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2021年05月19日 イイね!

マツダ3 GVCプラス

マツダ3 ガソリンの1.5ATに乗ってます。

コーナリングの秘密兵器、GVCプラスですが、交差点を左折するときにはどうにも使うことができません。どうやらアクセルONの時に作動するらしく、直角に曲がるくらい低い速度でアクセルに足を乗せるとギクシャクしてしまうことが多いです。ゆるやかなコーナーであれば手前で減速しておいて、コーナーに入る前にアクセルペダルに足を乗せて効かせることができます。
それで左折ではマニュアルモードを使って前荷重をかけることにしたんですが、ということはエンブレで前荷重とGVCで前荷重をうまく使い分ければいいかな、と思ってます。

そして、最近やっと自分に合うドライビングポジションが見えて来たんですが、そのドラポジで乗っていると、細かいところで制御が入っているのが感じられます。
なんでもない直線でも微妙なピッチングを防いでくれてるっていうプロのコメントも、ドラポジが見えてきたら感じ取れてる気がしてます。

GVCが最大に成果を出すのはMRCCを使っている時でしょうかね。
指定した速度をキープして走っている時に、ドライバーのステアリング操作だけでコーナーを安定して走るために開発されたのかもしれない、とも思うほど、よくマッチしてます。これ、自動運転の時代になったら、マツダの車は自動運転でもコーナリングが気持ちいい、ってなるのかな。自動運転になっても、前荷重でコーナーを回る方が安定でしょうからね。でもないのかな?ジェットコースターのコーナリングが気持ちよくないのは遠心力が半端なくて振り回されるからですよね。それが逆に楽しいってことなんでしょうけど。

っていうGVCプラスの制御もあって、マツダ3は古典的なFF車のフロントヘビーなバランスをあえて取っている、とも言えそう。
エンジントルクを一瞬抜いたらすぐ前荷重になるには、フロントの出来るだけ前方を重くしておいた方が有利でしょうからね。
脱炭素社会への過渡期に現れた、温故知新な車、っていう面も感じます。
にしても、ロードスターの前後重量配分へのこだわりとは真逆のフロントヘビーで、狙ってるのが人馬一体で同じ、という面白さ。
エンジンをフロントミッドに置いて、FR駆動するマツダ3を乗ってみたい気もします。

で、コーナリング時のアクセル操作に関してはだいぶ悩んだ時もありました。
今も結論は出てません。
というのも、コーナリング時の正しいアクセル操作に、自分の常識を超えた正解があるのかも、と調べてみると、あったんです。直線でブレーキペダルからは完全に足を離し、コーナー手前からアクセルに足を乗せて入る説。これはコーナリング中に後輪もしっかり使っていて車体が安定しているということらしい。たしかに雪道や泥道を走るときはそろーっとアクセルに足を乗せて入るかも。

僕としてはこれまで、曲がる手前で前荷重をかけてコーナーに入り、ハンドルを切り込むごとにブレーキをゆっくり抜いて、アクセルをガマンしてクリッピングを過ぎてからじんわりと踏んでいくのが良いとする説になじみがあって、それが気持ちよくて車も安定するもんだと信じきってました。
マツダのドライビングスクールでは、「アクセルに足を乗せてコーナーに入ってください」と説明された、っていうどなたかの話を聞いて、これは…コーナリングそのものもマツダ流をマスターする価値があるかも…とも思いました。
たしかに中速以上であれば、GVCを信じてコーナー手前でアクセルに足を乗せると、自動でトルクが抜けて前荷重になってくれます。
高速コーナー、と言っても60キロで回れるくらいのコーナーであれば、コーナー手前でアクセルONにして意図的にGVC曲げをすることもできます。
出てるスピードが高いほど、アクセルを強く踏むとトルクの抜けが大きくて前がグッと下がる。
この、これまでの常識とのギャップが頭を混乱させますが。

でもごく低速時にはなかなかスムーズに作動させられなくてギクシャクするので、やっぱりマニュアルモード使ってエンブレで前荷重作ろうってなっちゃいます。
なんとなく、使い分けですね。

ちなみに僕がGVCプラスの効果を初めて感じたのは、3車線と2車線の道路が交わってる交差点を右折した時でした。
深夜、だいぶ大回りして曲がれる交差点で右折しようした時、遠くに対向車が見えたので侵入を始めたら、けっこう対向車のスピードが出てると気づいた、そのときにエイやっ!ってアクセル踏んだら、エンジンがストールしたようになってフロントが大きく沈んで、そのあとグイーッと曲がっていったんですよね。で、ハンドルを少しずつ戻していったら、なんか左前輪にひっかかりながら直進の姿勢に戻ってきた気がしたかも、っていう経験でした。
今でもコーナーインのときのエンジントルクを一瞬切る感覚はわかりやすいですが、コーナーアウトでの外側前輪にブレーキをかける感覚はなかなか感じ取れてません。感じ取れなくていいんだけど、なんか感じたくなっちゃう、それが僕にとってのGVCプラスです。
Posted at 2021/05/20 00:49:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月19日 イイね!

マツダ3 ATのマニュアルモード

マツダ3 ガソリン1.5のATに乗ってます。

コーナリングでかすかに前荷重にしてスムースに駆け抜けたいんですが、ごく低速だと、曲がってる間に前荷重が抜けてしまうように感じます。
とくに交差点の左折は、かなりのアンダーステアになり、一番左車線に曲がりきれないことが多くありました。なのでゆっくりゆっくり、ハンドルを大回しして曲がることになります。

マツダ3の構造を見てみると、エンジンがかなり車軸より前にあります。
FF車なので当然です。さらに前輪が普通のFF車より前に出ている。
かつ、キャスターも寝かせてあり、ステアリングレシオもゆっくりめ、トレッドも前輪より後輪が広い。ボンネットもかなり重い。
車体を直進安定の方向に振ってあるように感じます。
僕はFR車を3台乗り継いだ後にGEフィットに乗り換えたんですが、フィットはハンドルのすぐ前に前輪があり、エンジンもオーバーハングではありますがボンネット自体が短いのでFR車のハンドリングとそう変わらないコントロールができた気がしてます。
マツダ3は、見た目はFR、構造はめっちゃFFファミリーカーなんだな、と思ってます。ファミリアからの系譜を感じます。

で、アンダーを出さずに曲がるには、前荷重をキープする方法をなんとかするしかない、と腹を決めたとき、マニュアルモードを使うことを思いつきました。
交差点の手前でブレーキで減速しながら、ギアを3速や2速に落とす。
するとスルッと曲がることができたんです。
FRのマニュアル車に乗っていたときの方法を10年ぶりにやってみたらうまくいった。今回はATなのでクラッチ操作もなし、ブリッピングも全自動です。
なんだこれ、最新のギアチェンジかよ(笑)って、古い車に乗ってる親父が息子の最新型車に乗って時の流れを感じるの図、みたいになりました。

しかもその後の加速では、気持ちのいいところでシフトアップできる。
3500回転くらいまで回すと気持ちよくて、シフトアップもスイッチをクイッとひねるだけ。
その時のエンジン音のブローン、ブローン、っいう音が、以前乗っていたNAロードスターにそっくりでした。
なんだよこれ、ロードスターかよ(笑)
さらに一人ツッコミが出ちゃいました。
スカイアクティブATはロックアップ率が80%以上と、かなり高いらしいです。
たしかにシフトがスコンと決まる。
ギアチェンジのいっさいが、レバーをちょいと倒すことで終わるけど、乗っている感覚は、マニュアル車のものです。

フィットはCVTだったのでエンブレは望むべくもなく、左足で前荷重を作るブレーキを使って気持ちよく曲がることができてましたが、久しぶりにエンブレで荷重を乗せる気持ちよさを味わってます。
近ごろはCVTであえてギア段を付けることから、減速セレクターを付けるようになったようですね。前荷重をドライバーが作りたい場合、いい機構だと思います。

スカイアクティブXのエンジンはガソリン1.5よりかなり重いらしいので、アクセルを抜くだけで前荷重をかけやすいのかもしれません。
試乗したガソリン2.0も、もっと曲がりやすかった気がしています。
ごく低速ではブレーキを離したとたん車体がフラットに戻ってしまうガソリン1.5は、意図して前荷重を作る必要があるのかも、と思ってます。

さらにさらに、適度なエンジンブレーキを使って走ると、
平均燃費の数字がどんどん伸びることに気づきました。
ATモードでなるべくアクセルとブレーキを使わない運転をしても、なかなか平均燃費の数字は上がっていかないですが、マニュアルモードを使うとグングン数字が上がっていく。ただし、これが実燃費に効いてるのかは検証してません。

そこで気になるのが世界最高と言われるスカイアクティブGの圧縮比です。
3500回転くらいでエンジン音が高くなって、なんかが変わった感があります。
圧縮比14はエンジンが高負荷の時に使われるらしいので、その回転数あたりでモードが切り替わっているのかもしれません。
で、加速時に3500~4000回転まで回してもまったく燃費が悪くならない上に、減速時にエンブレを効かせて曲がると燃費が上がってくる。
燃費にも、マニュアルモードはいい。
加速時にはエンジンを回しても燃費の低下がない上に、エンブレによる燃料カットでさらに燃費がよくなるとしたら、マツダってけっこうスゴいことやってるなと思います。
きつい傾斜の下りでエンブレを使うとかなりエンジンが回りますが、そのとき燃費はあまりよくないことから、回転数が高いエンブレは燃料カットしないっぽいです。

ただマニュアルモードだと、コーナー手前でブレーキを踏みながらシフトダウンする時、手動でギアを落とす前に勝手にギアが下がってる時があります。
直線でブレーキを踏む→シフトインジケータで何速に入ってるか確かめる→まず1段落とす→もう1段落とす、とやっている間に、ATがもう1段落としてくれたりすると、2速でコーナーに入るつもりが1速になっててビックリした、ってこともありました。
1速に入っていても、ATがその操作を受け入れたってことで、急激に車の姿勢が変わるほどのエンブレではなかったですが。

直線で減速から停止するときは、黙ってても車速とエンジン回転数をモニターして1速に落としておいてくれるかわいいヤツですが、減速しながら手動で変速する時は、ハンドルを切る手前で何速に入ったか確認しないといけないので、マニュアル車よりも安全確認の時間を必要とします。
今は一瞬シフト表示を確認する必要があるので、エンジン音なりシフトショックなりで感じ取れるようになると見なくて済むのかも。

というわけで、今は余裕で安全確認ができるコーナーの減速から加速まではマニュアルモード、それ以外はATモードで使ってます。
Posted at 2021/05/19 22:47:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月19日 イイね!

マツダ3 1.5G アップグレード

マツダ3ファストバック1.5GのATが納車から1年経ちました。
この車に決めたキッカケは、デザインの美しさ、走りのスムーズさ、オーディオへのこだわりを見てとれたからです。
特にLOVECARSTVでのしなやかに低速コーナーを曲がる姿勢、これにシビれました。

この車のすべてに開発者、製作者のこだわりが反映されていて、その意図を感じながら運転を楽しんでます。
こだわりは突き詰めると趣味の域になり、開発者の意図を理解するまでまったく楽しいと思えなかったり、意図を理解しても自分に合わないとガッカリしたりします。で、マツダ3に関しては様々な情報が公式で公開されてますが、それでも自分にとっては足りなくて、ネット上でシェアされてる先輩方の感想や理解、推察がとても助けになっています。おかげで僕自身がマツダ3をより楽しめることができて、とても感謝しています。それで僕も、個人的な思いをシェアすることにしました。あくまで僕の理解ですが、誰かの理解の助けになれたら幸いです。

まずはソフトウェアのアップデートで感じたことを書きます。

MRCCに関して、とても制御がスムーズになりました。
以前は加減速の時に「とにかく素早く」加減速されたので、減速でつんのめったり、加速で鬼のようなエンジン音がうなってビックリしてたのが、自分で加減速するのと同じようにスムーズに制御してくれるようになりました。
以前はMRCCのONとOFFを細かくスイッチングして、定速で走れる時だけONするように使ってましたが、今では渋滞での停止から再発進までもMRCCにおまかせできます。

アクセルの制御は、以前は踏み始めにあえて反応の鈍い領域があって、そーっと踏むと、そーっと、そーっと、そーっとしてからトルクが乗り始める感じでしたが、今は自分がそーっと踏んだ分だけそーっと、その後スムーズにトルクが乗ってきます。だいぶダイレクトに感じられるようになりました。
僕の場合、アクセル、ブレーキ操作に関しては、底の厚い靴と底が薄いドライビングシューズとではだいぶ感触が変わります。底の厚い靴での操作が好きです。

僕が一番変わったと感じたのは、オーディオの抜け感です。
以前は低音の量感がものすごく、ベース音がブンブン響いてました。
ウーファーを専用ボックスに収めてビビらない場所にそっと隠した、でもしっかり主張する、そんな職人の思いを感じた気がします。
逆に高域は抑えめで、シンバルの音がどれも一緒。
どのドラマーが叩く、どのシンバルも、オモチャのサンプラーのボタンで出すような、「シン!」という音でした。
このセッティングがすごいなと思ったのは、同乗者と会話しながらかすかに音楽を鳴らしたいとき(ボリューム3)でも、ちゃんとベースが聞こえ、低音の量感があり、何よりボーカルの歌詞がしっかり聞き取れることでした。そしてシンバルの音は目立たず、まったく会話を邪魔しない。
低音がこれだけ出ているのは、おそらくエンジン音や車両の低音ノイズをマスキングするためだろうと推測しますが、かすかなBGMレベルでの音の太さに感動してました。
一方、ドラムやベースに耳が行きがちな自分にとっては、一人で聞きながらドライブしているとき、シンバル音の安っぽさがどうにもガマンできず、ツイータースピーカーだけでも交換しようとも思ってました。
でも、車って、オーディオって、バランスなんですよね。どこか変えると、またどこか気になる。どうしよう…って考えてるうちに、アップデートしてみたら、なんと、シンバルがちゃんと鳴る。ハイハットとクラッシュとスプラッシュの違いが出る。ビックリでした。全体的に抜け感も出て、めっちゃ好みの音質に。
高域の解像度が増したわけではなく、全体の抜け感が増した。

相対的に低域のカタマリ感はなくなり、ボリューム3での音質はだいぶ音の太さが減って、ボーカルの歌詞はやや聞きとりづらくなった感じです。
この違いは好みではありますが、僕は変更を支持します。
ところがこの変更、どこにもアナウンスされてないのです。
スカイアクティブXのボーズアンプの制御を変更するとは、どこかに書いてありました。
おそらくマツダハーモニックアコースティックの変更はされてないのでしょうが、この変わりよう…うーん、謎(笑)

家のテレビのスピーカーをデカい箱ものからボーズのサウンドバーに変えて、これをしっかり鳴らすのにだいぶ試行錯誤したんですが、それで耳が鳴れたのかもしれません。マツダハーモニックアコースティックの音はウチのサウンドバーととても似ている。音響をしっかり設計したカフェで聞くBGMのようなイメージでしっかりイコライザーをいじると好きな音になりました。
以前はボーズ風サウンドは解像度が低く感じて苦手だったんですが、音と音の間(ま)が感じられないなら、それに浸るのをやめてみよう、アバウトに聞いてみよう、としたところ、とても心地よい音だと感じるようになりました。

Posted at 2021/05/19 17:12:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「マツダ3 オルガンペダル http://cvw.jp/b/3363709/45201717/
何シテル?   06/16 17:36
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