近年、電動工具や電動自転車、充電式ライトなどで
18650(径18mmx65mm長、丸型)等のリチウム電池が
数多く使われてますが、そうした製品の修理用にスポットウェルダーが
あればイイなーなんて思ってましたが・・どうしても必要になったら
導入を考えよう・・なんて気軽に思ってました。😆
とある日、Youtubeで溶接機キットなどを視聴しつつ
・・AliExpressを参照しているうちに・・時折、激安品が出ると気づきました。
・・一時的に500円台の基板も見たように思います。・・幻⤴??🤩
今回、アリエク内の100円ショップに通常2000円前後の基板キットが
750円で出ていましたので、ちょっと遊んでみようか・・と注文しました。
届いた基板は量産品感覚の真っ当な製品でしたが・・
アリエク・アルアルの仕様が異なる基板でした。
Aliに掲載されていたのは・・
https://ja.aliexpress.com/item/1005006952860536.html?spm=a2g0o.order_list.order_list_main.10.4457585a9JvlDI&gatewayAdapt=glo2jpn
・・でMosFetが8個並列でピーク出力2400Aと表記されてますが、製品画像の中では
1600Aと出ていました。・・スペックがいい加減なのもアルアルですね。☹
チップサイズから推量すると200Aのチップと思われ、多分1600A出力でしょう。。
一方、届いた基板上のチップはプリントを信じると、トップメーカの
Infenion 4N04R8で300AのMosFetが6個なので1800A仕様となります。
・・LiPoバッテリー用コネクターも付いており新しいバージョンと思います。
・・てなことでクレームは入れずに、このまま試してみようと思います。😁
この基板の動作特性に関してはロシアのユーチューバーが詳しく
https://www.youtube.com/watch?v=5p70zYPeGRY&t=632s
アップされており動画から図面が抜き出せ、大変参考になりました。
溶接電源には交換したゴルフ4の始動用バッテリーを使ってみます。
CCA値は経年劣化で半分も無いのですが、内部抵抗は約6.6mΩと
基板側要求の「2mΩ〜7mΩ」をなんとかギリ満たしています。😅
バッテリーに基板を接続し試用してみると・・0.1mmのニッケルストリップを
ちゃんと溶接出来ました。
また動作確認として、12V21Wの自動車電球を明滅させる事もできます。
しかし使ってみた感覚では、もう少しパワーが欲しい感じです。
このまま使えない事もないのですが・・それじゃ芸が無いので
少し改善策を施してみます。😁
まずは、基板を固定するための薄板をバッテリー形状に合わせ、くり抜きました。
薄板を塗装してから各パーツを組付け、配線を施します。
★バッテリーに結線したままON/OFFする為にSWと細い赤線を追加しました。
溶接時間の制御はマイナスラインで行われているで、溶接棒のプラスラインは
接触抵抗・軽減のため、基板を経由せずバッテリー端子に直付けとしています。
★各端子の圧着部にはハンダ付けを追加し強化しました。
★溶接棒の先端は丸めてみました。
以上のような対策により溶接電流がアップし作業が楽になりました。
18650電池をクランプで挟みニッケルタブを溶接してみると簡単に点きました。😆
・・ちょっと写真がピンボケですが(^_^;)・・
現状、溶接時間幅は3段階中、初段階の真ん中なので0.2mm以上の
厚みにも対応できそうに思います。
この形で・・実践投入時期まで保管しときます。🤠
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Posted at
2024/06/25 16:16:51