
マシンの性能もさることながらドライバーの腕の差が現れやすく「ドライバーズ・サーキット」と呼ばれるスパ・フランコルシャンで30日に行われた
F1第12戦ベルギーGPの決勝が、日本でもスカパーでライブ中継されました。 前日の予選では、「最弱チーム」と呼ばれるフォース・インディアの
ジャンカルロ・フィジケラがポール・ポジションを記録するという大金星をあげました。 突然の天候変化でコンディションが激変したわけでもなく、通常の予選が行われる中で強豪を抑えての予選1位です。 文句なしの殊勲です。
そして日曜の決勝、ここ一番の勝負どころでKERSを使えるフェラーリのキミ・ライコネンに序盤に抜かれるものの、2位の座を守り抜くというよりは先頭のライコネンを攻め続ける果敢なドライビングで、40周にも渡ってわずか1秒前後の至近距離で追い回し続ける。 最終的に抜き返すことは出来なかったもののライコネンからたった0.9秒遅れでゴール。 感動の2位表彰台です。
強豪ルノーから放出され、やむなく最弱フォースインディアへ移籍して、ここまで1年半。 善戦はするも、マシンのパフォーマンス不足はいかんともしがたく入賞すら出来ないレースが続いてきましたが、チーム結成以来の初入賞がポールポジション&2位表彰台! 素晴らしい! 男だ、フィジコ!
写真は表彰式の後、記念撮影するフォースインディアのスタッフたちです。
Posted at 2009/08/31 13:01:20 | |
トラックバック(0) |
いろいろ | クルマ