整備手帳に載せるほどの内容ではないためブログに投稿してみました。

過去にヤフオクて落札したスバルのシフトノブの劣化が酷くなってきたため分解してみました。
レザークラフトでシフトノブの革張り替えを考えてる人の参考になればと思います。
なおこのシフトノブはネット情報だとs401レガシーの純正シフトノブみたいです。

シフトノブ下端のシルバーのリングをヘラ等でこじるとリングが外れます。

シフトパターンも同様に隙間にヘラ等を使用すれば外れます。(中が汚ねぇ)

取り外したシフトパターンの裏面。
表面の革に見えるシフトパターン含め全てプラ製です。
陰になって見えませんが内部に突起があり、一方向にしか取り付け出来ないようになってます。

赤い糸を切り取り革を剥いだところ。
両面テープが貼られていますが、大体の場合位置決めの際は接着剤や両面テープが使用されます。

シフトノブから剥ぎ取った革。
3分割されており、革同士はミシンで縫われており、革の床面には線が書かれています。

シフトノブ本体の中心付近には、うっすらと横方向に走るパーティングラインがあり、床面に書いてある横線はこのパーティングラインに合わせているようです。

1枚に分離。横の長さは最長部で約50mm。

縦の長さは中心部で約48mm。
革の厚さを測った写真を撮り忘れましたが、革の厚さは約1mmくらいでした。
剥ぎ取った革を型紙として使用すれば革の張り替えができます。

手持ちのスバルBPのシフトノブと比較。
向かって左が今分解しているs401で右がBP。
下部のシルバーリングは互換性がありますが、シフトパターンについては形状が異なり互換性はありませんでした。

横から同じく左s401で右BP。
ノブ本体の大きさもわずかに異なり、BPに比べてs401の方が外径と全高が数mm小さいです。

いきなり完成、革は編み込みステアリングカバーの革を使いました。
作成途中の写真はありません。
革の伸びを考慮してなかったため革が余っていて、よく見ると不格好です。

車両に取り付け。一丁前に墨入れしてます。
レザークラフトは一見難しそうに思えますが、簡単な物であれば小学校で習う裁縫の延長です。
ハンドブレーキカバー等もオリジナリティを出したい場合はレザークラフトも候補に入れると面白いかもしれません。
ちなみに業者に依頼すればシフトノブの場合大体1万円前後しますが、品質は言わずもがな一級品です。
ここまで見てくれた方がいたなら、最後まで見て頂きありがとうございます。
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2024/11/11 01:05:03