さて、ブランコ姿勢ができて腰の痛みが解決されたものの、
ハンドルがめちゃ遠い問題が出てきます。
テレスコがあと15cm手前に出てほしい。
ストレートアームになってしまい、
ハンドルの6時35分しか楽に持てない。
前車フィットはその姿勢で10年乗りましたが、車もハンドルも軽かったから操作性に問題はなかったんです。
けど、マツダ3はハンドルもシートも調整個所がたくさんありますからね。
それだけにあきらめがつかないのですよ(笑)。
そこで、またいろんな資料をあさる。
と、この写真からヒントが見えてきました。
これはマツダのホームページ上にある、理想的なドライビングポジションへのこだわりを語っているところにあります。
よく見ると、背中の肩甲骨から上が、背もたれから離れている!
シャツを着る時に目に入る、エリの下、ブランドタグがついているあたりです。
ここを地面から垂直に立てると、手が前に出ます。
「肩を背もたれにつけたまま、手首がハンドルの上部に乗せられるように」
この常識をぶっ壊します。
マツダ3の背もたれは、そもそも肩を外側からホールドする形になってません。
逆に自由に動かせるようにカットされている。
そこで、背骨のS字カーブで出っ張っている肩甲骨下はしっかり背もたれに付けて、そこから上を離します。
プロレスラーが相手を威嚇するときのような、サッカー選手がロングスローで投げ込んだ後のような、ガオー!ポーズを取ります。
肩甲骨から腕を動かして前に放り出すと、ハンドル上部に指が届きます。
手首までは乗らないですが、手のひらは乗ります。
そこでさらに指を第一関節から曲げて、アイアンクローの手にします。
すると慣れない握り方で不安になったりしますが、ステアリングは深く切れます。今、それをクセにするべく自分に刷り込み中です。
コーナリング時も、肩甲骨下のS字の頂点を背もたれにつけていれば、横Gで身体がズレることもありません。
これで思い出した自分の体のクセ。
証明写真を撮る時、必ずカメラマンから「アゴを引いて」って言われるんですよね。真面目な姿勢がそもそも、ふんぞり返っているという(笑)。
つまりはまっすぐ立つと骨盤が寝てヒザが曲がり、そのバランスを取るためにおなかが出て猫背になってアゴが上がるってわけです。そりゃ腰痛になるわ(笑)。
ドラポジ問題によって解決に向かっているのは、自分の姿勢問題なのです。
そしてハンドルのチルトですが、これを「メーターが全部見える位置」という常識をぶっ壊して、「ステアリングコラムがヒザに当たらない位置」まで上げます。前車フィットでは、ステアリングコラムに必ずヒザが当たって、ズボンのヒザが破れてしまう問題がありました。他の部分はまだまだいけるのに、ヒザだけ破れて手放したジーンズが何本あったことか。
で、ハンドルをかなり上に上げて、ぶら下がるような気持ちになる。マツダ3は前輪が前に出ててキャスターが寝ててホイールベースが長い、ハンドルも高い位置となると、これは昔乗っていたアメリカンバイクの乗車姿勢そのものじゃないかと思ったりもします。
確かに運転してて楽しいのは、ゆるいカーブしかない穏やかな道でのクルージングですわ。
そうそう、ハンドルの上端の高さですが、低いほど取り回ししやすいと思ってましたけど、写真にもあるように、アゴの高さでいいみたいですね。
めっちゃ上げてメーターが見えない位置からめっちゃ下げてメーターが見えない位置までちょくちょくいじってみましたが(HUDでスピード確認できて助かった)、僕の場合なるべく上げて、マニュアルモードの時にギアポジションを確認できるところで落ち着きました。するとメーターフードの上のソフトパッドがハンドルでちょうど隠れて、アイポジションはこれで合ってるんだろうなと思います。
乗る度に、ブランコ姿勢からのガオーポーズを繰り返し、自分の姿勢をモニタリングし続けます。クセを変えるのは大変だ(´・ω・`)
駐車場やせまい道などでは思わず上体を起こして背もたれから離れますが、その度に背もたれ角やハンドルのチルト角をいじって肩甲骨下が離れないような角度を探します。
さらにアイポイントをキープするとなると、まあピッタリ決まりません。
そこで座骨を刺す位置を、座面一番奥の縫い目からちょっと前に出して2番目のブロックの中央に移動します。すると目線が下がる。
が、骨盤が寝る。でもこれが今の自分にとっては楽だったりする。
さらに前方に移動して前側の縫い目に刺す。さらに使い慣れてるポジション。
この、座面の2本の縫い目の間を座骨が行ったり来たりしてドライブしてます。
Posted at 2021/05/27 14:11:56 | |
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