
2023年最初の走行会はウェットコンディションとなってしまった!
果たして電子制御なしの75年式911は無事に走れるのか?
スタートしていきなりトラブル発生!
↑なんとシフトリンケージの樹脂製ブッシュが破損していた・・・
早速1本目の走行枠に向けてピットを出ようとするも、1速に入らない・・・?
1速ではなく3速には入ってしまう。原因はなんとシフトロッド側のブッシュ、フリクションリングの破損。よりによってサーキットに入ったと壊れてしまった・・・
幸い古い911は後部座席の足元にあるパネルからシフトリンケージの調整ができるのでシフト位置を思いっきり左側に振って対処した。(しかしこうするとRと5速に入らなくなる)
雨でも意外に怖さがない
↑電子制御と呼べる物は皆無だが、剛性の高いボディから伝わる路面状況が安心感を与えてくれる。
応急処置を施してコースに入る。もう雨は止んでいたが路面はウェット・・・。
恐る恐る走り出してみると、これが意外に怖さが無い!?
なんと路面の状態が手に取るようにわかるのだ!
ABSどころかサーボすら付いてないが、それゆえにロック寸前が分かりやすい。
パワステは付いてないが、そのおかげでハンドルの重さで路面の滑りやすさの変化が良く感じ取れる。とても運転しやすい!
コンピューターの無い時代に、こうした人間の感性に寄り添った車作りができたのかと、驚くばかり。
むしろ今時の車に見習ってほしいくらいだ。
レースではまさかの事態に!?

↑スターティンググリッドに並ぶ。前方には格上のマシンがズラリ・・・
そんな感じでポルシェとの対話を楽しみながら、調子よくタイムを刻んでいくとまさかの事態が・・・
なんとフリー走行後の草レースでは一番速いクラスに入れられてしまったのだ!
そのクラスの中でほぼ最後尾からレースはスタート。
リヤエンジンの利点を生かし、スタートダッシュに成功するも一台、また一台と抜かれていく・・。さらに路面はどんどん乾いていき、最終的にはほぼドライになってしまった。
こうなるともう200馬力ちょっとの車では成すすべ無しである・・。
結果はビリであったが、タイムはそこまで悪くなかったし「RRの旧車で雨は危険だ!」
といった固定概念は大間違いだったことに気づくことができたのは大きな収穫だった。
たしかに自動ブレーキや〇〇アシスト機能といった装置は自動車を売るうえで大事な要素だが、路面や車の状況を"ハンドルを通してドライバーに伝える"様な車こそが安全な自動車と言えるのではないだろうか・・?
古い911からはそんな信念が伝わってきた。
Posted at 2023/02/16 00:38:48 | |
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