今日は配線をしていきます。
配線にあたって、TV以外の機能をつけていこうと思います。
①HDMI入力端子の設置
fireTV Stickやパソコンが繋げますし
USB CのAltanete Modeを使えばスマホ接続もできます。
②HDMIスイッチング
切り替えのたびにケーブルを抜き差ししたくありません。
TV入力とHDMI入力をワンタッチで切り替えたいです。
②音声のBluetooth出力
私のV40にはAUX端子がありません。
TVの音声を車で流すためにはBluetoothで接続する必要があります。
以上の機能を満たすために、
HDMIスイッチャ、セパレータ、Bluetoothトランスミッタを組み込みます。
主な機器と配線図は以下のようになります。
運がいいことに、V40のBluetoothコーデックはApt-Xでした。
低遅延のコーデックです。より低遅延のApt-X LLが欲しかったのですが
Apt-Xでも、私には全く気にならないレベルの遅延でした。
第一優先は、各種電源線とフルセグアンテナ線の分離です。
近接して設置するとノイズで受信感度が落ちてしまいます。
アンテナ線は天井、各種電源線は床を通すことにします。
また、12V→5Vコンバータの高周波ノイズはよくありません。
コンバータはアルミ箔で遮蔽の後にアースすることにします。
電源線を伝うノイズは、フェライトコアで吸収します。
車のバイクの配線に比べて、スペース的に自由度が高く
こうしたいという案が色々出てきます。
どこをどう通すかが開けてみないと分からないので
通すまでに時間がかかりました。
ウェザーストリップを外してアンテナ線を通すだけかと思いましたが
さすがはボルボ。サイド全体にカーテンエアバックがあります。
トヨタ車でよくある蛇腹タイプじゃなくて、巻いてあるタイプです。
これには困りました。展開時にどう広がるのか調べてもよく分かりません。
エアバックよりも外側に配線するのはまずい気がします。
展開不良での脳損傷は困ります。
よく見るとエアバックに繋がる配線が内側にあります。
さらに内側にはアシストグリップがボディにボルト締結されています。
アシストグリップよりも内側に配線すれば安全なようです。
しかしそのためにはルーフライニング(天井)を外す必要があります。
天井全部をきれいに外してきれいに戻す自信がないので
試しに左半分だけ外してみました。
運転席側ルームライト・助手席サンバイザー
左Bピラー・左サイドのアシストグリップを外します。
いい具合に天井が傾いて、アンテナ線を通すスペースができました。
トランクのクリップは外すときに壊れました。
YouTubeに外人さんが、こうやって天井を外すんだよ!って
紹介する動画が載ってましたが、この人もオウ!って言って壊してました。
天井垂れて来ないし、気が向いたらクリップだけ買います。
ルームライトもこじったら外れました。
爪位置はこんな感じです。
写真は無いですが、下側の配線もできました。
最後にフルセグの受信状況を確認しましたが、満足いく感度です。
ちなみにチューナは2個目です。
AlPINEのTUE-T500を使用しています。コンポジット出力のため最高画質こそ低いものの
受信感度は素晴らしいです。
また、起動やチャンネル切替なども早いので満足です。
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最初につけていたのはこちらです。
写りますが受信感度は非常に弱かったです。
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バラしたのを組み付けて作業終了です。
車体側の配線はほぼ完了したので、次は機器類の防振防水加工をします。
Posted at 2021/06/20 22:35:09 | |
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