
タイトルの通り, 自宅で使っているHDL-AA3というNAS(ネットワーク経由でパソコンやスマホからアクセスできるHDD)がぶっ壊れました.
事の発端は6月29日に, NASのファームウェアが古いまま(おそらくは購入時のまま)だったのに気づき, それをアップデートしようとしたこと.
予めダウンロードしておいたファームウェアのファイルを指定してアップデートを進めたのですが, 途中で失敗したのかLANからアクセスできなくなり, 緑ランプ点滅状態. その状態が変わらないのでケーブルを抜いて電源オフに.
その後また電源をつけてLANからアクセスすると, IPアドレスはそのままだが共有フォルダにアクセスできず. 設定画面(admin)も入れず, どうやら設定が完全にリセットされた模様. 当然共有フォルダにあったデータにもアクセスできないが, 設定画面のNASの使用容量を見る限りデータは残っていそう.
NASに入れておいたデータの多くは別のHDDにバックアップをとってありましたが, 一部バックアップがないデータもあったのでデータの復旧(サルベージ)を目指します.
一旦NASの電源を落とし, NASを分解して内部のHDDを取り外し, Amazonで購入したSATA→USBの変換アダプタでMac miniに接続してみたものの, ファイルシステムの問題でMacでは開けず. Windowsでも同様.
ファイルシステムにはXFSが使われているらしいので
W.F.S.的なLA生活 備忘録: NASのRAIDディスク(XFSフォーマット)をPCに接続してデータをレスキュー
に書いてあるとおりにUbuntu(Linux)でアクセスしたが, マウントできない(原因不明). 当初は(変換アダプタ以外)0円で解決しようとしていたがそれは困難そうだったので, やむを得ずデータ復旧ソフト(
復旧天使STANDARD)を購入.
(HDL-AA3は1ドライブのモデルなので, 「Standard」のほうでOK)
このソフトは体験版が用意されておりHDDの分析とファイルのプレビューまでは無料で試せるみたいなので実際にダウンロードして試してみた.
3TBのHDDなので解析に8時間ほどかかったが, どうやらすべてのファイルを復元できそうだったのでそのままライセンス(7,700円)を購入. 外付けHDDも用意して無事全てのデータをサルベージできた.
NAS自体は, おそらくファームウェアのアップデートが失敗しただけなので物理的に壊れているわけではなさそうだが, その後HDDを戻してから初期化しようとしてもうまくいかず, この時点でこのNASを使い続けることは断念する(購入履歴を見ると2018年ごろから使っているので, ざっくり8年使い続けているらしい).
初期化が失敗する原因は, どうもRemoteLinkという機能が原因のようで, まずNASでこの機能をオフにする必要があるのだがそれができない(ファームウェアアップデートが失敗したことで「データは残っているが設定が消えている」のが原因か). そしてNAS自体がインターネットに接続できないというエラーも発生している(LANには接続できているし, NTPで時刻修正もできているのだが).
あれこれ試したので詳しくは覚えていないが,
1. NASの内蔵ストレージのフォーマット(初期化とは異なる. 当然データはすべて消える)
2. インターネットに接続できるようになる
3. RemoteLink機能を削除しようとするも失敗する
4. RemoteLinkのユーザー名(メールアドレス)が古いものだったのでこれを新しいものに変更
5. 再びRemoteLinkを削除しようとすると今度は成功
6. RemoteLinkを削除した状態で改めて初期化
これでNASの初期化ができた……のだが, こんどはNASが緑ランプ点滅状態でアクセス不能になる.
一旦, 強制電源オフしてから電源をオンにするがLANからアクセスできない(端末でarp -aをしても「? (192.168.11.***) at (incomplete) on en1 ifscope [ethernet]」となってしまう).
が, Windowsのエクスプローラーで探してみるとNASが見つかったので, そこでIPアドレスを調べ, MacのSafariから初期設定を進め最低限使える状態に.
この状態でIPアドレスとMACアドレス, adminのパスワードを控え, 今週中にはハードオフに売りに行く予定.
なお, 新しいNASはすでにAmazonで購入済み. 3TBx2のRAID1となっているものを選んだ.