは一発始動❗️　何よりスカイラインの弱点と言われるエンジンルーム内の錆びやすい折り返しの部分等に全く錆がないという超掘り出し物なんだそうであります😊




やったね、S本くん👍　スカイラインの乗り出し整備がすべて終わる頃には、私のミニもきっと完成しているはず⁉︎




春になったら、ぜひミニとスカイラインでランデブーしようね（うひひ、楽しみ〜😆　でもついていけるかな😅）

私が勤務している自動車学校では、冬の繁忙期が始まりつつあります。既にたくさんの高校生が入校して来ており、2月から3月前半がそのピークになります。

夏の8、9月の繁忙期は、大学生ばかりで高校生はいません。ですから、夏の繁忙期と冬の繁忙期では、学校の雰囲気がまるで異なります。

夏の繁忙期、やってくる大学生は、みなクールというか、無反応の子が大半を占めます😭　
とにかくリアクションが少なくて、私が入校時の説明をしても、仮免の学科試験をやっても、返事が返ってこない、喜びを表現しない場合が多いのです。

中には、親から免許を取れと言われ、仕方なく？🤔来ている子もいます。卒検に合格しても嬉しくないみたいです。話をしてみると、車にはあまり興味はないそうです。

早く免許が取りたい、車買いたい、買ったらイジリたい、女の子を乗せてドライブしたいとウズウズしていた私たちの若い頃とはかなり雰囲気が違います。

それに比べて、今の時期に入ってくる高校生たちは、何に対してもすごく反応してくれます。よく返事もしてくれます。よく笑います。




特に検定の合格発表の際、高校生の場合は、喜びをストレートに表現してくれるので、見ていてこちらも嬉しくなります。
（大学生の場合、あまりに無反応なんで、発表した後に「君たちもう少しリアクションしてくれよ〜」と言うケースが多いです😅）




私はどちらかというと、昭和生まれの熱血大好きジイさんなんで、今の時期、高校生たちの素直なリアクションを好意を持って見守る毎日であります😆