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massa_kyonのブログ一覧

2012年11月03日 イイね!

ラジエーターキャップ

昨晩修理から戻って駐車場に停めてエンジンを切ってから暫くラジエーターファンが回転しているのを確認してたらジョロジョロ~ってな感じで緑の液体が出てきました。(あらら~)

状況からして、こりゃ~どうもラジエーターキャップが駄目そうです。

そもそも純正のエスコート(シエラも同様)にはラジエーターそのものにキャップはありません。樹脂製のサブタンクに冷却水を追加するためのフタはあるのですが圧力を逃す構造ではありません。そのため純正車の場合、水温上昇/下降による圧力変化は樹脂製のサブタンクで受け止めることになり、その結果、タンクの変形や収縮によりヒビ割れが発生するので、多くの方がアルミタンクへの交換を行っています。

うちのも過去に樹脂タンクを交換した事があるのですが、その後みん友さんからアルミタンクを頂き今に至っています。アルミタンクにはラジエーターキャップが取り付けられていますが、ここでも本来ならリザーブタンクに行くはずのホースがドレンホースとなっています。

今回漏れているのは内部圧力を逃がすルートそのものなので、やはりキャップを交換するのがセオリーですね。

ラジエーターキャップが劣化>加圧できない>冷却水の沸点が下がる>ファンで冷やしても冷却水が沸騰気味>エンジン停止>冷却水が沸騰>圧力上昇>ラジエーターキャップが圧力に負けてドレンホースから排圧と排水>冷却水が減る>冷却能力が低下>冷却水が沸騰>...負のスパイラルや~~

ちなみに今付いているキャップの開弁圧をまだ確認してないのですが、アフターパーツで売っているハイプレッシャータイプ(1.3~1.5kgf/cm²)はホースやシールなどに負担がかかる割りに、実際には冷却水の沸点を数度しか改善しないので、旧車の場合はちゃんとホース交換などの対策をしていないと別の部分が壊れる可能性の方が高いです。

一般的な純正キャップの開弁圧は0.9kgf/cm²ですが、これでも水の沸点は119℃、LLCであれば濃度によりますが更に高温まで沸騰しないので、それで対応できないのであればラジエーターのコア増しとか、より冷やす対策をしないと駄目ですね。

【追記】

現物を確認したらちょっぴり高めの1.1kgf/cm²のキャップが付いてました。一番近くのホームセンターに行くと同じタイプのがホンダ用で782円、バネを比べると新品はちょっとバネが硬い感じ。
で、交換してちょっと走ったんですが、今までより水温表示が低い!効果ありです。

これでしばらく様子見ます。
Posted at 2012/11/03 08:07:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 修理記録 | 日記

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