
スズキ ツインのメーターの調子が悪くなったので、バラして修理。
よくあるトリップメーターが表示されない、スピードメーター不動ではなく、シートベルト警告灯が点灯しない現象。車体側、ハーネス類の導通を確認した上で、メーター故障と判断しました。
メーターの情報って意外と出回って無いですよね。
観察したところ、シートベルト警告灯に関しては特にICなどに入る事もなく、回路はダイオードと簡単なノイズ対策部品、抵抗器で電流制限してLEDを点灯させているだけでした。
LED自体は単体で点灯したので、もう導通不良しかない感じです。
結局、よく観察するとコネクタのハンダに亀裂入ってました。(写真でも写ってた...)コネクタって多少テンションかかるしね。
ハンダをやり直したらあっさり直りました。
点灯も安定。
今後、コンデンサやLED交換も視野に入れつつ、情報共有かねて記事にしておきます。
トリップメーター、燃料計の液晶は刺さってるだけで簡単に外れるので気をつけてください。マスキングテープなどで、上から仮止めした方が良いです。
スピードメーターの針は2本のプラフォークを使い、テコの要領で外しました。メーター自体は0で止まるので、針を戻す時に注意すれば良いと思います。
コンデンサは表面実装タイプです。秋月電子様で近い仕様のものが、今はまだ買えるようです。

※時期で部品違うかも?
IC1は多分5v電源、IC2はよくあるマイコン
IC3がどうみても走行距離を記録したメモリです。もしメーターを更新するなら移植...する?
走行距離が引き継がれるのは魅力的ですが...
ちょいちょい空きがあるのですが、ハイブリッド関係の警告表示用ですかね?古い基盤ですけど、観察するといろいろ勉強になります。
工具の準備や手間を考えると、こいつは修理頼んだ方が絶対良いです。高額部品なので触るの怖い。
今回は車検目前で部品間に合わないし、お小遣い無いし、原因の目星もあったので、自分で直しました。
Posted at 2023/06/15 02:29:37 | |
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