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クフィルのブログ一覧

2009年01月16日 イイね!

航空史上初の快挙!

航空史上初の快挙!すでに皆さんご存知かともいますが、ニューヨーク・ハドソン川に旅客機が不時着水しましたが、奇跡的に乗員・乗客全員が無事に救出されました

飛行機が好きなので、それから派生して航空機事故にもとても関心があるのですが、このパイロット(チェスレイ・B・サレンバーガー氏)、本当にすごいです。 (該当する部門があれば)ノーベル賞をあげてもいいくらい。

まず事故の原因は鳥との衝突(バード・ストライク)で、これはパイロットには避けようも無い。 しかも、バード・ストライクが発生しても簡単にエンジンが停止しないように改良されてきているのに、今回は装備されている2基のエンジンが両方ともほぼ同時に停止するというという非常に稀な悪条件。 ここから、パイロットはものすごく微妙で難しい判断を強いられるのに、次々と「正解」を選択し続けています。

① 事情を知った管制官が、ラガーディア空港へ戻れと指示したが、パイロットは独自の判断でラガーディア空港ではなく隣州のティータボロ空港を目指します。 速度・高度に余裕の無い状況で、しかも人口密集地の上での旋回はあまりに危険です。 素晴らしい判断です。

② ティータボロ空港にも到達できないと判断し、川幅の広いハドソン川に沿って滑空しながら、どうすればよいのか考える時間を稼いでいます。 この間、パイロットは管制官からの呼びかけも無視し、最善の選択をすることに集中しています。 後に管制官は、これを「不気味な沈黙」と呼んでいます。

③ 万策尽きてハドソン川への不時着水を試みます。 「周囲は人口密集地ばかりで不時着するための場所は無いのだから他に選択肢が無かった」と言うのは簡単ですが、これはものすごく勇気のある決断なのです。 百人以上乗れるような大型機が不時着水に成功した事例は実は無いのです。 彼はそれを知っていたはずです。

ここまでは、彼の冷静でプロフェッショナルな判断力が光ります。 そして、ここからは彼の操縦テクニックが光ります。

映像を見ると、着水した機体は浮力を保った状態で波に揺れています。 これが、どれだけ凄いことか! つまり、胴体も主翼も大きな損傷を受けなかったということです。 機体は1時間以上浮いていたそうです。 例えば、胴体に裂け目でも出来ていたら、機体は急速に沈みます。 機体が長時間に渡って安定して浮いていたことが全員生存の決め手の一つでしょう。 パイロットは(シミュレータでは試みるでしょうが)実際に不時着水の訓練など出来ません。 ぶっつけ本番で、こんなに完璧な不時着水を、誰も成功したことが無いことをやってのけたのです。 もう、判断力だけでなく操縦テクニックも超人的と言うしかありません。 ちなみに、彼もアメリカ空軍出身だそうです。

また、全員が脱出した後、自分で2回機内を行き来して逃げ遅れた人がいないことを確認したとか。 最後の最後まで、まさにプロ中のプロですね。 本当に素晴らしい。
Posted at 2009/01/17 02:59:22 | コメント(8) | トラックバック(0) | 飛行機 | ニュース
2008年11月30日 イイね!

航空自衛隊岐阜基地の航空祭に行ってきました

航空自衛隊岐阜基地の航空祭に行ってきました(例によってさかのぼっての記載です)

前日のひつまぶしの昼食の後、名古屋城見学、トヨタ博物館見学を経て、予約したホテルのある岐阜駅周辺に移動。 その後、夕食として手羽先の店をはしごし、最後はゆず塩ラーメンで〆。 どれも美味しく、本来の目的とは裏腹に、まさにグルメ・ツアーと化しています(笑)。

さて、翌日は朝から本来の目的である岐阜基地の航空祭へ。 もともと飛行展示は少なく、また天気にもあまり恵まれない状況でしたが、久々の飛行展示はそれなりに楽しめました。 まぁ、雨が降らないだけ良かったというところでしょうか。 写真は航空自衛隊のアクロバット・チーム、ブルー・インパルスです。 雲高が低く、制限付きの演技ではありましたが、なかなか見ごたえがあります。

航空祭の後、夕食はどうしよう・・・という段階で、僕が「ひつまぶしをもう一度食べたい」と強く主張。 しぶしぶ同行した友人たちと2日連続で「あつた蓬莱軒」へ(笑)。 今日も美味しくいただきました。

その後、これまた2日連続で手羽先の専門店で食べ、ようやく帰路へ。 本来の目的もそっちのけで、狂ったように食べた2日間でした(^^;。

Posted at 2008/12/08 01:14:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 飛行機 | 旅行/地域
2008年10月30日 イイね!

さようなら、レッド・テイル

さようなら、レッド・テイル以前から米司法省が実施してきた反トラスト法(独占禁止法)審査が終了し、デルタ航空とノースウエスト航空の統合が完了しました。 存続会社はデルタ、世界最大の航空会社の誕生です。 同時に、伝統あるノースウエストは消滅します。

ノースウエストは、僕が初めて海外旅行した際に利用した航空会社であり、それ以降、選択可能な際には常にノースウエストを利用してきたので、消滅してしまうのはとても寂しいものがあります。

ノースウエストはサービスが悪いので有名ですが(笑)、航空マニアの間では「パイロットの腕が良い」というのでも有名です。 米軍出身のパイロットが多いので、頑丈な輸送機と同じような感覚で旅客機を扱ってしまい、着陸時にパンクしたりパーツを脱落したり(笑)ということをよくやります。 その代わり、民間機では飛行許可が出ないような悪天候でも飛び、地上からの航法支援の無い状況で不整地に着陸・・・なんて過酷なことを繰り返していましたから、民間機だけを飛ばしていたパイロットとは緊急時の危機回避能力が段違いです。 事実、死傷者を伴う重大事故を起こす確率の低さは世界でもトップクラスです。

かつてアメリカには「赤い尾翼を追え」という言葉がありました。 普通のパイロットが着陸を断念するような悪天候下でも、ノースウエスト機は目立つ赤い尾翼を見せつけながら、何事も無かったかのように安全に着陸していく・・・それが度重なり、ノースウエスト機をなぞって同じ高度、速度、進入角度でアプローチすれば安全に着陸できる・・・ということで「赤い尾翼を追え」という言葉が生まれたのです。 しまいには空港の管制官すら「赤い尾翼を追え」と指示を出す事があったそうです。

ノースウエストは機体の塗装を一新しても、その伝統に誇りを持ってか、常に垂直尾翼は赤いままでした。 しかし、存続会社はデルタということなので「赤い尾翼」は徐々に姿を消していくのでしょう・・・。 たくさん思い出のあるノースウエストが、カッコいい伝説を作った「赤い尾翼(レッド・テイル)」が消えてしまうというのは、とてもとても寂しく思います。
Posted at 2008/10/30 17:57:00 | コメント(5) | トラックバック(0) | 飛行機 | 趣味
2008年09月07日 イイね!

アメリカ空軍および航空自衛隊三沢基地 航空祭に行ってきました

アメリカ空軍および航空自衛隊三沢基地 航空祭に行ってきました八戸航空基地の航空祭で少し残念な思いをした翌7日(日)、今回の八戸遠征のメイン・イベントともいうべき三沢基地の航空祭に行ってきました。

三沢基地はアメリカ空軍と航空自衛隊が同居している航空基地で、ここの航空祭は様々な機種が見られ、また飛行展示も豊富で、飛行機ファンにはとても人気のあるイベントです。 しかし、前日よりもなお天気が悪く曇っているどころか、普通に雨が降っています。 雨だけならまだ良いのですが、雲が低くて離陸した機体はすぐ雲の中に消えてしまい、とても飛行展示を出来る状況ではありません。 もちろん、大半の飛行展示はキャンセルされました(涙)。 今年は本当に天気に恵まれない八戸遠征になってしまいました(^^;。

写真は航空自衛隊 第3航空団 第8飛行隊 所属の F-4EJ 改 支援戦闘機です。 第8飛行隊が F-4EJ 改を使用するのは今年限りで、その後は三菱 F-2 に改編されます。 この黒い F-4EJ 改は「さよなら、F-4 」の思いをこめての記念塗装です。
Posted at 2008/09/13 00:19:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | 飛行機 | 旅行/地域
2008年09月06日 イイね!

海上自衛隊八戸航空基地 航空祭に行ってきました

海上自衛隊八戸航空基地 航空祭に行ってきましたで、なんで八戸まではるばる出かけたか・・・ですが、その目的の1つが海上自衛隊八戸航空基地の航空祭です。 バラエティ豊かな様々な航空機がエプロンにずらっと並び・・・と言いたいところですが、今年はどうにも寂しい(苦笑)。

航空自衛隊やアメリカ空軍の戦闘機の展示はなく、わずかにアメリカ海軍の F/A-18D 戦闘攻撃機が2機、所在無げに展示されています。 その他に地上展示されているのは、海上自衛隊の(少々)地味な飛行機と・・・陸上自衛隊の各種ヘリコプターくらい。 航空祭の華とも言える飛行展示も例年より少なく、しかも曇天のためにキャンセル(^^;。 うーむ・・・はるばるやってきたのに・・・(^^;。

写真は八戸航空基地に隣接する、陸上自衛隊八戸駐屯地に配備されている観測ヘリコプター「川崎 OH-1 」です。 攻撃ヘリのような外観が特徴ですが、武装はわずかに自衛用の空対空ミサイルのみ。 卓越した運動性能を誇る、良い機体です。 航空祭終了時に、駐屯地に戻るために浮き上がった直後を捉えました。
Posted at 2008/09/11 01:57:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 飛行機 | 旅行/地域

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「「何シテル?」って、そんな、人前で大きな声では・・・」
何シテル?   06/05 01:30
ラテン車からゲルマン車に乗り換えました。 どんな違いがあるのか発見していくのが楽しみです。
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