過去にやったことシリーズ。4ドアGT-Rオーテックバージョンにバックフォグ
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残念ながらR33スカイライン 4ドアのLEDテールランプはサードパーティーからは販売されていない。
無いなら作ろうと言う事で計画がSTARTした訳ですが。
今まではスカイラインECR33GTS25t時代に製作したLEDテールランプを流用していましたが、左のレンズにヒビが入った事をきっかけに新たな機能を付けて再生産仕様と意気込みました。
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新たな機能とは…リアフォグランプです。
R33GT-R後期型から採用されたそれはR34GT-RからはGT-Tとの差別化を図るトレードマークにさえなりました。
しかし、R33GT-Rオーテックバージョンには「敢えて」装着されなかったとの記載が各雑誌やwebの説明にはあります。
じゃあ、付けてやろうじゃないかと。
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使用するLEDやその他部品ははオーディオQと秋月電子通商で通販購入。
ちなみに記載しておくと
スモール・ブレーキの減光はオーディオQのAQP-030W
LEDは秋月電気通商で
テールランプに使用する赤色は
OSHR5111A-TU
ウインカーの黄色は
OSYL5111A-TU
バックランプは
OSPW5111A-YZ
バックフォグ用赤色には18000mcdのOSHR5161Pを使用。
抵抗は計算して決定するのではなく定電流ダイオードE-103×2を使用。
これは、スポーツ走行をしていると良くあるヒューズか切れるほどの大電圧がかかってしまうと抵抗では耐えられず、オールショートの可能性があるからですね。
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テールランプの配列は16列3行+16列1行の64個×4の256個
ウインカー、バック、バックフォグは31個づつで124個
760カ所の半田付けを実施。一日がかりです。
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BCNR33オーテックバージョンにはリアフォグランプの配線がありません。
何処まで無いのか確認しましたが、ダッシュボード周りの配線は存在しており、メータ配線もテープでまとめられているだけで外して取り付けすればOKでした。
ボディー側のメインハーネスはオーテックバージョン独自の配線が使用されており、しかもnismoオリジナルなのかもしれませんが排気温センサーの配線すらありません。
そこで、後期BCNR33のボディーハーネスを手に入れ引き直す事にします。ちなみに価格は\180,000!!!半端じゃありません。
メインハーネスのユニットを外しピンを入れ替えました。
物凄い地道な作業ですよ。待ち針で50本のハーネスを一本ずつ外し必要なものと仕分けし付け替えていくのです。気が遠くなります。
バックフォグR33後期専用のスイッチや足元右下にバックフォグ配線が途中まで来ていて、その配線に接続するリレーも購入が必要でした。
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まず、この黄色い車に付いているNISMOの320kmメーターは前期型!要はバックフォグのインフォメーションがメータ内部に存在しないのです。
仕方ないので新しいNISMOメーターを購入部品を移植することに。これで更に出費が…。
そしてメインハーネス以降のテールランプ周りの配線は2ドア用と4ドア用では大きく異なり、こちらも後期2ドア用の配線を購入しましたが、コネクタ形状が合わず、実際はバックフォグ用配線1本が必要なだけなので、エーモンで汎用の配線を購入しても良いと思います。
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配線が完了してから気が付いたのですが、国の定める保安基準37条の2の後部霧灯では、下記項目の適合が必要です。
1.3個以上であってはいけない。
2.尾灯の光度より明るい事
3.位置は地上から0.25~1m以内
4.ブレーキランプから100mm以上離す。
5.点灯中の表示を運転席から確認出来る事。
って、4の項目がジャストミート。
R33GT-Rオーテックバージョンには「敢えて」装着されなかったとの事が真っ赤な嘘で、保安基準に適合しないからという事が発覚。
要は法律でウインカー部分にはバックフォグを付けてはいけないと謳われているのです!
ナンバー横に移設すれば問題ないんですよ。でも、それはR33GT-Rなのか?って話です。
後期になってブレーキランプが外側しか点かなくなった理由はバックフォグかブレーキランプを100mm離す必要があったからと判明。
見事保安基準不適合となりました。
まあ、点灯させなければ良いんですけどね。
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でも、せっかく作ったのだから点灯させてみました。
まあ、追尾灯がうるさくて存在感が薄いですが実際は相当眩しく仕上がってます。
車検まではこのままですね。
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