
愛知県には豊橋市から名古屋市にかけて, 名豊道路というバイパス道路(国道23号)があるのですが, 長らく豊川為当IC〜蒲郡IC間の約9kmが未開通でした.
このため, 例えば名古屋から豊橋に向かう場合, 一旦蒲郡ICで降りて, 並行する国道1号または蒲郡・豊川の市街地を走行して豊川為当ICに向かう必要がありました.
豊川為当IC〜蒲郡IC間は用地取得に難航していたみたいですが平成25年頃から工事が始まり, ようやく今日(3月8日)の15時に開通. これにて名古屋から豊橋・浜松までバイパス道路で行き来できるようになりました.
(画像は
中部地方整備局 名四国道事務所 HPから)
ということで, 今日は豊川為当ICから蒲郡ICまでバイパス道路を走行してきました.
まずは入口の豊川為当IC. もうこの時点で混雑しています. 豊川為当ICより手前側(すでに開通済み区間)もずっと渋滞していたようです. 3台前に後期型グレイスがいますね.
名豊道路は基本片側2車線なのですが, 蒲郡バイパスは(当面の間)片側1車線なので混みます.
「速度違反取締中」の看板とともに, 移動式オービスも用意されていました. しかし固定式のオービスは見当たりませんでした. 走行中何度かパトカーともすれ違いました. 制限速度の標識はなかったので, 蒲郡バイパスは最高で60km/h出せそうです.
豊沢トンネルは少し特殊な構造になっていて, (豊川為当IC側から見ると)トンネルの手前は"トンネルではなくコンクリートで造られた箱型の建造物"になっていて, その真上に高校のグランドがあります(
参考).
トンネル内(トンネルは豊川為当IC〜蒲郡IC間に3つあります)はとても明るいのですが, 交通量が多いからかモヤがかかっていました.
トンネルを抜けると……この光景は新東名高速道路に似ていますね. 蒲郡の方までいくと海が見えてきます.
蒲郡ICが見えてきました. 全体的に, 道路の南側にもう2車線追加するであろうスペースが用意されているので, いずれは片側2車線・合計4車線になるかもしれません.
今回はここで降ります. このままバイパスを進み続ければ, 幸田・岡崎・安城……最終的には名古屋に行き着き, 更に先には三重の四日市や津に行くことができます. 国道23号の終点は伊勢神宮です.
蒲郡ICです. バイパスのインターチェンジとしては大掛かりです. ここで降りて東名高速道路の音羽蒲郡ICに向かったり, 蒲郡市内に行くこともできます.
蒲郡バイパスが完成し, ひとまず名豊道路が全線開通しましたので, これで名古屋〜豊橋〜浜松間をノンストップで行き来できるようになりました. この区間を頻繁に走行するドライバーの方にとっては負担が大きく軽減すると思いますし, 市街地を大型車等が走行する必要もなくなりそうです.
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Posted at
2025/03/08 23:16:34