秋真っ最中の陽気が続くこの絶好の観光シーズンに東北の城巡りに出かけました。
日曜日の朝5時に起床してまだ暗い中yabu3号のエンジンスタートです。
首都高から東北道を乗り継ぎ最初に立ち寄ったのは羽生PAです。朝日が眩しいです☀️
まずは腹が減ったら城攻めは出来ぬ!笑
朝食をいただきます。
月見うどんとミニカレー丼を注文しました。
東京だと圧倒的に蕎麦の文化ですがこの辺りはうどんの方がメジャーみたいですね。
両隣りの人たちもうどんをすすっていました。
私も関西人なのでうどん派です✨
羽生PAの上りは面白い施設があるみたいなので帰りに時間があったら寄ってみようと思います。
この日最初に向かった城跡は東北最大の山城と言われる「向羽黒山城」続日本100名城111番です🏯
午前10時に到着!
登城口となっている場所に資料室があるのでそこで山城跡のマップをもらいます。
ちょうど施設の開館時間でおじさんが鍵を開けに出てきたので「すいません。山城跡のマップもらえますか?」と聞くと「そこ。。」と指を指して案内図があるところを教えてくれました。
ついでに「山城へはどこから登りますか?」と聞くと「そっち。。」いやいやもうちょっと詳しく教えてよー😅と心の中で思いながら小心者の私はそれ以上言えず黙って指で指された方向に向かいました。。
yabu3号は資料室の前に停めさせてもらい登城です。
事前の下調べでは登城口から山頂の本丸跡まで登って見学する時間は2時間とあったのでそれな
りの装備で登ります。
全てお財布にやさしいワークマンで買い揃えました笑
登山口に掲示してある想像図を見てもなかなかの山城跡で期待が膨らみます。
ところが本格的な山登りを想像して来たものの登城する道はなんとアスファルト!
道は狭いですが時々車が追い越していきます。
上に駐車場あるんかい⁉️とぶつぶつ独り言を言いながら歩きます😅
資料室に戻って車で上ろうかとも一瞬思いましたが遺構を見落とすともったいないのでそのまま歩きました。
でも歩いたからこそ所々で綺麗に紅く染まった紅葉の木々を楽しめました🍁✨
途中フィールドアスレチックの施設がありました。まあまあ広い施設で無料で利用できるので家族連れだと楽しめそうですね。
向羽黒山城は会津の有力大名であった蘆名盛氏が1561年に築き始めたのが始まりで蘆名氏滅亡後は上杉景勝が会津に入り城を大改修したと言われています。
三の丸、二の丸、本丸跡が主な遺構です。
その中でも私が感動したのは、巨大な堀跡です。
興味がない人が見たら「これのどこがいいの?」と言われそうですが自分的には鳥肌ものです😃
三の丸、二の丸跡を見学し山頂の本丸跡に到着!
本丸へ続く導線には虎口跡が残っていました。
山頂の本丸跡の標高は440mで眼下には阿賀川(大川)が流れていて自然の要塞であったことが分かります。
二の丸、本丸の近くに駐車場があったので歩きたくない人は車で行くと近いです😅
本丸跡の見学までで1時間、下山し麓の資料室で登城記念のスタンプを押して1時間30分の見学でした。
この日のニ城目は「会津若松城(鶴ヶ城)」日本100名城12番です🏯
向羽黒山城から会津若松城までは車で15分ほどの距離です。
城内の駐車場に車を停めたらちょうど昼前だったので昼食を取ることにしました。
会津に来たら喜多方ラーメンを食べようと思っていたので事前にみん友のラーメン師匠主水さんから色々と情報を聞いていました🍜
しかし店を探しているとちょうどお城近くにラーメン店があったので安直な私はとっとと入ってしまいました😅
主水さんすいません!笑
入ったのは「喜鈴」というラーメン店です。
三種類の醤油から選ぶ形で私が注文したのは一番人気の黄金醤油の特製喜多方中華そばと鰹節ご飯のセットです。
ラーメンは普通に美味しかったです✨
強いて言うとご飯の量がもう少し欲しかったですけど。。
喜多方ラーメンで腹ごしらえができたのでいざ登城です🏯
会津若松城は豊臣秀吉家臣の蒲生氏郷が奥州の押さえで前身の黒川城に入り大改造を行ったお城です。天守は復元されたものですが本丸、二の丸、三の丸跡や石垣島、堀などが遺構として残っています。
この時期の紅葉と堀や石垣との風景がとても綺麗でおもわず見惚れてしまいました。
石垣は比較的新しい打込接の石垣と初期の頃の野面積の石垣が残っていて見応えがありました。
天守は現在リニューアル工事中で入れませんでしたが復元された天守が晴天の中にそびえていました。
本丸跡の広場はとても広く当時の繁栄ぶりが想像出来ます。
城内を歩いていると東日本大震災の後に復興を祈念して大河ドラマ八重の桜で山本八重役を演じた綾瀬はるかさんが植樹した桜の木がありました。
木の下には綾瀬はるかさん直筆のメッセージがありました。
会津若松城は戊辰戦争終結後の地として有名ですが大河ドラマ放映後から10年ほど経っているのに未だに城内には八重の桜放映の名残りがありました。
会津若松城の見学の後は白虎隊で有名な飯盛山を少し見学してこの日最後の城跡へ向かいました。
三春町に位置する続日本100名城110番「三春城」です。
三春城は1504年に田村義顕が築いたと言われています。その後豊臣秀吉家臣の蒲生氏など何代か城主が入れ替わりその後明治維新を迎え廃城となりました。建造物や石垣のほとんどは失ってありませんが一部遺構が残っています。
本丸近くに石垣の一部と思われる石積みがありました。
三春城は山城で現在は公園として整備されています。眼下には三春町の街並みが見渡せます。
三春城の見学が終わる頃に現地の日の入り時間の16時30分が迫ってきていました。
今日の登城はこれにて終了で今宵の宿へ向かいます。今夜は郡山に宿を取りました。
一人旅の宿代にはお金をかけない主義で普通に泊まれたらそれで十分です。
駐車場も敷地内にyabu3号が停めれる無料駐車場があることを事前に調べていたのでここにしました。
しかしここで問題発生!
予約した時の予約サイトでは郡山駅まで徒歩5分と書いてあったと記憶していたのですがホテルの周りに歓楽街と思える場所はなくひっそりとしています💦
旅に欠かせないのは夕食を食べる場所です。
私はお酒好きなので地元の居酒屋で郷土料理に舌鼓を打ちながらお酒を嗜むのが大好きでこの日も郡山駅前のお店を事前に調べていました。
ところがホテルのフロントの人に聞いてみると郡山駅までは車で5分ほどの距離だということで完全に見間違えていました😅
しかしホテル近所のチェーン店で寂しく夕食を食べるという選択肢はなくタクを呼んで郡山駅前まで行こうとも思いましたが散々歩いた一日だったのでついでに歩いてやるか!とチェックイン後に歩いて郡山駅まで行きました。約20分でした💦
ようやく繁華街までたどり着きましたがここで次なるトラブルが発生😱
日曜の夜だから多分空いているだろうと軽く考えていたのが甘かったです。
事前に調べていた店舗2軒とも満席で入れませんでした😭😭
白木屋や大阪の串カツチェーン店などが路面沿いに並んでましたが郡山まで来てそれはないやろ!と自分自身に言い聞かせつつ空いてそうな店を探します。
一軒のオープンしているバーを発見したのでとりあえずここで一杯飲んで時間を潰してから時間差で目当ての居酒屋へ行くかと考え入りました。
BAR FOLIAGEというお店です。
とても雰囲気がよくて30代半ばのマスターと看板娘でテキーラマイスター?の称号を持つ素敵なバーテンダー女子が迎えてくれました✨
地元福島のウイスキーだという963二種類をテイスティングさせてもらって黒ラベルの方をソーダー割で頼みました🥃
スモークナッツと一緒にいただきました。
好みの味でとても美味しくて一杯のつもりがついついおかわりしてしまいました😊
そしてテキーラマイスターの資格を持つバーテンダー女子にテキーラのうんちくを聞いていると、
思わずびっくり!
私が青春時代にバンドをやっていた頃に夢中になっていたロックミャージシャンたちが作ったというテキーラがありました🎸
こちらはAC DC!ハードロックバンドです。
こちらはロックギタリストのサンタナのテキーラです。
テキーラを使ったおすすめのカクテルもいただきました。その後もジントニックやら色々飲んで軽く一杯飲むつもりが2時間ほどマスターやバーテンダー、常連のお客さんと歓談しそこそこいい感じに酔って今宵はこれにて終了です笑
お店の看板娘のバーテンダーは毎夜10時頃からパフォーマンスをインスタでライブ配信しているとのことでなかなか面白いですよ。
郡山に寄られた際は是非寄ってみてください。
お酒の種類も多くとてもフレンドリーで楽しいお店です。